思いつくまま

思いついたことを書いています。

中日ドベゴンズ  立浪監督でもダメか・・・  6年ぶり最下位

2022年09月29日 21時50分00秒 | 中日ドラゴンズ
中日ドベゴンズ、中日を常勝軍団にした偉大な落合博満監督が辞めてから、高木・谷繁・森・与田が監督を務めてきたが、全くダメで常にほぼBクラス。

そんな中で今シーズン、待ちに待った立浪和義監督が就任した。テレビの解説者として立浪の理論や各選手へのアドバイスを聞いていたら、中日を立て直せるのはやはりミスタードラゴンズ・立浪しかいないと思っていた。

開幕直後、中日はやはり低迷していたが、なぜかシーズン前に、今シーズン限りで監督をやめると公言した矢野監督率いる阪神が開幕9連敗で下にいた。

立浪監督も若手を積極的に登用し、今までほとんど聞いたことも無い選手が次々と起用され、徐々に上位に食い込めるようになった。わずかばかりだが、夢の貯金生活も始まった。これなら行けるかもと思わせた。

しかし、ショートのレギュラーだった京田、あまりにもやる気のない不甲斐ないプレーが続き、2軍に落とされた。
大野雄大が9回を完全試合で抑えながらも打線の援護が全く無く、記録にならなかった。
若手で期待も大きかった石川昂弥が左膝前十字靱帯不全損傷の大怪我をしてしまった。

やはり付け焼き刃では、打てず守れず、歯車が狂って来た。

中村紀洋打撃コーチに代わってシーズン途中で1軍に上がってきた波瑠打撃コーチ、交流戦最後の新庄ビッグボス率いる日ハム戦で、円陣を組んで「目を覚ませもっと、いつまで甘えてやってんねん 、本気でやらんかい」と檄を飛ばしていたのがテレビでも流れたが、精神論だけで勝てるほど甘くはない。https://twitter.com/i/status/1535869964640747520

交流戦が終わってみれば、いつの間にか最下位だった阪神にも抜かれドベゴンズになっていた。

優勝したヤクルトには勝ち越したものの、2位DeNAには大幅負け越し。得点力不足で26試合で無得点。

そのままドベゴンズの最下位が確定。

大リーグエンゼルスの二刀流・大谷翔平選手を真似て、これまで鳴かず飛ばずの根尾、投手はお試しで2軍だけなのかと思ったら、1軍でもマウンドに上がった。
もっとも大量リードを許した試合の敗戦処理投手、高いカネを払って見に来たお客さんの怒りを少しでも鎮めるためのファンサービスとしてなら、これもありか。

鈴木忠平著『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか 』(文藝春秋)を読むと、落合監督の偉大さが非常によくわかる。選手を本当によく観察し、鍛えあげていた。
今シーズンYouTubeで「オレ流チャンネル」を始めた落合さん、もう1回 中日を立て直してくれないかな。
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中日ドベゴンズ、8年ぶりのAクラス

2020年11月14日 21時57分26秒 | 中日ドラゴンズ
2013年以来7年連続でBクラスの中日ドベゴンズ、与田監督になってドラフト1位で甲子園のスーパースターの根尾や石川を引き当てたが、さっぱり働かず。
どうせ今季もBクラス、それも最下位争いをするドベゴンズと思っていたんだな。
8月6日には借金が最大もあったんだな。

昨年、9月にノーヒットノーランを記録し、最優秀防御率のタイトルを取り、エースの働きをして東京オリンピックの代表候補にまでなった大野雄大、いきなり3連敗して、やっぱり一昨年までのように勝てないのかと思っていた。
今季は1軍で全く働けないベテランの山井&藤井がこれではダメだと思って、大野雄大に喝!を入れたらしい。
そこからだ。大野雄大は気持ちを入れ直し、7月に完投勝ちでようやく1勝すると、それから大活躍。10月22日には今季6度目の完封で2015年以来、自身5年ぶりの2桁10勝目。9月15日からの連続イニング無失点記録も歴代7位の「45」まで更新し、まだ自分が生まれる前の1956年に大矢根博臣さんがマークした40回1/3の球団記録を64年ぶりに塗り替えた。シーズン6完封勝利は中日では1987年の小松辰雄さん以来33年ぶりとなった。
大野は最終的に、11勝6敗、2年連続の最優秀防御率「1.82、 初の最多奪三振「148
そして、沢村賞 に輝いた。
中日の歴代受賞者
1954 杉下茂
1961 権藤博
1967 小川健太郎
1974 星野仙一
1985 小松辰雄
1993 今中慎二
1994 山本昌広
2004 川上憲伸
2020 大野雄大

中継ぎ・抑えも大活躍、7月26日の阪神戦の逆転負けを最後に、6回を終了した時点で勝っていれば「37」試合負けない記録を作った。
これには、7回は福・8回は祖父江(大輔)・9回はライデルマルティネスで締める「大福丸」と呼ばれる中継ぎ・抑えの活躍が大きかった。NHK「ニュースウオッチ9」でも取り上げられ、東大卒の和久田麻由子アナからフクソブマル???って言われていた。谷元も入れて「元祖大福丸」とも言うらしい。
新守護ネ申・ライデルマルティネスは、最速161kmの剛速球で9回に3者連続三振を何度も記録し、三振振り逃げでランナーが出て1イニング4者連続三振のプロ野球タイ記録(25人、26度目)も作った。
福と祖父江は、ヤクルト・清水とともに最優秀中継ぎ「30」ホールドポイント

