青山航士さんのブログでついに『ALL SHOOK UP』の歌稽古が始まったという記事が とうとうそんな季節になりました。
『ALL SHOOK UP』、ブロードウェイではキャパシティ1740の名門パレス・シアターで上演されました。その際のニューヨークタイムズのレビューを読んでみると、もう少し小さい劇場で、かきわりの背景なんかを使って若い役者で見たら(いい意味で)もっと違ったものになったのではないか、なんて書かれていますね。彼に言わせるとパレス・シアターはちょっとこの作品にそぐわなかったようです。
また、プレスリー=チャドとすると20才(1955年)、という設定になりますが、BW版チャドはどっちかというとラスベガス時代のプレスリーにイメージが近いような・・・これはアンサンブルにもいえることで、皆さん恰幅よくて、貫禄もありますね~。あれだけのコーラスを歌い上げるためと思えば納得なのですが、「若さがあふれるような」という感じではなかったようです。
日本で翻訳ミュージカルをやる、というと本場に比べてなにかと欠点を上げられがちですが、こんな記事を読むと、アジア人の若さや、渋谷の雑踏の向こうに見えてくる青山劇場という場所が、今回はいいように作用する気がします。NYタイムズの記者氏は、当時のティーンエイジャーの親達が心配したようなプレスリーのセックス・アピールが感じられないのも不満なようですが、これはもう坂本昌行さんのファンの方に盛り上げて、どこまでも乗せていただきたいですね
全体的に辛口な批評のなかでも「巧妙」と評されている音楽は、ステファン・オルムスがゴスペルをベースにアレンジしなおしたといいますが、いかにも難しそうですね。難しい曲を小奇麗にではなくパワフルにカッコよく決める、って大変そうだけど、渋谷の街が踊りだすような舞台になるといいな~~。
『ALL SHOOK UP』、ブロードウェイではキャパシティ1740の名門パレス・シアターで上演されました。その際のニューヨークタイムズのレビューを読んでみると、もう少し小さい劇場で、かきわりの背景なんかを使って若い役者で見たら(いい意味で)もっと違ったものになったのではないか、なんて書かれていますね。彼に言わせるとパレス・シアターはちょっとこの作品にそぐわなかったようです。
また、プレスリー=チャドとすると20才(1955年)、という設定になりますが、BW版チャドはどっちかというとラスベガス時代のプレスリーにイメージが近いような・・・これはアンサンブルにもいえることで、皆さん恰幅よくて、貫禄もありますね~。あれだけのコーラスを歌い上げるためと思えば納得なのですが、「若さがあふれるような」という感じではなかったようです。
日本で翻訳ミュージカルをやる、というと本場に比べてなにかと欠点を上げられがちですが、こんな記事を読むと、アジア人の若さや、渋谷の雑踏の向こうに見えてくる青山劇場という場所が、今回はいいように作用する気がします。NYタイムズの記者氏は、当時のティーンエイジャーの親達が心配したようなプレスリーのセックス・アピールが感じられないのも不満なようですが、これはもう坂本昌行さんのファンの方に盛り上げて、どこまでも乗せていただきたいですね
全体的に辛口な批評のなかでも「巧妙」と評されている音楽は、ステファン・オルムスがゴスペルをベースにアレンジしなおしたといいますが、いかにも難しそうですね。難しい曲を小奇麗にではなくパワフルにカッコよく決める、って大変そうだけど、渋谷の街が踊りだすような舞台になるといいな~~。