PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

ロングロングケーキが現実にあらわれた…

2023-09-12 16:00:13 | 心象風景

私が、大島弓子さんの著作品で一番、ずーっと好きだった(初めて読んだ18歳からずっと一番の作品)、ロングロングケーキ🍰🍰🍰🍰🍰🍰🍰(今までにもたくさん書いているはず。ロングロングケーキ🍰🍰🍰🍰🍰🍰🍰)

 

そのことを思い出す。

 

宇宙人の宇さんとの魂の抱擁のことも思い出す。(宇さんは宇宙人であり、男でも女でもない。)

 

物語も深まり、いろんな騒動を起こしてしまった後、自分の力を恐れ、無機物に変身してしまった宇さんに、それでも主人公は共に生きることを提案する。

 

概念の宇さんが、主人公に抱きつくところが、脳裏に焼きついてる。

 

天才と狂人“紙一重”の作家として、主人公は、いろいろなものに姿を変える宇さんと共に生きていく。(その存在が主人公の単なる妄想なのか、信じるかどうかは人それぞれの解釈による。)

 

 

 


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血とし、肉とし、骨とし…

2018-04-02 00:18:01 | 心象風景
昨日、イースター(復活祭)、それまでどうしても選べなかった、(去年10月にお兄ちゃんから届いてたのだけど。。。 締め切りギリギリ…)ふみお姉さんの御香典返しのカタログギフトの中から、先週末選んで注文したお鍋とお肉が届きました。

血となり肉となり骨となり…(血とし、肉とし、骨とし…❤️🥩☠️)共に生きるイメージ…

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PIZZICATO FIVE 東京は夜の7時[Readymade MFSB Mix]

2017-02-09 11:47:58 | 音楽

PIZZICATO FIVE 東京は夜の7時[Readymade MFSB Mix]

 

はじめて聴いたのは20代半ば頃?(☜出逢いがいつか忘れるぐらい、自分自身に密接している、自分自身と融け合っている… 血となり、肉となり、骨となった楽曲🎵)だったけど、心の奥底にあるものってもう、永遠に消えないよねー💫共に生きる!!!

 


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My Bloody Valentine - Moon Song

2015-09-24 22:41:02 | 心象風景

My Bloody Valentine - Moon Song

 

今日は、人生最後の生理の1日目。(スタート)

 

来月、10月19日に、私、ルルは、手術をして、生まれた時から共に在った自分の子宮とさよならします...(まだ実感がないのだけど...)

 

子宮を失ったら、何になるんだろう。 体の一部を失ったら、何になるんだろう。

 

と朝方妄想(夢想)して、自分ちの欲望ルーム(トイレ)の右側の壁をふと見たらアマールカの映画のチラシが貼ってあって、

 

体の一部を失ったら、きっと妖精になるんだ・・・という考えに行き着く。。。ファンタジー。。。 そして、ファンタジーは身を救う...)

 

その記憶の残像と共に生きるのもまたよし。

 


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Blur - There's No Other Way/シンパシーの樹海のピクニック...

2015-07-03 03:06:13 | 音楽


 

一生脳裏にあの頃の幻影を貼り付けたまま生きるんだろうなぁ... 洗い直し洗い直し... 温め直し温め直し

 

もう、諦めてます。。。(連れて共に生きるわけです.....

 

幻影と共に、楽しき樹海のピクニック.....

 

レジャー(紙ジャケット仕様)
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ワーナーミュージック・ジャパン

 


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Infectious Grooves - Therapy

2015-05-24 02:26:10 | 音楽


ロールシャッハ〜〜 

 

心の奥底にあるものって、もうどうしょうもないよね。。。 一生つきまとう。 諦める。 共に生きるーー

 

インフェクシャスグルーヴス、Bass、Robert Trujillo、とくにかっこええです。 ジャコパスの影響が色濃くある模様...(Wikipedia読んでみても、なんかとってもいいやつ。 愛だ...。)

 


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Television - Marquee Moon

2015-03-28 21:59:21 | 音楽


 

今日はハーフムーンで、とても美しかったです...

