思いつくまま

思いついたことを書いています。

香山リカ著『本を読むってけっこういいかも』(七つ森書館)を読む。

2011年02月02日 22時22分22秒 | 読書
これは香山リカさんが自発的にではなく、書評や文庫の解説を書くために編集者から依頼されて読んだ本・漫画が53冊紹介されている。
第1章が「うつ化社会の処方箋」、第2章が「生きづらさを感じた時の読書術」に分かれている。
精神科の医師として、プロレス好き・漫画好きのアラフィフ女(NHK青山祐子アナがニュース番組で言ったアラファイブにあらず、ついでに「席巻」は「せきまき」にあらず)としての観点から書かれているように感じた。

自分の気になった本

『建てて、いい?』中島たい子 講談社 オンナがひとりで家を建てて何が悪い?
『暴れる系の女たち』ネ今野未矢 講談社 「女の幸せ」を舐めているオメデタイ男たちに
『モンスターマザー 世界は「わたし」でまわっている』石川結貴 光文社 暴走妻に引きこもり妻 それは明日の私
『ミッドナイト・クライシス』茅野裕城子 集英社 滑稽でちょっぴり哀しい女40代後半胸のウチ
『脳から見たリハビリ治療 脳卒中の麻痺を治す新しいリハビリの考え方』久保田競・宮井一郎 講談社ブルーバックス 人が脳を自在に使える日は来るのか?
『すすんでダマされる人たち ネットに潜む[カウンターナレッジ]の危険な罠』ダミアン・トンプソン著、矢沢聖子訳 日経BP ねぇねぇ知ってる?ここだけの秘密なんだけどさ
『信じない人のための<法華経>講座』中村圭志 文春新書 私もあなたもブッダになれる
『キュア cure』田口ランディ 朝日新聞社 人はなぜ生まれ、どこへいくのか
『エミリー・ザ・ストレンジ』コズミック・デブリ著、宇多田ヒカル訳 メディアファクトリー ”不思議ちゃん”に自分の夢を仮託する
『雨宮処凛の闘争ダイアリー』雨宮処凛 集英社 今日を生き延びる現代の若者のリアル
『股間』江本純子 リトルモアブックス 演劇の神が遣わした両性具有の天使
『決めないことに決めた つれづれノート(16)』銀色夏生 角川文庫 取るに足らない日常に幸せを見つけた


ほかに印象に残ったこととして、「ライナスの毛布」って言葉、意味は全くわからないけど- - -。
安居良基の『世界でもっとも阿呆な旅』、これはつボイノリオ大先生推薦の『世界一へんな地図帳』&『日本一へんな地図帳』に出てくるようなアホな地名のところへ出かけて行っちゃう本のようだ。

なかなか本を1冊読むのも時間がかかって大変だが、暇があったらいろいろ読んでみたい。

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