他にも投手陣では、今季先発に回って活躍した福谷、9月3日、完投まであと少しの8回途中に交代を命じられ、悔しさから男泣き するシーンもあった。

打撃陣ではビシエド、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」(ぐれんげ)や「炎」(ほむら)を歌う女性シンガーのLiSAさんが中日のファンで、ビシエドがホームランを打つと、ツイッターで「ビッシーーー」ってつぶやいて盛り上がった。日本に来て通算100号ホームランを打ち、何度もビシエどらほー!に助けられた。

アルモンテ、母上が9月に新型コロナウイルスにかかってお亡くなりになったけど、帰国もできずに9月25日に1試合だけ気持ちの整理をするためお休みを取ったが、9月19日から21試合連続ヒットを打った。(球団記録は1949年に西沢が記録した25試合)

打線も 2年連続最多安打「146」本の大島・京田・高橋周平・マスター阿部・キノタク、それに代打の切り札の井領も頑張った。
昨年ゴールデングラブ賞を取った高橋周平は、今季も素晴らしい守備も披露した。
他には、育成入団の外国人のロドリゲス&シエラも活躍した。

今年1月にお亡くなりになった高木守道さん・元監督&選手の10月の巨人との追悼試合では1軍も2軍も大敗。
今季の鬼門・甲子園では球団ワースト記録の11敗で、たったの1勝しただけだけど・・・。

10月13日からは「夢の貯金生活」 が始まったけど・・・
アルモンテ、ライマル、ビシエドがケガで相次いでリダリダ離脱なり。 勝ちにこだわると言って若手も使わず。与田監督の続投が決まってから、負けが込んで6連敗した。

それでも11月4日、ナゴヤドームでLiSAさんのセレモニアルピッチがあり、周平が決勝ホームランを打ち、疲れから打ち込まれていた福がセーブをあげて男泣き 、今シーズンの5割以上が確定した。

そして11月5日、エース・大野雄大が勝ち投手になって、次元が低い話だけど・・・とうとう8年ぶりのAクラスが確定した。
11月7日、位が確定した。

以前はAクラスが当たり前だったドラゴンズ、来季は優勝争いに絡んでもらいたい

年  セ・リーグ順位  監督
2011   優勝     落合
2012   2位     高木
2013   4位     高木
2014   4位     谷繁
2015   5位     谷繁
2016   6位     谷繁  森・代行
2017   5位     森
2018   5位     森
2019   5位     与田
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中日ドラゴンズの黄金期を支えた選手が次々に引退

2018年10月13日 17時40分00秒 | 中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズが落合博満監督の下で強かった時代に大活躍した選手が相次いで引退することになった。

Twitterで選手を応援する時の名前は、あ~ラッキー、守護ネ申・岩瀬、浅尾きゅん、野本K


あ~ラッキー・荒木雅博内野手
1995年、ハズレ・ハズレのドラフト1位指名、実働21年
ゴールデングラブ賞:2004年~2009年の6回
盗塁王:2007年・31
2000本安打:2017年6月3日
シーズン1試合4安打以上が9回、3安打以上の猛打賞が通算152?回の球団記録

元中日の井端弘和選手との鉄壁の二遊間コンビは「アライバ」の愛称で親しまれた。まさか2000本もヒットを打つとは思わなかった。2000本目のヒットを楽天戦で打った時には、故・星野仙一元監督が花束贈呈した。盗塁も多く無事これ名馬って感じ。


守護ネ申岩瀬・岩瀬仁紀投手
1998年2位指名(1位は元中日の福留孝介)、実働18年(2015年は1度も登板無し)
入団した時の故・星野仙一監督にちなんで1001試合登板を通り越して、前人未到の通算1002試合登板(川上憲伸曰く仙人)、407セーブ
最優秀中継ぎ投手:1999年、2000年、2003年の3回
最多セーブ投手:2005年・46、2006年・40、2009年・41、2010年・42、2012年・33の6回
カムバック賞:2017年

西東高校の後輩、1999年初登板の広島戦、全くアウトが取れずに降板、そりゃそうだよなぁと思ったが・・・星野監督は次からも使い続け、打者からボールが消えて見えるスライダーで次々に打ち取っていった。2007年の日本シリーズ日ハム戦第5戦、ウルトラセブン・山井が8回まで完全試合の好投だったにもかかわらず、落合監督は9回を守護ネ申・岩瀬に交代させ、3凡で2投手で完全試合達成。
晩年は1イニングで必ず1人ランナーを出すも抑える4凡が当たり前になった。
2018年9月28日対阪神戦、1点リードの緊迫の9回表に前人未到の1000試合登板達成、先頭打者を死球で出すも、福留も含めて3人を打ち取り4凡、407セーブ目を挙げた。翌日には森繫和監督の粋な計らいで、浅尾きゅんのあとに登板し、1001試合登板を達成した。