 

ハーフムーン好き...

 

想い半分こみたいな感じで...

 

一生、幻影と共に生きるんだろうなぁ... 私も私なりに、やっていきます...

 


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松本 マリークワントの前/表情皺と共に生きる・・・

2014-06-09 16:44:12 | おしゃれ&美容

最近、笑うと、目尻に割合はっきりとしわが刻まれるようになったのだけど(母も指摘してた... 家族だから言える“まんま”な評価^^; 悩むと眉間にも寄ってる気配。。。 写真には残してない表情だけど...)、オードリーの本を読んでて(見てて)、しわを修正せず、そのままの姿が映っていたのだけど(60年代当時オードリーは30代~40代だった...)、刻まれたしわすら美しい(目の前の美しきリアリティに心を打たれる... 内面から醸し出される清廉で潔いエネルギー... そして時折少女のよう)と感じることができたので、私も自身のしわをも愛せるようになりたい、と思った。表情皺は宝だと言えるようになりたい。。。←つまりまだ自分については葛藤中

 

 写真は、松本パルコのマリークワントの前で・・・

 


美しく生きる(たい)
心構え・・・2006年...8年前もシワについて語ってた。。。

 

美しく生きる―中原淳一その美学と仕事 (別冊太陽)
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平凡社

1999年に買った愛読書

 

オードリー・ヘプバーン写真集 (ニュー・フリックス コレクション)
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ビクター音楽産業

たしか、1996年頃、(ずっと家に居た頃。。)に母が買ってきてくれました 宝物です まだ実家の本棚に...

 

すてきなおばあさんのスタイルブック
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WAVE出版

去年とても欲しかった(けど買い控えた。。。)

 

おちゃめな老後
田村セツコ
WAVE出版

同じく田村セツコさんのこんな本もありました ほしい~~~

 


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男と男の友情/ 俺たちフィギュアスケーター Blades Of Glory & スケアクロウ Scarecrow

2013-07-18 21:57:15 | 映画

Blades Of Glory - Don't Wanna Miss A Thing

 

俺たちフィギュアスケーター、基本は、男と男の友情もの

 

最初はいがみ合ってた正反対の気質&個性の2人が、紆余曲折経ながら絆を築き大舞台への一歩を踏む...

 

俺たちフィギュアスケーター スペシャル・エディション [DVD]
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角川エンタテインメント

 

女同士の友情ものも激烈に好きなわたしだけど、実は同じく男同士の友情ものが激しく好き。。。。 

 

スケアクロウのアル・パチーノとジーン・ハックマンなんて、、想い出しただけで打震えてしまう。。。(あの70年代の独特の空気も含め...)

 

あの噴水のシーン...  

 

その後の、 共に生きる覚悟...  相手の人生を、自分の人生をかけて引き受ける覚悟...(それは男女関係ない 人間同士の繋がり...)

 

Scarecrow(1973) Pacino, Hackman in fountain scene

 

そして、ご多分に漏れず、この映画のアル・パチーノが途轍もなく好き。。。(泣)

 

スケアクロウ [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ

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地球と、共に生きる

2012-04-12 15:49:18 | 心象風景

 

昨日、インドネシアの、(シティちゃんの故郷の...)スマトラ島の沖合を震源とする、地震があったようですが、津波の警戒警報が解除されたようなので、ひとまずホッとしました.....

 

 

(この前読んだ、海洋科学の本に書いてあったのですが、)プレートの下に別のプレートが潜りこむ時のプレート上の“こぶ”が大きな地震を引き起こす原因になるそうなので、(ヘンな話ですが。。)どうか、プレートが、静かに、なだらかに、穏やかに流れますように、とたびたび祈ってます。。。(日本のプレートも.....)

 

地球も生きているのだ、と感じます。

 

どうか、私たち人間も、(動物も、植物も、)平和に、共に生きることができますように.....

 

 


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クラフトワーク、ファウスト、Tristan und Isolde (亡きシバッチのために...)

