PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

LULU's Velvet Ranking

2006-05-22 19:09:53 | 音楽
ナチュラルボーン・おせっかい、称して〈NBO〉のLULUと言います。こんにちは~♪♪
ダイジョブですよ!もう荒くれていませんよ!
いつも太陽に向かって笑顔をふりまくルルチャンなんですよ~!

なんてアホな前置き、失礼しましたm(__)m
この記事の前にアップした THE BEATLES 「ABBEY ROAD」の中の曲、ジョージ・ハリスン作の「Here Comes The Sun」は、全ての人に、そして私にも、光がさしてくるように、光がふりそそぎますように・・・という私の祈りです。(私は自分自身教という土着型宗教を信じています・・・。)

今日は、もう先週中からアップしようと思っていた記事です。
ルルの“疾走する過去へのケジメ記事3連作”(←?)の最後の作品です。
題して、ルルのヴェルヴェットランキング~~~~!!!!!

(しーーーーーーーーーーん)

・・・・ハイっ!
つかみはOKでしたね。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、いつからその名を知ったのかはすでに忘れてしまうくらいに、私の血となり肉となり、共に生きてきたバンドだと思っています・・・。
20歳頃、ヴェルヴェットのカバーバンドでドラムを叩いてました。モーリン・タッカーに影響を受けた木魚のようなドラムでした・・・。
実は、うちのダンナさまもヴェルヴェットのコピーを演るバンドで、ドラムを叩いていたそうなのですが、テクニック重視だと思っていたダンナさんの過去としては、私はすごく意外な気がしました・・・。
ペラッペラの音の中に見出せるのは、斬新なアイデアに満ちたアート性の高い唯一無二の実験型ポップミュージック(←ルル命名)なのです。
今までにいろいろなヴェルヴェットフォロアーバンドが出てきたのですが、それらのどのバンドもヴェルヴェットを超えることができなかったと思います。
これぞ60年代に燦然と輝く、金字塔的アートロックバンド!!!
なんて、べた褒めしてますが・・・、ではランキングに・・・。

まず1位から、
「LOADED」
Loaded
クリエーター情報なし
Warner Strat. Mkt.

*ルルのジャケ趣味を見抜いていらっしゃる方は、「なるほどね~。」「まんまじゃん!」って思われるかもしれませんが・・・。
やぁ、この柔らかい楽曲の数々は一体なんなんでしょう???
あの、ナイフみたいに尖っていた(←?)触れれば身が切れるような意地悪な前衛性は、(少なくとも表には)見えてきません・・・!なんか、意外なヴェルヴェットの一面と言う感じで、明らかに他のアルバムとは毛色が違うのですが、私はものすごく好きです!ヴェルヴェットのど真ん中がお好きな方はもしかしたら意見が違うかもしれませんが・・・。一曲目“Who Loves The Sun”は、南国ムードもしくは春の日差しのような、優しげな曲です。(でもこの曲を作った人はきっと意地悪だけど・・・笑)二曲目“Sweet Jane”は、ボーカルにシニカルな印象は感じるのですけど、少なくとも眉間にシワがよってしまうような曲ではありません。この曲もすごく優しげです。三曲目“Rock &Roll”は、この曲を創ったルー・リードの精一杯のサービス精神が伝わってくる、気持ちのいいその名の通りの爽快なロックンロールナンバー。(←ト云う、ベタな表現がとても似合います。)「なんだ、ルーって、けっこういい人なんじゃないの~?」と気持ちがほだされてしまいますね~(^_^;)なんて思ってたらきっと痛い目にあうんですよ~泣
その後も、いい曲が続き、肩の力を抜いて聴ける一枚だと思います!
ヴェルヴェット慣れしていない人はこのアルバムから聴いた方がいいのでは?と思いますが、でもこれを聴いてもヴェルヴェットが理解できるということにならない、ひじょうにヴェルヴェットの作品の中では特殊な作品だと思います。
しょっぱなから長くなってしまった・・・汗

そして、二位、

サードアルバム「THE VELVET UNDERGROUND」

The Velvet Underground
The Velvet Underground
Verve

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*出だしの“CANDY SAYS”は、私がほんとうに好きな曲です。何度繰り返し聞いても、そしていつ何時聴いても違和感を覚えない、本当に自分自身に密着した曲だと思います。たいへん静かな曲です・・・。
そして、次の曲、“WHAT GOES ON”に至る展開がとても好き!この曲は、私のかなり好きな女優さん、大塚寧々が出ているNHK系の文化番組のオープニングテーマとして使われていましたが、なんか、大塚寧々とこの曲がほんと似合ったなぁ・・・(うっとり)今、よく語られる“文化系女子”として、渡辺満里奈、緒川たまき(←この人のことも相当好き)の名前が出てきても、なぜ大塚寧々の名前が出てこないのか?というのがすごく不思議です。・・・なんて、話がそれてしまいましたが、九曲目の“THE MURDER MYSTERY”は、ほんと素敵な悪夢が見れそうなとても不思議な曲。なんか変なんです!(笑)
そして、そして、十曲目、最後の曲、“AFTERHOURS”、これ歌ってるの、ドラムスのモー・タッカーなのかな?なんか、写真で見るとモー・タッカーってオバさんっぽいけど、この声は、何でこんなに可愛いの~~?!萌え~~~!!ってカンジなんですけど・・・!それとも、他に不思議の国のアリスのようなかわゆいロリータ少女を連れてきて歌わせてるのかなぁ?(笑)

次は、三位!

