思いつくまま

思いついたことを書いています。

小山薫堂著『人を喜ばせるということ だからサプライズがやめられない』(中公新書ラクレ)を読む。

2010年08月22日 00時25分25秒 | 読書
タイトルに惹かれて読んでみた。
人を喜ばせる、小さい頃から自分も人を喜ばせることは好きだったし、人が喜べば自分も嬉しかったりしたさ。
この本の「人を喜ばせる」というのは=「人をサプライズさせる」ということだった。

人をサプライズさせるには、事前の準備・段取りが欠かせないんだよねぇ。でも、この人はそういうことを面倒くさがらずに次々と仕掛けていくんだよなぁ。あんたはエライよ。
ホテルや飲食店を全部借り切って、仕込みの客を入れてって、どんだけカネがかかるサプライズだよぅ、自分にはムリムリ。
死ぬ前に、ハート型の石を飲み込んでおいて、火葬後にそれが残って出てくるというのは、現実にはムリだけど発想としては面白い。

鴻上尚史の「コンビニピラニア作戦」が取り上げられていたけど、昔、野沢直子(だったと思う)のラジオ番組で午前10時になったら教室でいっせいに何かをするっていう企画と同じようなものだな。
このブログもサプライズを狙っていたけど、検索するとすぐにHITしちゃうんだよなぁ、初代のものほどではないけど、ちょっと残念だったなぁ。

小山薫堂(こやまくんどう)さんって、映画「おくりびと」の脚本家だったんだぁって、それが一番のサプライズだったりして、チャッテナン。
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日野原重明著『働く。-社会で羽ばたくあなたへ-』(冨山房インターナショナル)を読む。

2010年08月09日 00時00分00秒 | 読書
これは、あの『生き方上手』で大ブレークした今年99歳になる(自分の2倍も生きている。)日野原じいさんDr.が20前後の若者に向けて書いた本。

日野原じいさんが19~25歳までの若者7人と「働く」ということをテーマに対話した内容。
日野原じいさんが、この先あなたは何歳まで働いて何歳まで生きるのかと問うたところ、大学1年生の女性が30歳までと答えたのには驚きだった。
先日発表された日本人の平均寿命、女性が86.44歳で世界最高、男性でも79.59歳という時代なのに、若者の答えのほとんどは50~60歳くらいまでと答えていた。まだまだ先が長い若者には「死」ということは意識できないのだろう。
今流行の「うつ病」、飢餓や戦争で生きることだけで必死な時代には、自分の心の中を探っている余裕などないため、ありえへんとのこと、そうだよなぁ。

どんな辛い体験・試練もその体験を自分の一生の中でとらえなおし、時間をかけて学べば、人生にはむだな体験などひとつもないという日野原じいさんの言葉には、経験から裏打ちされた重みを感じた。
日野原じいさん、あんなに長生きしているけど、決して健康そのものというわけではなくて、結核にかかって挫折したり、1970年3月のよど号ハイジャック事件に遭遇したり、いろいろな経験をされていることがよくわかった。
就職にしても結婚にしても、最初から天職、理想の相手がガチガチに決まっているわけではなくて、一刻一刻に現れるハプニングに反応を積み重ねて、年月をかけて徐々に適合させていくものだという考えもよくわかる。
日野原じいさんは、本を読んで感化された(会ったこともない)オスラー医師を師匠と仰いでいたが、普通の人ではなかなか本を読んだだけで自分の人生の師匠と思うような人にめぐり合うことはないのではないか。

夏目漱石が「どんな職業であれ、ただ好きだからやるのではだめだ。人のためにするという公共性をもつべきものが職業である」と言っているらしいが、このじいさんも、趣味の中に生き甲斐を見出すのはむずかしい、好きでやるのは道楽、「働く」というのは自分を他のために寄与すること、人は一生をかけて自分の人生を賭ける価値のある仕事を模索する存在なのだろうとおっしゃっている。
生涯現役で勤められる仕事に就いている人は、こういうことが言えるかもしれないが、自分のように定年が決まっている者にとっては、こういうふうに一生を賭けてというのは無理だし、また、そんなに歳をとってまで働く気持ちもない。

ただ、自分が今就いている職業は、自分が学生時代に思い描いた理想に近いものなので(ただ、自分が60歳になるまで今のように働く姿は全く想像できないが)、あともう少しは頑張ってみようとは思わせる内容の本だった。

