先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

新車より中古車のビジネス規模が大きくなり、日本の自動車産業に変化が出るのでは?

2022年04月03日 10時47分38秒 | 日記

中古車情報のユーストカードットコム(神奈川県藤沢市)によると、事業者間の平均落札価格は3月第2週に78万5千円と、2月最終週に比べ5%低下した。ロシアで人気の高い日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」やSUBARU(スバル)の多目的スポーツ車(SUV)「フォレスター」の下落が目立つ。2割近く下がった車種もある。

 

 

中古車輸出大手の山銀通商(東京・品川)は侵攻前に月200~300台あったロシアからの注文が3月上旬は9割減った。中古車輸出大手のビィ・フォアード(東京・港)も2月に約380台あった注文が3月上旬は十数台に落ち込んだ。

 

日本の新車販売台数は中古車より少ない年450万台で、中古車市場の影響を受けやすい。現在は新車価格も高止まりし値引き販売なども抑えられているが、中古の価格低下が続けば、新車価格も下落する可能性がある。

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車電池でも、造船でも日本勢、出る幕なし!!

2022年04月03日 10時32分47秒 | 日記
 
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藻からオイルを取るのが効率的!?

2022年04月03日 09時41分22秒 | 日記

 

ニューズウィークに、筑波大学の渡辺さんという研究フェローが、『「日本を産油国に」と宣言して顰蹙かった藻類バイオマスエネルギー 今、再び注目される3つの理由』という解説記事を書かれているが、なるほど、藻類からオイルを取る方法が、汚染もなく、効率的か分かった。

ミドリムシに着目して、航空機燃料を作っている日本の会社もあるから、藻からオイルが取れるとは聞いているが、この解説では、昔から藻類が石油資源であったことはわかっていて、第1次石油ショックのときに、不安定な化石燃料に頼るばかりでなく、バイオ燃料を、ということで、アメリカのエネルギー省が「藻類からバイオ燃料を」というプロジェクトを立ち上げたのが始まりでした。石油産出大国のアメリカが最初に発送していたのは驚き。

上図で、藻類②は増殖がよくオイル生産が高い種、藻類①はその土地土地に住んでいる、いわゆる雑藻類、土着の雑藻類

下段の数値は、藻類のオイル生産効率と、世界の年間需要を各植物で賄うとしたときの必要な面積で、藻類は、現在の世界の植物耕作地の数%で済むというからすごい。しかも、新たに藻栽培の設備はいらず、下水処理上の水を使えるというからすごい。

さらに、日本全国に点在する下水処理場の3分の1で藻類が育てられ、原油生産を始めたとすれば、現在の日本の年間の原油輸入量1億3600万トンと同じ量の原油を藻によって生むことができるということがわかったのです。

 

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