「THE VELVET UNDERGROUND&NICO」

The Velvet Underground & Nico

A&M

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*すみません・・・。ここでやっとバナナが出てきます。
主にヴェルヴェットのカバーバンドでは、このアルバムを中心として演っていたので、思い出深いはずなんですけどね・・・。
一番好きなのは八曲目“THERE SHE GOES AGAIN”、この曲を叩いてるときが一番楽しかったです!ほんと気持ち良かったですよ~!早くこの曲叩きたいなぁって常に思ってた(笑)私って基本的には元気目の曲が好きなのかなぁ・・・?(笑)
十一曲目の“EUROPIEAN SON”は、サーストン・ムーアがカバーしてたけど、ヴェルヴェットの編み出した、ノイズ・ミーツ・ポップミュージックをサーストン・ムーア解釈で演奏しているのでしょうけど、きっとヴェルヴェットへの愛が勝ちすぎちゃって、割りと原曲の手法を正しく守っているので、ヴェルヴェット大好きのノイズ小僧によるカバーといった感じで、やはりヴェルヴェットは超えられてなかったように思います。でも、サーストンって可愛い~♪

その次は、四位!

「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」
White Light White Heat
クリエーター情報なし
A&M

*私が居たバンドのリーダー的な存在だった、サイケ専門のレコード屋の店長さんであるHさんは、ヴェルヴェットのアルバムで、これだけ持っていなかったみたい・・・。それだけ“嫌い”だったみたいなのですけど、実は、当時私がヴェルヴェットの中で一番好きだったアルバムはコレでした~!一番うるさくて、ロックっぽい気がしたんですよね。
しょっぱなの曲、“WHITE LIGHT/WHITE HEAT”は、また空耳ばなしで申し訳ないのですけど、タ◯リの番組に採用されてましたよ!空耳の内容は、「お医者さん、お医者さん、うちの子診てくれ~♪♪」(笑)

そして、五位!

「ANOTHER VIEW」
Another View
The Velvet Underground
Verve

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*ファーストアルバムの“バナナ”に次ぐセカンドアルバム。
ロックバンドにとってのセカンドアルバムってすごく難しいですよね。
例えば、同じNY系で、VUの後継者とも言える、テレヴィジョンのセカンドアルバム「アドヴェンチャー」なんて、ほんとケチョンケチョンに評価されたみたいですもんね・・・。・・・私のトム(・ヴァーレイン)をいじめるなよ!
うーーん、今聴いてますが、ヴェルヴェットのセカンドはどうだったのかなぁ・・・。失敗?成功?“ルー・リードの原点である”とCDの帯に書いてありますが・・・。
でも、一番最後九曲目に、「LOADED」にも入っている、ルーのサービス精神、芸(ゲイ?)人魂炸裂の曲である“ROCK AND ROLL”が入っているので、良しとしましょうよ!終わりよければ全て良し!

・・・のはずだったのですが・・・5月23日追記、ゴメンナサイ・・・、また失敗しました~「ANOTHER VIEW」は、“未発表曲”第2弾ってことだったみたいです~セカンドはたしか「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」でしたよね・・・。このアルバムの最後の曲は“SISTER RAY”です。この曲も訥々としていますが、17分以上の大作!ヴェルヴェット初期の気骨を感じさせる大変な名曲です(オチませんでした~エーン!)
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18 コメント

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マイセルフ型(笑) (guitarbird)
2006-05-22 19:42:51
こんばんわ、guitarbirdです



私も「土着型宗教」信じてます。

宗教というか、自然を信じています。

自然を大切に思い、自然に接していれば、

自然といいことがある、と。





ヴェルヴェッツはバナナのしか持ってません・・・
返信する
へぇ~ (フレ)
2006-05-22 21:14:02
面白い順番だなぁ。リラックスして聴けるって意味ではそうかぁ、そういう聴き方したことなかったな←「Loaded」。う~む、ニコが聴きたくなってきた…(笑)。
返信する
デカルト型 (必殺遊び人)
2006-05-22 21:36:49
コメントしようと入ったら上↑にguitarbirdさんがおられてびっくりしました。いろんなとこにお邪魔していますので、こちらでお会いできて喜んでいます。



さて、私はどちらかというと無神論者だと思っていましたが、山登りをしていると無意識に山に畏敬の念が上ってきて挨拶をしていたのが意外に感じていました。どちらかといえば自然派なんでしょうね。



LULUさんの「皆さんに光を」という言葉は大好きですね。私も時々おせっかいなことをと言われますが、喜びは皆で分かち合おうというほうなんです。ちなみにLULUさんは土着型宗教の教祖様になれるかもしれませんね。(^^)v