2008-07-22 17:01:13 | Weblog
大切なお友達が亡くなりました

昨日、お通夜に行ってきました

クラフトワークが斎場内にかかる中(ジャーマンミュージックフリークであった、彼のための演出。ずっと彼のそばでいっしょに生きてきた、彼女の千明ちゃんがそう斎場に頼んだそうです。ずーーっと一緒にいると、愛するひとが何を求めているのか、手にとるように解るようになるんだね..)、彼と最後のお別れをしてきました。

今日は、告別式(お別れ会)。

彼とわたしの共通点は、カート・コバーンが亡くなった時の、反応
彼と会う前に、ダンナさんにそのことを聞いていたから、会う前からお話するのが、すごく楽しみだった。

私が、しっぽふって、わんわんって、前のめりになりながら、かなりしつこめに音楽のはなしをし始めたから、相手がドン引きになってしまったくらい。。(「あの人スノッブなの!?」って、後でダンナさんに言ってたみたい。。笑 シバッチゴメンネ..汗)
その後すごく仲良くなりました。ダンナさんとみんなと、2004年から2005年にかけて、いっぱい遊んだ。(ヒキコモラーの私にとっては、ありえないくらい。)彼がDJをしたイベントでは、以前わたしが(しっぽふりながら)渡した、2001年宇宙の旅のサントラに呼応してくれたのか、電子音楽のアーティストによる2001年~のカヴァーをかけてくれました。


まだ信じられない、信じたくない。
亡がらは見たんだけど...
それでも認めたくない。

私の死生観は今だこんな感じ

そしてこんな感じ...

そして、このコメント欄にも..

(“共に生きる”ということ)


彼は、音楽友達から「九月にファウストが来るんだよ!」
とのはなしを聞いて、(ファウスト=71年に結成された実験性の高いジャーマンロックバンド..wikipediaより)

「ファウストのライブを見るまでは死ねないなー。」
って話してたそう.....(号泣しました....)


昨日、彼へのお手紙で、彼が好きだった文化、音楽を、いっぱい見聞きしていくこと。
彼が大好きだった彼女の千明ちゃんに、せいいっぱい優しくするからね。
ということを、彼と約束しました。


私が唯一知っていた(たぶん..)Faustの曲、"I've got my car and my tv"



そして、今日仕事から帰ってきて、シャワーを浴びながら、シバッチに捧げる曲を考えてたんだけど、

ドイツ出身の指揮者、フルトヴェングラーの指揮によるこの曲も思い出しました。
つたない贈り物かもしれないけど、
天国のあなたと、そして、千明ちゃんに捧げます。


Wagner - Tristan und Isolde - Liebestod (Furtwängler)




ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第2・3幕
ルードヴィヒ・ズートハウス,シュターツカペレ・ベルリン,エルナ・シュルター,ゴットロブ・フリック,ヤロ・プロハスカ,マルガレーテ・クローゼ
MEMORIES REVERENCE

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P.S.まだ混乱が続いているのもありますが、相変わらず、上手に伝えられなくてごめんなさい

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妹の恋人

2007-04-03 21:31:45 | 映画
ギタバさまもコメントをありがとうございます・・m(__)m

またお返事を延び延びにしてしまう悪循環に・・・(ゴメンナサイ。。)

今、書いたことを、消したり(また書いたり)してる状態ですが・・・

こんなに落ち着かない間に、思い出した映画(と曲)がありました。

たぶん、ハリウッド映画の中でルル的に10本指のうちに入るフェアリー・テイル。

この映画でのジョニー・デップの姿を見て、彼が信頼のおける俳優である・・ということを確信したのだと思う。
そして、(思ったとおり)その後の、彼の演技には一度たりとも裏切られていない。

妹の恋人<特別編>

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↑その後、押しも押されぬ世界的大スターになるジョニー・デップの1993年度出演作品。