浅尾きゅん・浅尾拓也投手
2006年3位指名、実働10年(2016年は1度も登板無し)
最多ホールド:2010年・47
MVP:2011年、中継ぎとしてのMVPは初
ゴールデングラブ賞:2011年、先発登板が一度もない投手としては初

常北高校から日福大という地元でも裏街道からの中日入り、イケメンで細身の体ながらも、150キロを超える直球と、高速フォーク、パームボールで三振を奪った。またフィールディングも素晴らしかった。マウンドでぴょんぴょん跳ぶ姿が可愛らしかった。
2018年9月29日の引退試合、中継ぎで登板、ホームラン級の大ファールを打たれながらも最後は三振に打ち取って、岩瀬につないだ。


野本K・野本圭外野手
2008年1位指名(楽天と競合)、実働9年

中日ファンのツイッター「のもとけ @gnomotoke 」がフォロワー2.2万人と存在感
1年目の初安打がホームランでお立ち台にも立った。晩年は左の代打の切り札としてチャンスで決勝打を放ったはずが、なぜかその後追いつかれたり逆転されたりして、お立ち台に立てなかった印象ばかりが残っている。
2018年9月29日の引退試合、代打で登場し1塁ゴロでヘッドスライディング。



他には、2015年に10勝を挙げた若松駿太投手が退団、2017年にプロ入り初ホームランを打った谷哲也内野手が引退。


強かった頃の中日ドラゴンズの一時代を築いた選手が次々に引退してしまうのは、本当に寂しい限りだよ。





ついでに落合監督時代に名参謀だった森繫和監督や土井正博打撃コーチも退団。
お疲れ様でした。ここまでどうもありがとうございました。
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中日ドベゴンズ、平成9年以来19年ぶり最下位、球団史上初の4年連続 Bクラス

2016年09月28日 23時00分00秒 | 中日ドラゴンズ
何か記事を書こうかとも思ったけど、何を書いても不満ばかり。

タイトルのとおり、今シーズンの中日ドベゴンズ、谷繁監督がシーズン途中で解任されて、平成9年以来19年ぶり最下位、球団史上初の4年連続 Bクラス。
球団創設 周年は143試合で82敗、最後は6連敗。
巨人にだけは勝ち越したけど、東京ドームで3試合連続サヨナラ負けで今シーズン終了。
  

今年は1度もナゴヤドームに足を運ばなかった。
高いカネ出してわざわざ負ける試合を誰が見に行くのか。勝つことが一番のファンサービス。

どうしてこんなに弱くなってしまったのか 誰でもいいから立て直してくれ
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じぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇじぇ、中日ドラゴンズの来季監督に谷繁元信捕手、GMに落合博満氏

2013年10月09日 18時00分00秒 | 中日ドラゴンズ
一発大逆転

ジョイナス

今シーズンは
64勝77敗3分け
リーグ4位
2001年以来、12年ぶりにBクラス転落
クライマックスシリーズ導入7年目で初めて進出を逃す
1968年以来、46年ぶりにセ・リーグ全球団に負け越し
1997年のナゴヤドーム開場以来 主催試合の観客動員数が初めて200万人を下回る
ついでにシーズン後半はドアラも骨折してバク転封印

常勝軍団のTOPだった落合博満監督のクビを切って、わずか2年で何とも屈辱的な情けない結果に終わった。

「勝つことが一番のファンサービス」に昔から決まっとる

新体制で頑張ってもらいたい

追伸:森繁和氏もヘッドコーチに就任


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中日ドラゴンズ、リーグ優勝から日本一にはなれず、今シーズン終了

2011年11月20日 22時25分25秒 | 中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズ、落合監督の8年目の最後の最後に4たび巡ってきたチャンス、リーグ優勝から日本一へという願いは達成できなかった。
誠に残念である。

セ・リーグ クライマックスシリーズ
2位ヤクルトが3位巨人を2勝1敗でヘロヘロになって勝ってきてくれた。
おかげで、タテヤマンも宮本もヘロヘロで本当に助かった。
先発投手陣、ネルソンが風邪で体調不良、ソトも怪我のままで苦しかった。
巨人だったら、沢村、最多勝の内海、ナンザレス・ゴンザレスの強力投手陣に抑えられ、ラミチャン・カチカチ・アイ~ン・ペッとか首位打者長野(チョーノ)とか阿部とか小笠原ドーダイとかの強力な打撃陣にやられていたかもしれない。

