思いつくまま

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サッカーロンドン五輪2次予選、U-22日本vsU-22クウェート戦。

2011年06月24日 23時58分58秒 | サッカー
サッカーロンドンオリンピックを目指すU-22日本代表の2次予選。
日本はシード、クウェートは1次予選を勝ち上がってきた。
2次予選は、ホーム&アウェイの一発勝負で、負ければ秋からの最終予選に進むことなくハイ、それま~で~よという厳しい戦い。
この世代、U-19アジア選手権で韓国に負けたりして、世界を知らないんだよなぁ。
関塚隆・元川崎フロンターレ監督が監督になって、昨年の広州アジア大会で優勝して急激に力をつけた感じだったが、それでも2月の中東遠征では、クウェートのフル代表に0対3と完敗だった。

今をときめく香川&宮市&宇佐美なども実はこのチームに加わることができるのだが、今のところはグランパス・永井やジュビロ・山崎、レッズ・原口、セレッソ・清武、FC東京・GK権田といったJリーガーが主力で、流通経済大学の大学生も何人かいるチームだった。

ホームの第1戦、6月19日(日)19時から豊田スタジアムで行われたので、見に行ってきた。座席はファミマ先行予約で取ったバックスタンドのカテゴリー2だった。雨が降りそうな感じだったが、途中パラっとしたくらいで済んだ。暑くもなく寒くもなく、非常に気持ちの良い気候だった。入場者数が17,837人、地元グランパスが調子が良い時にはもっとたくさんの人が入るのに、今回は何だかスカスカなのが寂しかった。まだ、2次予選だからしょうがないのかも。それでもゴール裏がフル代表と同じ応援を一生懸命やっていて、それは楽しかった。
エースFWの永井は、足首をねんざしていて残念ながら控えだった。
GK:1 権田修一DF:4 酒井宏樹、5 比嘉祐介、12 濱田水輝、13 鈴木大輔、MF:6 山本康裕→16 山口螢(後半24分)、8 山村和也(Cap)、10 東慶悟→15 登里享平(後半40分)、17 清武弘嗣、FW:7 山崎亮平→14 原口元気(後半18分)、9 大迫勇也
サブ:18 安藤駿介、2 村松大輔、3 吉田豊、11 永井謙佑

試合は日本が終始圧倒したが、イラン審判団の「中東の笛」と、簡単に失点してしまうDF陣が不安だった。
相手GKはボールを蹴られないのか、なぜかゴールキックをほかのDFに任せていた。
前半18分、山村からのパスを左に走り込んだ比嘉がドリブル突破、折り返しのクロスに清武がヘディングシュート、ゴーール
27分には「中東の笛」、FW大迫にイエロー、わけがわからなかった。
37分に清武の右CKから濱田がヘディングシュート、ゴーール
前半は2対0。
後半16分には、山崎のスルーパスを右で受けた大迫がGKと右ポストの間に狙いをすましたシュート、ゴーール
楽勝のはずが23分、ゴール前のクリアボールが途中出場の相手10番に渡り、ズドン⇒アウェイゴールの失点。 
その後は、途中出場の原口元気のポスト直撃の惜しいシュートなどがあったが、追加点は奪えず試合終了。
永井抜きでも快勝と言いたいところだが、1失点が非常に痛かったので、マアマアの試合だった。

試合中にTwitterからツイートしようと思ったが、どのアプリを使ってもエラーばかりでツイートできなかった。試合に集中できて良かったが - - - 。

  
自分の座席から

  
この日は残念ながら控えだった永井選手

  
試合が終わって、選手が場内一周


第2戦、6月24日(金)午前1時半過ぎから中東のアウェイ・クウェートで行われた。試合開始時の気温が39.1℃という高温でピッチもあまり良くなかった。また、試合球も普段日本で使われているものではなかった。
それでも、勝つか引き分けならば文句無しに最終予選に進むことができた。
日本は、第1戦とほぼ同じスタメンで、大迫に代わってグラ・永井が先発した。
クウェートはかなり選手を入れ替えてきた。
審判団はウズベキスタン人で、主審はワールドカップでも笛を吹いたイルマトフだった。
試合は前半からホームのクウェートが攻撃に出てきて、日本のDFの裏を狙ってきた。
5分には10番があわやPKという感じで突っ込んできた。イルマトフはシミュレーションで10番でイエローを出したが、ほかのレフリーだったらと思うと危なかった。
15分には10番の突進に激突したGK権田が痛んだ。
しかしながら21分、右サイドをオーバーラップした酒井に東からロングボールが出て、ワンタッチでGKをかわすループシュート、アウェイ ゴーール
その後は落ち着いた試合運びで前半終了。ここで午前2時半過ぎ、安心して就寝。ZZZ あとは録画を見た。
後半から比嘉に代わって吉田が入った。
5分、クウェートのセンターサークル付近からのFK、ゴール前で落とされ7番がズドン⇒失点。同点に追いつかれた。 
12分に10番が退いた。
13分、鈴木がペナルティエリア内で17番を倒したとしてPK、これを決められ失点。逆転された。   
17分に熱中症気味だった山本に代わって蛍を投入。
25分に清武が切り込んでシュートを打ったが、枠の左だった。
27分、山崎に代えて大迫を投入、3枚のカードを使い切った。
クウェートの選手の足がつり出した。ここから日本も攻勢に出た。
34分の東のシュートは第1戦とは違うGKが弾き出した。37分の蛍のシュートはわずかに枠の右上だった。
ロスタイムの相手セットプレーからヘディングシュートが枠に飛んだが、GK権田が上へ弾き出した。
試合終了、日本が1対2でクウェートに敗れた。

2試合の合計で、日本が4対3でクウェートを下して、何とか最終予選に進むことができたが、96年のアトランタ五輪世代以降、最終予選に進む前に負けたことは初めて。
最終予選、中東のチームばかりと当たる可能性があることを考えると、このままの戦力・戦い方ではかなり厳しいと思われる内容だった。

9月から始まる最終予選、日本、韓国、オーストラリアがシードされ、サウジアラビア、UAE、カタール、バーレーン、オマーン、シリア、イラクといった中東・ガルフカップ諸国の7チームに加え、ウズベキスタン、マレーシアの全部で12チームが4チームごとに3つのグループに分かれて戦うこととなった。
そして、各グループの1位がロンドン五輪出場、2位は3チームのプレーオフで、さらにアフリカとのプレーオフに勝てば出場できるという狭き門。
組合せ抽選は7月7日。

5大会連続のオリンピック出場目指してガンバレ日本。
コメント
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