ジョニーが演じるのは、チャーリー・チャップリンやバスター・キートンを敬愛するあまりに日常をエンターテイメント化して過ごしている男の子。
常人ならぬ才能を持っているのに、読み書きができないことや、そのアウトサイダーっぷりから、なかなか周囲の人々は彼を理解してくれない。
彼の“愛のこもった芸”は、両親を悲しい形で亡くした後、心を病んでしまった(ブラコン気味の)芸術家肌の女の子の心を少しずつ開かせることができた。(劇中でも彼のひたむきな芸は“疑り深い女の子”の信頼を勝ち取る?のに成功している・笑)

ちっちゃめのフランスパンにフォークを突き刺して、靴に見立てて器用に踊らせるシーンなんか忘れられないくらい素敵。(ジョニーの芸がめちゃくちゃこなれてる!)
アイロンで作る(!)ホットサンド。
初めてのキスの時には、風船で音楽を奏でて、彼女を笑わせる。

彼女が再度カゴの鳥になってしまっても、危険を冒して迎えにいくのだ。
びっくりしちゃうやり方で。

ヒロイン役のメアリー・スチュアート・マスターソンもとても良くて、彼女はルル的青春映画女優の5本指の中に入る感じかしら・・(笑)
彼女は「恋しくて」ではショートヘアでボーイッシュな魅力の“親友に恋する”女の子役を演じていた。
ドラムの名手である彼女の名前は“ワッツ”。(チャーリー・ワッツからいただいたのでしょう。ちなみに恋する相手の名前は“キース”でギタリスト。)彼女は親友の恋を叶えるために(自分の想いを封じ込めて)奔走する。
「フライド・グリーン・トマト」では、死んでしまった最愛の兄の恋人と恋愛的友情と言えるくらい、強い連帯感を持ち、共に生きる変わり者の女性を演じた。
この頃彼女が演じた役が、どれもこれもほんと魅力的で大好きだったから、(そういう意味でも)この映画で“世界一信頼できる俳優”となったジョニー・デップとの共演作「妹の恋人」は私にとって本当に特別な作品です。

I'M GONNA BE(500 MILES)ーTHE PROCLAIMERS
↑この映画にぴったりの主題歌双子のさわやか系眼鏡男子がコステロ×2みたいに見えて?(違うか...ではウディ・アレン×2かな??笑)いい感じ。映画のシーンも盛り込んであるので、ジョニーの名人芸を少し見ることが出来ます♪♪

P.S.この文章はとくに隠喩を含んだりはしてません。。ほんとに~~強いて言えば妄想&逃避の一つです・・・。
コメント (3)
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妻は森羅万象と話をしていた。

2006-03-13 16:39:35 | 

あいかわらずコメントのお返しが出来なくてごめんなさい。
ぐずぐずのろのろで、気持ちが座礁してしまってる間はどうしてもお返事ができないのです。
でも、Yoracha!さま、evergreenさま、私がこの先、生き続けるとしたら、お二方のような女性になっていたいです。感性豊かで、世界、文化、人間に対して、少女のようなときめきを持っているお二方・・・。憧れです。

今日は、私が影響を受けた少女漫画のお話をしようと思います。

私が一番好きな少女漫画家は大島弓子さんという方です。

彼女のことは、18歳の時、とあるバンドの打ち上げで出会った23歳のシャイな素敵なお姉様から教わりました。その時の私は、少年誌に連載していた、江口寿史氏の「ストップ!ひばりくん」のひばりくん(美形なオカマキャラ)になりたいと憧れる、少女趣味を否定し、中性願望のある、絶対スカートははかない(いわゆるホットパンツかベルボトム姿で60年代サイケ少女orパンク少女を気取ってました。)今みたいに気も弱くない勢いのある男気溢れる少女でした。

最初に思っていた大島弓子さんのイメージは、“チビ猫”という名の、擬人化された子猫が主人公の作品「綿の国星」のほわほわのメルヘンの少女趣味な世界でした。

確かに、大島弓子さんの初期作品(1968年「ポーラの涙」でデビュー)は、そうした一面も持っているのですが、80年代に入ってからの彼女の作品は、昔から時々顔を見せていた彼女のブラックでビターでシニカルなセンスが色濃く頭角を現してきました。昔からの少女漫画の定型だった、過剰な装飾、とにかくありえないくらいの登場人物の瞳の大きさ、そういったものがなくなり、登場人物も、背景も、何もかも、無味乾燥に思えるくらいシンプルです。それだからこそ後期の彼女の描いていた、人間の心の残酷さ、美しさが読むものの心にぐさりとめりこんでくるのです。