ナゴヤドームでのクライマックスシリーズ、対ヤクルト戦
中日にアドバンテージの1勝あり
11月2日(水)2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:岩瀬
森野が1回と3回にタイムリーで1点ずつ取って、先発吉見が中盤まで抑え、8回にピンチで浅尾きゅん、福地の内野ゴロの間に1点取られたものの、9回のピンチは守護ネ申・岩瀬が最後の1人を打ち取り、どらほー!。
11月3日(木)1対3 × 負け:チェン
石川を打てず、チェンが終盤の8回に1発を浴び、9回に河原が打たれ2点取られ、抑えで出てきたタテヤマンから9回裏に森野の一発が出たが、はいそれまでよ。orz
11月4日(金)1対2 × 負け:山井
ウルトラセブン・山井が病(やまい)、元ドラ戦士・森岡や青木に打たれ、途中から出た5人の投手を打てず敗戦、orz 五分五分になった。
落合監督なら、まだ1つ負けられるじゃんといったところか。
11月5日(土)5対1 ○ 勝ち:川井 
1回裏に怒涛の攻撃で4点、5回にもブランコに中押しのホームランが出て、川井が良く投げて、その後は自慢の継投、高橋アッキー、くねくね鈴木、浅尾きゅん、守護ネ申・岩瀬が抑え、どらほー!
11月6日(日)2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:浅尾
両チームのエース吉見とタテヤマンの投げ合い、中3日の吉見は素晴らしい投球で8回無失点、6回に井端がレフトスタンドに2ラン、9回は岩瀬が打たれ1点差で一打逆転のピンチを浅尾きゅんが畠山を3塁ファールフライに取り、ゲームセット。
落合監督から、こんなに素晴らしい吉見を見るのは初めてという言葉が出るくらい中3日の吉見が良かった。
これでクライマックスシリーズを4勝2敗で勝って日本シリーズへ進出決定。バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ、どらほー!落合監督&森コーチが胴上げされた。


日本シリーズ、落合監督の下で5回目の戦いだったが、相手はパ・リーグで何度も優勝しながら、初めてクライマックスシリーズを勝ち抜いてきたソフトバンク。落合監督も待ち望んでいた。これで、ようやくセ・パ両リーグの覇者が日本一を賭けて戦うことになった。
前評判では、首位打者のあごピー・内川を始めとした素晴らしい打撃陣のソフトバンクが断然有利だった。

11月12日(土)第1戦、福岡ドーム、デーゲーム
延長10回 2対1 ○ 勝ち:浅尾 セーブ:岩瀬
チェンと和田の投手戦、4回に1点取られたが、7回にDH・和田の起死回生の一髪で同点、延長戦に突入、中日は昨年から3試合連続の延長戦、10回に相手の守護神・馬原からレフトスタメンの小池が値千金のホームラン、最後の1人を守護ネ申・岩瀬が三振に取りゲームセット、和田毅が8奪三振でソフトバンク贔屓のアナウンサーが大騒ぎしていたが、終わってみればチェンが11奪三振、浅尾きゅんが3奪三振、岩瀬が1奪三振の中日投手陣の三振ショーでもあった。どらほー!

11月13日(日)第2戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
延長10回 2対1 ○ 勝ち:平井 セーブ:岩瀬
吉見が先発、3回のピンチの場面であごピー・内川のバットにグルグル巻きつけられたテープについて落合監督が指摘、何とか抑えた。7回表にアホの子・平田りんのレフトフェンス直撃タイムリーで先制するも、その裏の1アウト満塁のピンチで登板した浅尾きゅんが1点取られ同点、きゅんは後続は打ち取った。中日は4試合連続の延長戦へ。10回表に守護神・馬原から2アウトランナー無しで、荒木が内野安打、井端が四球、森野がレフト前タイムリーで勝ち越し、その裏を守護ネ申・岩瀬が三者凡退(2三振)で締めゲームセット。
敵地で2連勝なんて、信じられな~い。どらほー!

11月15日(火)第3戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
2対4 × 負け:ネルソン
ネルソンが先発したが、1回から森野のエラーも絡んで失点し、眠っていた多村にホームランを打たれ、敗戦。orz
浅尾きゅんと岩瀬を休ませることができた。らしいと言えばらしい負け試合。

11月16日(水)第4戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
1対2 × 負け:川井
川井が1回にいきなり1点取られ、さらに荒木の悪送球でもう1点。打つ方はノーアウト満塁のチャンスでリリーフした豊川高校出身・森福から点が取れず、敗戦。orz
まだまだ五分になったばかり、落合監督も想定の範囲内、残り3試合をどう戦うかを考えているとのこと。
この日の夜は、名古屋市内で偉いさんの接待で試合は見られず。

11月17日(木)第5戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
0対5 × 負け:チェン
チェンが1回にいきなり1点取られ、7回にも1点、8回にはノーアウト満塁で河原に交代、死球&タイムリーを浴び万事休す。orz
6回裏に1アウトから荒木が2ベースを打った後の井端の時が一番盛り上がったが、得点できず、名前を初めて聞いた山田に対してゼロ行進。
どちらのチームもホームでは1勝もできない。

この試合は、ナゴヤドームで生観戦、第5戦があるかどうかわからなかったが、先行予約で取ったチケットはバックネット裏の前から○列目の普段なら入れないシーズン席の良席だった。
午後7時に落合信子@監督夫人が登場、最前列で応援していたが、オーラが出ていて人気があった。試合中なのに落合信子詣でのファンが多数おしかけ、その場でツーショットの写真撮影に快く応じていたのが印象に残った。
監督が中日を辞めても中日ファンでいてくれるのか
 

11月19日(土)第6戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:浅尾
1回に、和田が和田から2点タイムリー3ベース、先発の吉見が8回2アウトまで1失点の好投、あとは守護 ネ申・岩瀬、浅尾きゅんとつないでゲームセット。どらほー!

