先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

地球の中心に、鉄の球?

2023年02月24日 22時38分03秒 | 日記

産業技術総合研究所ホームページに、地球の内部構造が以下の様に書かれている。それによると、内核は鉄・ニッケルを中心とする金属の固体で、できていると考えられているという。

  • 地殻:相対的に軽い岩石でできています。地球全体から見れば、薄皮のように表面を覆っています。
  • マントル:マントルは相対的に重い岩石でできています。その中でも、下部マントルは岩石がより緻密な構造をしていると考えられています。
  • D"層:マントルと核の境界付近で、下部マントルの物質が更に緻密に変化していると考えられています。
  • 外核:鉄・ニッケルを中心とする金属の液体でできていると考えられています。
  • 内核:鉄・ニッケルを中心とする金属の固体で、できていると考えられています。

 

 

それが、球の中心部にある内核に、さらに「最深部の内核」と言うべき層が存在する可能性があるとの研究結果が発表されたとCNNが伝えていた。その根拠は、地震波の伝搬の状況から分かったというが、宇宙でも、95%の正体不明の暗黒物質・エネルギーがあるといわれているのは、遠くの銀河からの光が、屈折していることから、推論されている。波の伝搬でいろいろなことが分かると知らされた。

 

(CNN) 地球の中心部にある内核に、隠れた「最深部の内核」と言うべき層が存在する――。オーストラリア国立大学の研究者が科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された論文でそんな研究結果を発表した。

地球は表面から順に地殻、マントル、溶融する外核、固体の内核の4層から成ると考えられている。今回の発見は5層目の存在を示唆するもので、地球やその形成に関する長年の謎をひもとく新たな手掛かりとなる可能性がある。

地球の核に未確認の新たな層が存在する可能性は20年近く前から科学者が指摘していた。論文によれば、地球中心部を通過する地震波を測定した新たなデータから、最深部にある核を見つけることができたという。

地震波は地震や火山などから発生し、地殻や地球の内部を伝わる。今回の研究では、巨大地震から発生した地震波が地球の一方の側と反対側を跳弾のように最大5回行き来する様子が初めて捉えられた。論文の共著者でオーストラリア国立大学地球科学研究所の地震学者、タンサン・ファム氏は電子メールでそう説明する。

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EVは加速性能がよく。重く、事故が多い?

2023年02月19日 13時51分13秒 | 日記

 

"SUVのEVは、さらに危険な車になり得る"なる記事があった。アメリカでの話で、アメリカのSUVは、ピックアップなどの車高が高く運転しずらく、それがEV 車になると、加速度が大きく、スピードもdさせ、大容量の電池を搭載して、車体重量が4トンにもなるとか。それに加えて、アメリカは、道路幅が広く、スピードを出す人が多く、事故が増えているとのpこと。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2023/01/post-100507.php

以下その要約

**************************************************

2022年1~3月期の交通事故死が前年同期比7%増の9560人と、四半期ベースで2002年以来の最悪の水準になっており、それに加えて、SUVのEV移行で、大型化と高加速性、高速化、大重量化で、

自動車産業がやり方を変えなければ、EVへの移行はアメリカの交通事故死を一段と増加させるかもしれない。

現在の状況は世界的に見ても異常だ。ほぼ全ての先進国では、ここ10年間で交通事故死が減っているのに、アメリカでは30%超も増えている。アメリカ人が交通事故で死亡する確率は、フランス人やカナダ人の2倍以上にもなる。

理由① アメリカ人は総じて車を運転する機会が多く、より安全な公共交通機関を利用する機会は比較的少ない。

理由② アメリカの道路には、安全につながる道路監視カメラが少ない一方、信号が少ない(従ってスピードを出しやすく交通事故が起きやすい)幹線道路を都市部に増やしている。

