個人旅行専門 KENJI Travel

国内、海外の個人旅行・2人旅について、便利で安価な旅を提供するKENJI Travel

あなたの旅をコーディネート

信州: 飯田、天竜峡、赤ソバ の旅

2013-10-07 01:06:13 | 鉄道の旅
今回は、飯田、天竜峡、赤ソバ畑を巡る旅を紹介します。

名古屋から飯田に交通機関で行くには、豊橋からJR飯田線で行くか 、高速バスで行く方法があります。
飯田線は、本数が少なく時間もかかるため、高速バスで行きます。
中央高速で約2時間で飯田駅前着です。

JR飯田駅から出発です。
飯田駅舎は名産のリンゴをイメージした赤い屋根の駅舎です。

駅から東側に街が開けており、中央通りを5分ほど歩くとリンゴ並木に到着です。

リンゴ並木には、立派なリンゴの木が並んでおり、9月下旬から半分ほどの木には、すで赤く色付いたリンゴがたわわに実っています。
りんご並木は、今年60周年記念で並木道の両側に商店が出て、市民祭りが開催されています。
リンゴ並木を南に向かうと飯田市動物園が見えてきます。

動物園の規模は、小さいですが、無料です。
ペンギンは、ガラス越しに遊泳している姿がまじかにみれます。

日本カモシカも近くで見れます。カモシカを見るのは始めてで、よく見ていると岩場を軽々と歩いています。やはり岩場の急な斜面で生活する動物だと納得しました。

動物園の前を東に向かい15分ほど歩くと飯田市美術博物館に到着です。

この美術博物館は、飯田城跡に建てられたもので規模は大きく展示物も豊富ですので是非寄ってください。入館料500円です。恐竜の原寸大の像があり、多くの美術品を展示しています。また時間が合えばプラネタリウムを別料金で見れます。

次は、柳田國男館です。
日本民俗学者 柳田國男の書屋を青春時代を過ごした飯田のため、柳田家が東京から飯田市に移築。1989年から飯田市美術博物館の施設とした展示しています。無料ですが、館内説明員の方が詳しく柳田「展示室」と、大書斎「柳田國男記念室」、「柳田國男記念伊那民俗学研究所」の活動拠点がおかれています。

1階の柳田國男記念室は、図書室のようになっており、椅子で書物を読むことができます。南側のテラスからは、伊那谷が美しく見渡せます。

柳田國男館の隣に日夏耿之介の記念館があります。
柳田國男館は、洋風2階建てですが、日夏耿之介記念館は、純和風の木像平屋です。
 日夏耿之介記念館は、飯田市名誉市民第1号に選ばれた日夏耿之介を記念して
余生を飯田で過ごした邸宅を復元したものです。日夏宛の献呈本や彼の愛した書画骨董を展示しています。

最後に飯田城跡にある黒姫神社を参拝します。

次に天空の城という温泉でリフレッシュします。
高台の風呂から市街地が見渡せます。
なかなかの絶景です。
飯田駅前から南には、松川が侵食した広大な平原がひらけており、飯田の街並み全体を見渡せ、気持ちが大きくなります。

飯田市中心部の中央公園には、噴水があり、夜はライトアップされライトの色も時間とともに変化し、とてもきれいです。

飯田の酒 喜久水 をいただいて晩飯を食べます。
喜久水は、すっきりとした味で、飯田に来ればこの酒がベストです。

飯田で1泊し、翌朝、天竜峡へ向かいます。
飯田駅から26分で天竜峡駅に到着。

天竜峡は、天竜ライン下り(2900円)が有名です。
乗船する際には、乗船時間、下船後の計画を検討しておいてください。天竜峡に戻るのか下流側へ移動するのか。
もし船の時間と合わない場合でもガッカリしないでください。

天竜峡の廻りを散策して観光する遊歩道が整備されています。

川の東側、西側に遊歩道があり、渓流の様子やリンゴ園、吊り橋などがあり、見どころは豊富です。東側の遊歩道からスタートします。
10分ほどするとリンゴ園が見えてきます。リンゴ刈りやリンゴジュースが飲めます。そこから5分ひど歩くと吊り橋に到着です。

吊り橋は、歩いている間に橋が揺れるため、少しビクリとします。この遊歩道から天竜峡が見れ、緑色の川と岩場が調和した景色を見れます。

つぎに『善光寺』の発祥となった元善光寺へ向かいます。
全国に190ヶ所ある「善光寺」発祥の寺です。
長野市の善光寺と両方を参拝するのが良いそうです。
本多善光卿が大阪・難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の起元だそうです。
寺の奥も200円で見れ、多くの仏教画や仏像、庭園が見れます。
庭の前の大広間で座って休憩もできます。

次にぶらっと飯田線 伊那田島駅で下車します。

今、信州中川村 赤ソバ花祭りが開催されています。
赤ソバ花祭りは 開催期間 9月21日(土)~10月14日(月・祝)

駅からすぐにリンゴ畑があり、5分ほどでぶどう畑、その先に赤ソバ畑があります。
リンゴも赤く実のっており、観光バスの観光ツアーも立ち寄って賑わっています。
午後4時で祭りは終了します。
赤ソバは、普通のソバより古い原種に近い品種で収穫量は、1/3しかとれないものです。

しかし、普通のソバより風味が強くおいしいそうです。
今、赤ソバは満開で、一部に実を付けた株もあります。
普通のソバは、白い花で、ひっそりと咲きますが、赤ソバの花は、すこし落ち着いた紫かかった赤色で満開は非常に美しく感動します。

草むらには、「鳴く虫の女王」である カンタン の 声 と 虫の姿 も目の前で見れます。
いい鳴き声です。

リンゴも真っ赤な売店で購入し、食べると咲きジューシーな味です。

今回、飯田観光の帰りに時間が空いたので近くに果樹園がある駅として伊那田島駅しようとして車窓から真っ赤な赤ソバの畑が見え、思いもかけず感動した旅になりました。

目的ではないが、いって見ると期待以上の観光ができるのも旅の良い点です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