谷繁、クライマックスシリーズから39打席(日本シリーズ20打席)ノーヒット。
勝っても負けても2点しか取れない打線でここまで来れるなんて奇跡だぜ。w

いよいよ天王山・最終決戦

11月20日(日)第7戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
0対3 × 負け:山井
笑っても泣いても、今シーズンの最終戦、ということは落合監督率いる中日ドラゴンズの8年間の集大成の試合。
最後の試合で悔いのない試合を、と言っていた落合監督やファンの期待に応えることができなかった。
先発のウルトラセブン・山井、3回に大島がセンターフライを取れなかったりして、ノーアウト満塁のピンチで降板、ここでセ・リーグの左強打者を抑えてきたコバマサだったが、ビビッて押し出しの四球、その後リリーフしたネルソン提督も次の回に1点取られ、7回にリリーフした浅尾きゅんも1点取られた。
9回にサイボーグならぬファルケンボーグを井端が強襲ヒットで引きづり下ろしたが、後が続かずゲームセット。

谷繁、クライマックスシリーズから42打席(日本シリーズ23打席)ノーヒット。

ソフトバンクが日本一。


ここまで8年間もの長きにわたり中日ドラゴンズを常勝チームにして、我々ファンに夢を見続けさせてくれた落合博満監督、どうもありがとうございました。

Twitterなどで一緒に応援したドラゴンズファンの皆さん、選手や球団関係者の皆さん、お疲れ様でした。
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祝・中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝、中日球団史上初の2連覇、おめでとう。

2011年10月18日 21時43分14秒 | 中日ドラゴンズ
祝 優勝 2連覇                          中日ドラゴンズ 
中日ドラゴンズが球団史上初のセ・リーグ連覇、回目の優勝が決まった。
どらほー! バンザーイ バンザーイ バンザーイ

正直言って、今年もドラゴンズがリーグ優勝できるとは思わなかった。

夏までは、とにかくヤクルトが強かった。
5月には、ヤクルトに昨シーズンから通算8連敗目を喫して5位まで順位を下げて、今年はAクラスもヤバイんじゃないかと思ったこともあった。
シーズン前半に集中していた神宮球場での対ヤクルト戦、結局2勝2分8敗、もう神宮では全く勝てる気がしなかった。
8月2日には首位・ヤクルトと最大10ゲームの差があった。
8月18日まで5位だった。

しかし、ブランコが8月末に復帰してから徐々に勝てるようになってきた。
9月6日に巨人に負けてピースしたアホもいた。
9月22日(木)午後3時過ぎ落合博満監督(57歳)が今季限りで退任、次期監督に高木守道氏(70歳)が就任すると中日球団から発表があった。
そこからの快進撃がまたすごかった。

ヤクルトとの残り9試合がすべてナゴヤドーム、9月22日からの連戦のうちの最初のヤマ場の4連戦  で3勝1敗、 次の10月10日からの天王山の4連戦 を何と4タテ、これで首位がひっくり返った。

最後はもたついたが、横浜スタジアムの横浜との最終戦、0対3のビハインドからブランコが起死回生の同点3ランホームランで追いつき、延長10回、浅尾きゅんが抑えて、3時間30分を越えて次の回へ進めない今年だけの特別ルールで引き分けて、優勝が決まった。


我が中日ドラゴンズ、飛ばないボールのせいかどうかはわからないが、12球団最低打率の2割2分台、昨年MVPの和田、それに森野の大不振、ブランコも右手中指骨折で6月から8月下旬まで登録抹消、期待の助っ人・グスマンは最後まで置物(ヤクルトタテヤマンだけはよく打ったw)、クリーンアップが全くダメだった。
落合ドラゴンズを代表するアライバもパッとせず。
ピッチャーも昨年大活躍の高橋アッキーはず~っと2軍のまま、昔の名前で活躍を期待した朝倉劇場や暴れ馬・中田も途中から離脱、それに山本昌&河原のおっさん、小笠原やる夫も全く働けず。

こんなチームが優勝、しかも76年間の球団史上初の2連覇なんて。 

Twitterで何度も何度もつぶやいたが、何と言っても 浅尾きゅん 、絶対にMVPだね。
試合数の半分以上の79試合に登板の鉄人、涼しい顔してイケメンで、150キロを超えるストレート、140キロ台の高速フォーク、フィールディングも良くて、こんなに素晴らしいピッチャーは他にはいない。
浅尾きゅんで負けたらしかたがない。

今年も中継ぎ投手陣が本当によく頑張った。
左の必殺仕事人・コバマサ(小林正人)、巨人の阿部、阪神の鳥谷、ヤクルトの青木といった好打者相手に1人1殺で投入され、全く仕事をさせなかった。
そして、守護ネ申岩瀬、シーズン途中で前人未到の300セーブ記録、途中で不調な場面もあり、9回1イニングだけでも必ず1人はランナーを出すというお戯れもありながらも何とか抑えてしまい、ゲームセット。
他には三瀬・店長、くねくねスーさんもマァマァ投げた。