私が今回取り上げたいのは、大島弓子さんの1985年の作品「ダリアの帯」です。
この作品は、ある本で作家の吉本ばななさんが、敬愛していて、自作への影響も与えた存在であるという、大島弓子さんの作品の中でも特に一番好きな作品であると語ってました。

(私事をお話ししますと、1987年に「キッチン」でデビューした吉本ばななさんは、私にとって同時代、リアルタイムの作家だったと言えるのですが、元々、国内だと夏目漱石、芥川龍之介を始めとする、明治、大正、昭和初期の文豪。近代だとかろうじて安部公房氏が好きだった私は、つまり、現代とシンクロした気分になることをあえて拒否していたので、まったく読んでいませんでした。少し世の中への態度が軟化した時に、一作品程度読んだくらいです。その時期に夢中になって読んだのは、「スバラ式世界」「優しくって少しばか」「我輩は苦手である」などの作品を書いた原田宗典さんです^_^;原田さーん!!!早く元気になってくださーい!!!T_T優れたものなんか書かなくていいので、私は原田さんがご家族と幸せで心健やかに暮らしている情報が聞きたいのです・・・!!!話は戻って、吉本ばななさんの良さは私は解らない〈知らない〉のですが、世界的にも、多世代に渡って支持されている吉本ばななさんも「ダリアの帯」は好きな作品だというのがとても感慨深かったのです。大島弓子さんもいろいろな人〈世代〉に知られるようになってほしい・・・。)

また話が脱線してしまいましたが、「ダリアの帯」は、(ベタないい方をしてしまいますが)夫と妻の究極的な愛の物語です。子供を自分の不注意で流産し、狂気にとらわれてしまった妻の姿に直面した時に、夫は何を考えるか、どういう試みをするか。奇行を繰り返す妻と、それでも会社に通い日常生活を送らなければならない現実。

この物語を読んで、今思い返して、私は、愛とは、「覚悟するものなのだ」と思いました。
夫は、いわゆる現実生活=一般的な日常生活、親族、社会的なていさい。すべてを捨てて、妻と共に生きることを選びました。
精神病院から妻を連れ出し逃げる時の、
「どちらが患者(狂気にとらわれている)なのかはわからない」
「ふたりとも患者なのかもしれない」
とのセリフは本当に名言だと思います。
読み返して、涙が出てしまいました・・・。

ラストはお話ししません。是非、みなさん、読んでみて下さい。

 

ダリアの帯 (白泉社文庫)
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白泉社

 

大島弓子が選んだ大島弓子選集 5 ダリアの帯 (MFコミックス)
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この話は、フェアリーテイル(おとぎばなし)だとは思います。

でも、「人生はおとぎばなし」(J・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」より。小人症の少女で作家になったリリーの言った言葉。)なのだと思います。
それとも、「人生は祭りだ」(フェデリコ・フェリーニの言葉)なのかもしれません。

次は大島弓子さんの「ロングロングケーキ」について書きたいです。

コメント (4)
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ダンナさまが熱を出した 犬のカーミング・シグナル

2006-01-10 14:06:38 | わんこ
天変地異が起こり、地面が割れ、バスが空から降ってくる夢を見ました。

リアルでした。山に避難しました(もっと危ないんじゃないかな~?山崩れとか起きたりして・・・。夢だけど。)

ダンナさまの熱は昨日から下がらず、38度まで上がりました。
前回風邪を引いた時に病院でもらった、風邪薬、抗生物質を飲みました。
これから、熱さまシート、ドリンク剤、ポカリスエットなどを買って来ます。
どんどん熱を発散して、水分も不足していくので、とにかく水分を補給しないと・・・。

「ラバーソウル」と「マーズアタック」は、ダンナさまの熱が下がるまで、おあずけ・・・。
後日、感想を書きますね・・・!


