TVでも盛んに神戸製鋼のアルミ強度データを改ざんしてユーザーに納めていたことが報じられている。神戸製鋼は、以前から、データ改ざんが行われていたことは業界では周知のことだそうだが、次々と大企業で不正が行われることを聞くとがっかりする。
アルミ・銅製品の性能データ改ざんについて謝罪する神戸製鋼所の梅原尚人副社長(左)ら=8日(神戸新聞)
1999年 総会屋への利益供与が発覚。金銭提供などの商法違反で、元役員らが有罪判決を受けた。この事件では専務ら3人と、利益供与当時の会長だった亀高素吉相談役が辞任した。
2006年には、神戸、加古川両製鉄所で環境基準を超える窒素酸化物などを含むばい煙を排出しながら、測定データを改ざんしていた不正が発覚。
2009年には、加古川製鉄所、高砂製作所のほか、今回のアルミ製品不正も発覚した長府製造所(山口県下関市)で、地方議員の後援会に政治資金規正法が禁じている寄付をしていたことが明らかに。当時の犬伏泰夫社長と水越浩士(こうし)会長の辞任した。
なぜ、大企業の不正行為が続出するのだろう。今までは記載ものにふたをしていたのが、社員全員を含め、社会全体で不正を許さない雰囲気が出てきたために不正行為が暴かれるようになったのなら、しばらくこういう大企業の不正行為が表ざたになるだろうが、結局、それが無くなってゆくことになるので、今後、良くなるという兆候であればよいと思う。
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