先発では、何と言ってもネルソン提督、開幕投手を務め、1年間ローテーションを守り、中4日でもこなし、200イニング以上投げた。
年俸1億超えてもいいのではないか。
打線があまりにも打たないため、1~2点取られて10連敗したこともあったが、シーズン終盤には持ち直して10勝の活躍。あの長身から投げ下ろす投球は、日本に来てから急成長して先発の柱になった。
エースの吉見、勝ち星を重ね、9月には5勝して月間MVP、ハーラーダービートップに並ぶ自己最多の17勝。
それから、チェン、大リーグへ移籍したいならもっと頑張れと思ったが、それでも何とかマアマア頑張った。
7月下旬から先発に起用されて5連勝のミスタービーンなのかカルロスゴーンなのかわからないが、ソ ト、10月1日に肩を痛めてリダリダ離脱なりだったが、それまでは救世主の活躍だった。ピンチをしのぐとガッツポーズ、神様のおかげです!を繰り返していた。
年俸10倍以上アップしちゃってくれぇい!
夏以降にはウルトラセブン・山井&2年前には活躍した川井が、ソトの抜けた穴を埋める活躍をした。
山内壮馬、伊藤準規、岩田、それに復活した久本といったところは、まだまだだった。

打つ方では、ブランコ、9月半ばから急にボールには手を出さなくなって、チャンスにタイムリー&ホームラン。 10月の首位攻防ヤクルト4連戦で3試合連続でスペイン語の桂川通訳と共にお立ち台に立った。ムーチョムーチョ。
途中で離脱があったが、谷繁、5番に抜擢されるくらい打撃が向上し、中日を救うタイムリーをよく放った。
昨年までの背番号8から40番になってしまった未完の大器の平田りん、6月に2試合連続のサヨナラホームランで月間MVP、そして9月以降はライトでレギュラー定着、意外性のある男がようやく安定してきた。
2年目の大島もほぼセンターの定位置を確保、ナゴドでライトポール直撃弾も打った。
シーズン後半はベンチを温めたが、神主打法の(岩崎達郎)と野本も頑張った。
おやまーも谷繁離脱中はまぁまぁだった。
代打でよく活躍したのは、堂上兄ちゃんと小池。
あとの野手(ODA・英智・堂上弟・佐伯・藤井・ぶーちゃんといったところ)は書く内容がない。


井上一樹監督が率いる2軍は、9月18日にウエスタンリーグ優勝、そして10月8日にはファーム選手権で勝って、ファーム日本一に輝いた。  

チアドラでドアラがバク転(月面宙返り)を失敗した時に、バク転を披露する可児千裕さん、今年で引退、お疲れ様でした。

落合博満監督、就任8年目で、半分の4回がリーグ優勝、日本一1回。
中日でこんなに素晴らしい成績の監督は他にはいないのに、何でだよ
勝つことが最高のファンサービス
最後は愚痴も言いたい。


今度こそ昭和29年以来の完全優勝!つまりリーグ優勝クライマックスシリーズ優勝日本シリーズで勝って日本一を目指して欲しい。

セ・リーグ順位
優勝:中日 75勝59敗10分
 2位:ヤクルト(2.5) 3位:巨人(1) 4位:阪神(5.5) 5位:広島(7) 6位:横浜(11.5)


吉見投手:最優秀防御率1.65、最多勝18勝3敗(勝率も1位)、ベストナイン
浅尾きゅん:最優秀中継ぎ52ホールド(79試合の最多登板)、セ・リーグMVP、ゴールデングラブ賞
谷繁捕手と大島外野手もゴールデングラブ賞

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中日ドラゴンズ、落合博満監督が今季限りで退任、後任に高木守道氏。

2011年09月22日 23時28分28秒 | 中日ドラゴンズ
9月22日(木)午後3時過ぎ、まだ中日ドラゴンズが逆転優勝を目指しているシーズン途中というのに、落合博満監督(57歳)が今季限りで退任、次期監督に高木守道氏(70歳)が就任すると中日球団から発表があった。

中日の監督としては2004年から8年間、歴代最長、すべてAクラス、3度のリーグ優勝、日本一も1回
3年契約の任期満了とか、新しい風を入れたいとか。
「契約書どおり、この世界はそういう世界」
オレ流電撃退団

ショックだなぁ。
中日ドラゴンズの歴代監督の中で、落合博満監督ほど中日を常勝球団にした監督は他にはいない。

今年はナゴヤドームでの客入りが悪かったりしたけど、そんなことは関係ない。
別に高木が地味だからダメというわけではないけど、落合を退任させるくらいなら、続投のほうが良かったのではないのかと思う。
他にも中日生え抜きOBで監督をやれそうな人はいるだろう。谷沢、田尾、大島、牛島、若手なら今中とか立浪とか。