理由③ そしてもう1つ、重大な要因がある。車高が高く、車両重量が重いピックアップトラックやSUV(スポーツユーティリティー車)を好むアメリカ人の性質だ。

さらには、大型車はその重量ゆえに、衝突事故を起こすと相手により大きな衝撃を与える。また、その車高ゆえに、目の前の視界を悪くするし、歩行者にぶつかったときには脚でなく胴体を直撃してしまう。過去20年間のSUV普及により、歩行者の死亡事故は1000件以上増えたとする研究もある。

電動化したSUVは、さらに危険になり得る。車が大きくなるほど、巨大なバッテリーが必要になり、一段と重量が増すからだ。

シビック1台分より重い電池

例えば、フォード・モーターの人気EVピックアップトラック「F-150ライトニング」は約3トンと、ガソリン車モデルより30%近く重い。ゼネラル・モーターズ(GM)の「ハマーEV」は、さらに巨大で4トンを超える。

バッテリーだけでもホンダのシビック1台よりも重い計算だ。これは歩行者や自転車、そして小型車にとって大きな凶器になりかねない。

EVの安全上のリスクは、その重さだけではない。重いバッテリーを積んでいても、電動パワートレーン(駆動装置)により異常にスピーディーに加速できるのだ。

日本には当てはまらないかと思ったが、電池重量、意外に重く、中型車の電池重量は、下記のように200Kgもある。電池容量は、100KWh。小型EV車でも、電池容量は50Kwhあるから、ガソリン車に比べると、重いし、加速性があって、スピードが出やすいから、EV車運転はガソリン車よりも慎重な運転が望まれるのも確かであろう。
 

同じくらいの大きさのガソリン車トヨタクラウンとEV車テスラSクラスと比較すると、確かにEV車の方が200Kgは重い。

 

    車両重量 ~1890KG(全長4900mm、全幅1800、全高1455mm)

 

    車両重量 ~2100KG(全長470mm、全幅1954、全高1445mm)

 

 

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水を毎日どのくらい飲めばいい?(NewsWeekより)

2023年02月19日 07時05分31秒 | 日記

毎日、とる水分は成人男性で3リットル、女性で2リットルとか言われているのは聞いたことがあるが、ニューズウィークが突っ込んだ議論を、アメリカ国立心肺血液研究所(NHLBI)の研究成果を要約して行っていた。血清ナトリウムが、循環機能を左右し、その濃度が高い(水分摂取が少ない)と障害が発生しやすいと。

 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/02/post-100852.php

 

<アメリカ国立心肺血液研究所(NHLBI)は、適切な水分補給が老化を遅らせ、病気のない生活を長続きさせる可能性があることを示す研究結果を発表した......>

適切に水分補給している人はそうでない人よりも健康で、慢性疾患を発症しづらく、長生きだとみられることがわかった。以下、その要約。

***************************************

血清ナトリウム濃度は体内の水分量を示す指標として用いられている。その正常値は135~146mmol/lとされ、水分量が下がると血清ナトリウム濃度は上がる。

「適切な水分補給が老化を遅らせる可能性がある」

アメリカ国立心肺血液研究所(NHLBI)の研究チームは、まず、血清ナトリウム濃度と心不全リスクとの関係にフォーカスし、45~66歳の1万1814人を対象に25年にわたって追跡調査を行った。2022年3月に発表した研究論文では、血清ナトリウム濃度が142mmol/lを超えると心不全や左室肥大の危険因子となることが示されている。

研究チームはさらに、同じく25年にわたる追跡調査で収集した45~66歳の1万1255人を対象に、血清ナトリウム濃度と老化や慢性疾患などとの関係をより幅広く調べ、その研究成果を2023年1月2日付の医学雑誌「イーバイオメディシン」で発表した。

これによると、血清ナトリウム濃度が正常域内の高値にある人は生物学的老化の進行の徴候がみられた。代謝、心臓血管の健康状態、肺機能、炎症にまつわる15種類の健康マーカーで評価したところ、血清ナトリウム濃度が142mmol/lを超える人は137~142mmol/lの人に比べ、生物学的年齢が暦年齢よりも高い確率が10~15%増加し、144mmol/lを超える人はこの確率が50%増加していた。また、血清ナトリウム濃度が144.5~145mmol/lの水準になると、137~142mmol/lに比べて早期死亡リスクが21%増加する。