ダンナさまのやっているミクシーで、(私は、やっていません。あのシステムでは、自由なことあまり書けないと思うけどなぁ・・・。どうなんでしょ?)“いぬたま”で検索したら、閉園式のことを書いてる人が何人かいました。

その中で、ひとりの女の子が、印象的でした。

その子のことを覚えています。

閉園式の日、人の輪とは、離れた所で、ベンチに座り、ビーグルのレモンちゃんをダッコしていました。

私が「レモンちゃんもばいばいね・・・。」とレモンちゃんに声をかけ、ふと、女の子の顔をみると、つけまつげを付けた、魅力的な瞳が涙に濡れてました。
ただただ、まっすぐに、泣いていました。
胸がつまりました。

ミクシーでのその子は、ボンテージファッションが印象的な28歳の女の子。
重度のうつ病で、いぬたまでアニマルセラピーを受けていたそう・・・。
(いぬたまってそんなこともしてたんだな・・・。すごい・・・!その子の他にも、何人かのひとが受けていたそうです。)
パジャマ姿でかつぎこまれたこともあるそう・・・。
最初、私と同じで、ワンコのことを、怖いと言っていた彼女は、小さなワンコをひざにのせた時、そのちいさな呼吸に、鼓動に、とめどもない愛を感じたといいます。
そして、いぬたまに通うたび、症状が、良くなっていったと語ってました。

その子の、彼氏が、レモンちゃんをかかえる彼女を撮っていたようで、レモンちゃんをかかえながら、涙を流す彼女も載ってました。


私も、ワンコに出会ってから変わったと思います。
優しくなりました。
そして、ワンコを通じて、人間のコミュニケーションにおいて大切なことを学ぶことが出来ました。
ワンコは、相手が興奮しすぎているときに、落ち着かせようという本能が起きるそうです。対人間でもそう。飼い主が、忙しく、カリカリしているときに、わざわざ、ノロノロと行動したり、あくびをしたりしても、飼い主は、犬に対して、イライラしてはいけない。「それは、あなたを落ち着かせようとしているのです。」だそうです。この一連の行動のことを、“カーミング・シグナル”というそう・・・。興味深いです。犬の癒し効果って、ここからくるのでしょうか?私の大好きなチャールズ・シュルツの“スヌーピー”を思い出しました。空想癖により、飛行機乗りになったり、宇宙飛行士になったりする、タイプライターで小説を書いている夢想家のこのワンコは、登場人物が泣いていたりすると、いきなり、ちゅーーーーーっっ!!!って、チュウをしたりしますよね。私は、20代半ばくらいから、スヌーピーみたいな人間になりたいと思ってきました。(ちなみに、スヌーピーのモデルになったのは、レモンちゃんと同じ、ビーグル犬です。)


長くなってしまいました・・・。
これからの人生、また、多くの別れを経験すると思います。
その人たち、(動物たち、森羅万象)の姿を目に焼き付けて、その残像と共に生きる覚悟をしたいと思うのです。あなたたちに出会うことで、私は変わることが出来たから。
ずっと、忘れません。私が生きている限り・・・。

(自分の体内に取り入れ、小爆発させて、細胞を攪拌して、一体化して、〈もしくは、科学反応を起こし、元の自分とはちがう素晴らしいものに変化して〉共に生きるようなイメージです。〈BGMは、ソニック・ユースによる、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲“ヨーロピアン・サン”のカバー〉←謎&ドン引き)

最後に・・・。柵の外の鳩が大好きで、鳩が通ると、一心不乱に走りだして(「ハトしゃん・・・!」って感じでした。)とても元気だった、いぬたまに居た、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルのアキちゃん・・・、あなたが亡くなったと聞き、すごくショックを受けました。悲しいです・・・。
私たちは、あなたのことが、大好きでした・・・。
ずっと、あなたのこと、忘れないからね・・・!
安らかにおやすみなさいね・・・。

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