ピッチングコーチの森、それに辻ハツヒコ、トマシノなどほとんどのコーチも一緒に辞めちゃうのかよ。

誰かがTwitterでつぶやいていたが、中日ドラゴンズの人気を高めるためなら、ドアラを監督にして、監督候補の人はチーフコーチにしたらどうよ。

客が入らないのはシーズン席(内野のかなり外野寄りのところまでシーズン席がある)が多すぎて、普通にチケットを買おうと思ってもろくな席が無かったり、入場料が高すぎることが原因なのではないのか。
いっそのこと甲子園のように、ビジター応援は外野のパノラマ席の一角だけにして、3塁側もすべて中日のシーズン席にしちゃったらどうよ。甲子園は阪神が勝っても負けても本当に客がよく入っており、球場全体で一体感がある。
選手の年俸だって、全く活躍せずに昔の名前で出ているだけの選手に、サラリーマンが一生働いてももらえないような高額を払っていたりするからなぁ。

中日新聞社は、落合監督の「読む野球」を出版して、もう一儲けするつもりだろうな。

高木守道氏、現役時代は素晴らしいセカンドの名手、特にグラブトスが印象に残る。ウイリーデービスが巨人戦でランニングホームランをした年に、高木も阪神戦でランニングホームラン。名球会にも入る活躍をしたし、野球展堂入りも果たしている。
もちろん監督経験もある。1994年の「10・8」、巨人に敗れた時にも監督だった。

名古屋ドームの試合で、ドアラがバク転を失敗した時に、チアドラゴンズの可児ちひろさんがバク転を披露するのだが、高木氏はこの可児ちゃんにドアラと同じようにひねりを入れなさいと注文をつけていた。厳しい。先日はCBC「サンドラ」で森野の名前が出てこず、ほれあれ とか それ とか言っていたなぁ。

こうなったら、落合政権の残りの試合を全部勝って、セ・リーグ優勝=連覇+日本一になってもらいたい。
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今中慎二著『中日ドラゴンズ論』(ベスト新書)を読む。

2011年08月18日 23時23分23秒 | 中日ドラゴンズ
昨年の11月に出た今中君の本。これは昨年までなら的を射た内容となっていた。今年の打てない・守れない中日の弱さは、これでは説明がつかないだろう。

NHKで解説をしていると、中日に対してツンデレな今中君。
甲子園出場経験も無いのに高卒でドラフト1位、デビューした頃は、「今」は山の「中」といった感じだったが、その後エースになった今中君。
落合(中日監督)が巨人に移籍してからは、もうヘビに睨まれたカエルのように落合に打たれまくった今中君。1994年の「10・8」でも落合にホームランを打たれたし。

中日が「不気味」だと言われたり、「万年2位球団」と言われたりするが、特に落合監督になってからは確かに強くなったし、不気味になった。2002年からはずっとAクラス、それも落合監督で優勝3回、日本一1回、2001年以前の星野仙一監督でも2回優勝。

内容は当然この2人の監督にも多くが裂かれていた。
鉄拳制裁も当たり前の星野監督、毎試合後に勝っても負けても全員ミーティング。特に負け試合の後は相当大変だったらしい。
それに対して、「考える野球」の落合監督、「観察力」があって、練習量は一番多く、チーム情報は漏らさず、マスコミも上手に利用。
この2人のどちらが良いかと聞かれれば、昔は星野監督、今は落合監督だな。

三拍子揃った選手ではなくて、一芸に秀でた選手を選ぶ、ルーキーでも新人扱いしない、打倒・巨人、打ったら1塁まで全力疾走は当たり前、試合前や試合中に、他球団の選手とヘラヘラ笑って会話するなんてもってのほか。
交流戦が始まってからは、全球団に専属スコアラーを配したり。

投手分業制で野武士野球で優勝に導いた近藤貞雄監督や、高木守道監督、それに山田久志監督のことも書かれていた。

セ・リーグの投手がパ・リーグの投手よりも防御率が悪かったりするのは、DH制を取っているかどうかだけの差ということ、先発よりも中継ぎや抑えがしっかりした良い投手がいるところのほうが強いというのも納得できる。
「5勝」投手論、中日は5~7勝の投手が非常に多く、投手「陣」になっている。

ヤクルトにはなぜ勝てないのか  役割分担がしっかりしている強固な投手力には弱い、打撃重視のチームには強いが、中日とカラーが似ている?チームには弱いとか。野村監督以来のロングタームでの「ささやき」にもやられてしまっているらしい。

最後の今中X中村武志X川相昌弘対談も面白い。横浜が弱いのは、2006年から3年間コーチを務めていた中村の証言で明らか、優勝を狙わずにAクラス狙い、負けてもヘラヘラしているようではダメだ。

最後にお客が入らないナゴヤドームの運営について、フロントにもチクリ。 

今中君、これからもツンデレで中日の応援をお願いしたい。
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祝!!中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝決定☆☆☆やりました!