このじいさん、「葉っぱのフレディ」のミュージカルをニューヨークでもやっちゃうのかよ。本当に元気いいなぁ。
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安城の七夕祭りを見に行った。

2010年08月07日 21時00分00秒 | その他
ナゴヤドームでデーゲームの中日阪神戦を見て、隣のイオンで夕飯を食べてから、そういえば安城の七夕祭りだったなぁということで急きょ見に行った。
金山から通常は名鉄で帰るところを、JRに乗って安城まで。
途中大府にも停車し、ちょうど1週間前のことを思い出していた。(宝くじまちの音楽会)
その時もJR安城駅から午前0時前に名鉄南安城駅まで20分歩いたが、商店街は全く人通りが無く、最近は治安もあまり良くないため、ひたすら早く歩いた。

午後8時過ぎ、JR安城駅を出ると、いきなり人・人・人と露店が延々と続いていた。
安城の七夕祭りは昨年も来たが、JR安城駅から名鉄南安城駅まで40~5分かけてゆっくり電飾の飾り付けや露店を見ながら歩いた。
途中、ゲゲゲの鬼太郎の映画を屋外にスクリーンを作ってやっているところがあったり(小さい頃の地元の夏祭りでは、いつも映画を屋外でやってくれていて、「マグマ大使」とか「ガメラ」などをよく見たものだ。)、昔ながらの輪投げや射的、りんご飴などがあって、すごぉく懐かしかった。
広島焼きのお好み焼き屋さんが500円でとてもおいしそうだった。

昨年の様子
http://blog.goo.ne.jp/ms1229jp/e/f2a3eea6dca13390ae25fbeeaf099453

名鉄南安城駅に午後9時前に着いたが、そこから岡崎方向を見れば、岡崎の花火大会(2万発)のクライマックスの模様が遠くからも見ることができた。

先週、自分の中で暑い「夏が終わってく」って感じだったが、1週間後の今日もプロ野球生観戦+七夕+ちょっぴり花火を見ることができて、またまた暑い夏を楽しむことができて満足だった。







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今シーズン初めてナゴヤドームで中日VS阪神戦を観戦した。

2010年08月07日 18時00分00秒 | 中日ドラゴンズ
今シーズン初めてナゴヤドームに足を運んだ。
実は既に2回ほど行くチャンスはあったのだが、4月・6月の忙しい時期で、しかも平日だったので泣く泣く見送り、チケットは他人に譲っていた。
午後3時からのデーゲーム、中日阪神戦。
座席は1塁側の内野シーズン席、1塁ベースの近くだった。

中日の先発は、もうじき45歳になる山本昌広・中年の星、今シーズン1軍初登録・初登板だった。
ブランコが登録抹消でノーブラ打線、1塁は小池だった。捕手はO!D!A!(どこの途上国援助
1回表に森野のエラーでピンチを招いたが、何とか抑えて波に乗った。
阪神の先発は下柳、昔は天敵・大の苦手投手も、今シーズンはお得意さんでっせ。
1回裏に和田の犠牲フライで先制。
そして4回には、堂上@兄がライト前ヒット、続く守備の人・背番号1・堂上@弟がキタッ ━━━\(゜∀゜)/━━━、レフトスタンドに2ランホームラン。
さらに、荒木がヒット&盗塁、ここで英智がセンター前タイムリーで4対0。
中日ファンのボルテージも上がり、ビールが旨い。  
山本昌は6回に1点取られてお役御免。
7回は高橋アッキー、8回は浅尾きゅんが完璧に抑え、9回は守護ネ申岩瀬が何とか抑え、ゲームセット。
中日が阪神に4対1で勝った。
今年から中日が勝った時にTwitterでドラゴンズファンがつぶやく「どらほー!」
(深夜・午前0時に「よるほー!」とつぶやくのを真似たと思われるが、詳しいことは知らない。)
ヒーローインタビューは、23年連続勝利のプロ野球タイ記録・江夏に並び206勝目を挙げた山本昌広、そして2ランホームランを打った堂上直倫@弟だった。
ついでに守護神岩瀬が6年連続30セーブを達成した。

中日はビジターではそっくりさん・影武者が戦っているのではないかという疑惑が出るほど、ホームでは強かった。

久しぶりのナゴヤドーム、途中Twitterでツイートしようと思ったが、なかなかつながらず、左側半分はほとんど阪神ファンではないかと思うほどで、特に9回表の阪神のおせおせの時の応援はスゴかったけど、結構余裕で見ることができて、本当に楽しかった。
  





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