血清ナトリウム濃度が正常域内の高値にある人は慢性疾患を発症しやすいことも示されている。血清ナトリウム濃度が142mmol/lを超える人は心不全、脳卒中、心房細動、末梢動脈疾患(PAD)などの慢性疾患や慢性肺疾患、糖尿病、認知症の発症リスクが最大で64%増加した一方、138~140mmol/lの人は慢性疾患の発症リスクが最も低かった。

女性で1.5~2.2リットル、男性で2~3リットルを推奨

これらの研究結果は因果関係を裏付けるものではないものの、研究論文の筆頭著者でアメリカ国立心肺血液研究所のナタリア・ドミトリエワ博士は「適切な水分補給が老化を遅らせ、病気のない生活を長続きさせる可能性があることを示すものだ」と考察するとともに、「血清ナトリウム濃度が142mmol/l以上の人は水分摂取量を評価することが有益だ」と説く。

全米医学アカデミー(NAM)では、1日の水分摂取量の目安として、女性で1.5~2.2リットル、男性で2~3リットルを推奨している。

 
 
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ウクライナの防戦は、最新技術の成果!?

2023年02月18日 17時28分47秒 | 日記

日経が、以下のロシアのウクライナ侵攻マップを掲載紙ていた。

2022年2月24日侵攻直後

22年7月

23年2月

2021年のウクライナとロシアの人口とGDPは以下の様になっていた。

ウクライナ  43,734,000人、 199,719(百万ドル、世界54位)

ロシア    142,021,981人,    1,778,530  (百万ドル、世界11位)

一方、ロシアは、経済力では世界11位でしかないが核兵器では世界一、総合兵力では、姉李下に次いで世界2位。一方のウクライナは経済力では、ロシアの10分の一、軍事力でも、CNNの調査によると以下の様にロシアの10分の一。

軍事力から見れば、ロシアは、小国ウクライナの全土侵攻はすぐにも完了したと思われているのに、そうはなっていない。2023年2月の行われるとされるロシアの大構成は、現在進行している20%の領域を守るのが精いっぱいと思われる。

そこまでウクライナが頑張っているのは、

1.プーチン政策g支持されていない。ロシア国内の調査では70%の支持があるというが、強権で、抑え込んでいることは明確であろう。そもそもが勝手のソ連邦の衛星国は、ぷーちーんを嫌って、独立したし、しかもm同じく衛星国であった、多くのイスラム国家も、ロシアから離れている。こんな状況で、」ロシアの兵士は、ウクライナ侵攻の大義名分がないから、式が上がらない。。

2.一方、勝手のソ連邦衛生国であった、バルト3国やウクライナ、モルドバなどは、かなりの工業国で、IT 先進国家でもある。NATO諸国の支援は、ロシア経済封鎖が主で、軍事面では、核弾頭打ち込みを恐れて、恐る恐るでしかない。にもかかわらず、頑張り得ているのは、最先端技術の活用であろう。

*民生用ドローンの活用

*スマホの活用。ロシア軍が使うスマホから、位置や勢力判定

*通信技術でロシア軍の通信傍受。

*¥欧米の衛星情報の活用

などなど。

 

どう見ても、ウクライナ国民に問題があるわけなく、ロシアの小国に対するジェノサイドで、武衛t力で有無を言わさす、屈服させ様としか思えない。ところが、TV放映の日経新聞だったかの日本人のウクライナ侵攻に対する意見によると、侵攻反対30%、なんとも言えない30%、侵攻支持30%という。なぜ、侵攻支持が30%もあるのだろうか?NATO反対?ロシアひいき?イデオロギーには関係なく、ウクライナ市民が、ロシアの黒海艦隊からのミサイルや、べらるー^シンポロシア軍基地からのミサイルで、くるしんでいるのに、なぜ、侵攻支持ができるのか不思議で仕方ない。

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