2010年10月01日 22時22分22秒 | 中日ドラゴンズ
祝 優勝 中日ドラゴンズ 
中日ドラゴンズのセ・リーグ4年ぶり8回目の優勝が決まった。
やりました! どらほー! バンザーイ バンザーイ バンザーイ
巨人の4連覇を阻止した。143試合目、阪神が敗れてマジック1が消えた。
正直言って、今年のドラゴンズがリーグ優勝できるとは思わなかった。
7月1日には首位と最大8ゲームの差があった。

巨人が断トツで強かった。ラミちゃんペッ&阿部、それにガサーラドーダイ、坂本、チョーノなどどこからでも点が取れる打線は脅威だった。
阪神も交流戦以降強かった。助っ人のマートン&ブラゼル、中日戦ではあまり活躍しなかったのでそんなに良い助っ人とは思っていなかったが、結果はすごいヒット数&ホームラン数、それにジョージ・マも加わって、勢いがあった。
成績不振で監督を途中で解任したヤクルト、神宮球場では中日は勝てる気がしなかった(2勝しただけ)。借金19をゼロにする勢いはすごかった。

それに比べて我が中日ドラゴンズ、井端は早々に離脱(なのに名前だけでオールスターに出た)、唯一補強した助っ人のメキシカンリーグ首位打者だったセサルは、昨年までいた韓国のイチロー以上に働かず。朝倉劇場も小笠原やる夫も途中から2軍のまま。
毎試合誰がスタメンになるのかわからないセンター&ライト。
チーム打率はリーグ最下位じゃあなかったか。(横浜に次いで下から2位)
7対0でリードしていた試合をひっくり返されて負けたこともあったなぁ。

こんなチームが優勝なんて。 
Twitterで何度も何度もつぶやいてヒンシュクも買ったが、「和田の一髪が光った。」というチーム3冠王の和田、ここで!という時に本当によくホームランやタイムリーを打った。38歳、夏に自打球で足を痛めた(結果は骨折だった)がそれでも試合を休まずよく頑張った。
ブランコは30本台のホームランは打ったものの、理詰めで攻められたら2ストライクからボールになるフォークで簡単に三振。一時は2軍に落ちてノーブラ打線にもなった。
選手会長の森野、良いところでよく打ったが、それを帳消しにするエラーの多さ。
非力・荒木、終盤こそ打率も上がったが、ショートにコンバートされた守備はイマイチ、肩の弱さも露呈。
井端に代わってセカンドを守った堂上弟は守備の人だった。もちろん誰崎も英智も、他にも小池も藤井も新人・大島も野本もみんな守備の人だった。
夏から出てきて、結構いいところで打ったO!D!A!(どこの途上国援助やねん)、何度もお立ち台に立って「やりました!」は思っていた以上にやった。

投手陣、そこそこ頑張った吉見(監督にダメ出しされていたが)&チェン、途中から出てきたウルトラセブン・山井&暴れなかった中田賢ちゃん&今シーズン唯一ドームに足を運んだ試合でいきなり先発し5勝した中年の星・山本昌も、それに銃弾を所持して謹慎したネルソン提督も頑張った。
7月16日から山井から始まった連続封という快挙もあった。
そして、何と言っても浅尾きゅん、自分としてはきゅんがMVPだった。
イケメンで細いのに72試合(2試合に1試合)に登板、47ホールドの日本新記録、3年目からはパームボールを封印して、150キロ台のストレートと高速フォークで勝負、また、打者との駆け引きでも上回った。
浅尾で負けたら仕方がないと思うようになった。
高橋アッキー、一皮向けて直球勝負から変化球が使えるようになって、すごく良くなった。26試合連続無失点もすごかった。
守護神岩瀬も、4~5試合ブチ壊したが、それでも6月16日には通算250セーブ達成、今シーズンもセーブ王になった。
6回まで1点差以上で勝っていれば、7回が高橋アッキー、8回が浅尾きゅん、9回が守護ネ申・岩瀬で逃げ切れた。

ビジターでは、そっくりさん・影武者で戦っているのではないかという疑惑がでるほどナゴヤドームではめっぽう強かった。  
巨人も阪神もナゴヤドームでは、それぞれ2勝ずつしただけだった。
12度もサヨナラ勝ちをした。
ここまでナゴヤドームで51勝16敗1分で勝率

落合博満監督、就任7年目で、リーグ優勝3回、日本一1回。
中日でこんな素晴らしい成績の監督は他にはいない。
今シーズンは監督自身がずっと禁酒したり、9月に2度も退場ってのも、監督の真剣さを感じた。

今度こそ昭和29年以来の完全優勝!つまりリーグ優勝クライマックスシリーズ優勝日本シリーズで勝って日本一を目指して欲しい。

今シーズン、Twitterのハッシュタグ#dragonsで、試合を見ながらつぶやき応援していたドラゴンズファンのみなさん、本当に楽しかったです。ありがとうございました。

追伸
シーズン終わって、2位阪神、3位巨人、4位ヤクルト、5位広島、6位横浜だった。

クライマックスシリーズ、阪神に勝った巨人をナゴヤドームで3勝1敗で下し(2試合目は現地観戦でどらほー!)、日本シリーズへ。
日本シリーズでは、パ・リーグ3位の千葉ロッテと死闘、2勝1引き分け4敗で敗れて完全優勝はならずだった。
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