The Velvet Undergroundは残念なことに私は聞いたことがありませんのでサンプル曲を聴きました。全体的におとなしい感じの曲のように感じました。・・・LULUさんの時々嵐の性格ではなさそうな(^^ゞ



ドラムをやっていてバンドを組んでたのですか。いい経験だと思います。私は素人なのでお尋ねを・・・カバー曲をやっていたと書いてありましたが、公共の場で演奏したら著作権料?を支払われるのでしょうか?
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Unknown (chitlin)
2006-05-22 23:39:17
ルルさん、こんばんは。



ドラマー上がりだなんて、何だか勇ましいですね。



当方は5枚も挙げられませんし、順位をつけるのも難儀ですねぇ。それぞれ大好きなので、却ってブログで採り上げにくいものですし。



>「お医者さん、お医者さん、うちの子診てくれ~♪♪」

今でも日常的に口ずさんでいたりしますよ、これは。
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私も (モスコ)
2006-05-23 09:15:21
ヴェルヴェッツは『Loaded』が、いっとう好きですよー。

特殊ジャケ(ケムリが動く)の2枚組で買いました♪

やっぱ私、ヴェルヴェッツど真ん中じゃないからなのかな、1曲目とかの牧歌的なものに惹かれますね~。

ガシャガシャ演ってるヤツも大好きですけど(笑)

“Rock &Roll”の歌詞には少なからずシンパシーを感じます。いやぁ、イイアルバムです!

返信する
実験アート (muse)
2006-05-23 12:38:10
ルルさん、こんにちはー。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドは「斬新なアイデアに満ちたアート性の高い唯一無二の実験型ポップミュージック」ですね。こういうのは僕も好きです。



ルルさんのドラム姿、見てみたかったですねぇ。ちなみに僕は、セックス・ピストルズのコピー・バンドでドラムをたたいてました・・・。ビリー・ジョエルのコピー・バンドで歌を歌ったこともあります。ばらばらです。
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Unknown (いたち野郎)
2006-05-23 20:21:57
ベルベットのフォロワーって色々いますけど、あの退廃的な空気感の壁は未だに誰も突き破られていないように思います!40年経ってもまだまだ個性的なサウンドですね!



ちなみに自分が好きなのはセカンドですね~。
返信する
guitarbirdさん、こちらにもありがとうございます☆☆ (ルル)
2006-05-24 01:03:38
「マイセルフ型」!(笑)

そうですね~。

この記事ではこの言葉は宗教的意味合いを含んでおりませんとお伝えしたかっただけなのですが、最近いろいろ考えるところがあります。



たとえば、家族を持ち、家族を愛して守ることがイコール愛国心につながるのではないか?と考えています。



あと、そうですね。guitarbirdさんのおっしゃる



>自然を大切に思い、自然に接していれば、

自然といいことがある



ということも本当にそうだなと思います。素敵です!自然を信じて、愛して、守る心

森羅万象に耳を傾ける、ってことですね。

たしかにそれで上手く廻っていくような気がしますね・・・。



(まずはゴミ問題、気を付けます・・・
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フレさま、ありがとうございます~☆☆ (ルル)
2006-05-24 01:13:02
やはり、私の好きな順番変わってるのですかねぇ~



フレさま、女性ヴォーカル(美形?)お好きですよね~



そういえば、ファーストの“I'm Waiting For The Man”は、1992年にヴァネッサ・パラディがカバーしてましたね!



いまじゃジョニー・デップと結婚してお母さんですね!
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遊び人さま、ありがとうございます~☆☆ (ルル)
2006-05-24 01:35:26
「デカルト型」、我思う、ゆえに我あり、でしたっけ?

パスカルは、人は考える葦であるでしたっけ・・・?

私、哲学大好きでした~

でも思考停止のまま今に至るといった感じです~



遊び人さまとguitarbirdさまは私のところにご一緒にコメント下さることが多いですよね~♪♪

お二人、仲良さそう!と思ってましたヨ!



私が教祖になったらあれですよ!みなさんにフトンに気持ち良く“スマキ”になっていただく、“オフトンクンバカ”を考え出すと思うんですよね~



>The Velvet Undergroundは残念なことに私は聞いたことがありませんのでサンプル曲を聴きました。全体的におとなしい感じの曲のように感じました



う~ん、曲によって、ヘンテコだったり狂ってたり(笑)するものもあるんですけどね~・・・

でも、聴いて下さってありがとうございます・・・m(__)m



あっ!山の話!うちの母は、昔、山登りが趣味だったのですよ~!

今はguitarbirdさんのように、バードウォッチングに毎日出かけているみたいです・・・。

よく、「山が呼んでる・・・」とかいうことを言ってました



>カバー曲をやっていたと書いてありましたが、公共の場で演奏したら著作権料?を支払われるのでしょうか?



ごめんなさい・・・汗 見栄はって、コピーではなく、カバーと書いたのですけど、ただスタジオで演奏していただけなんです~
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