思いつくまま

思いついたことを書いています。

中日ドラゴンズ、リーグ優勝から日本一にはなれず、今シーズン終了

2011年11月20日 22時25分25秒 | 中日ドラゴンズ
中日ドラゴンズ、落合監督の8年目の最後の最後に4たび巡ってきたチャンス、リーグ優勝から日本一へという願いは達成できなかった。
誠に残念である。

セ・リーグ クライマックスシリーズ
2位ヤクルトが3位巨人を2勝1敗でヘロヘロになって勝ってきてくれた。
おかげで、タテヤマンも宮本もヘロヘロで本当に助かった。
先発投手陣、ネルソンが風邪で体調不良、ソトも怪我のままで苦しかった。
巨人だったら、沢村、最多勝の内海、ナンザレス・ゴンザレスの強力投手陣に抑えられ、ラミチャン・カチカチ・アイ~ン・ペッとか首位打者長野(チョーノ)とか阿部とか小笠原ドーダイとかの強力な打撃陣にやられていたかもしれない。

ナゴヤドームでのクライマックスシリーズ、対ヤクルト戦
中日にアドバンテージの1勝あり
11月2日(水)2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:岩瀬
森野が1回と3回にタイムリーで1点ずつ取って、先発吉見が中盤まで抑え、8回にピンチで浅尾きゅん、福地の内野ゴロの間に1点取られたものの、9回のピンチは守護ネ申・岩瀬が最後の1人を打ち取り、どらほー!。
11月3日(木)1対3 × 負け:チェン
石川を打てず、チェンが終盤の8回に1発を浴び、9回に河原が打たれ2点取られ、抑えで出てきたタテヤマンから9回裏に森野の一発が出たが、はいそれまでよ。orz
11月4日(金)1対2 × 負け:山井
ウルトラセブン・山井が病(やまい)、元ドラ戦士・森岡や青木に打たれ、途中から出た5人の投手を打てず敗戦、orz 五分五分になった。
落合監督なら、まだ1つ負けられるじゃんといったところか。
11月5日(土)5対1 ○ 勝ち:川井 
1回裏に怒涛の攻撃で4点、5回にもブランコに中押しのホームランが出て、川井が良く投げて、その後は自慢の継投、高橋アッキー、くねくね鈴木、浅尾きゅん、守護ネ申・岩瀬が抑え、どらほー!
11月6日(日)2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:浅尾
両チームのエース吉見とタテヤマンの投げ合い、中3日の吉見は素晴らしい投球で8回無失点、6回に井端がレフトスタンドに2ラン、9回は岩瀬が打たれ1点差で一打逆転のピンチを浅尾きゅんが畠山を3塁ファールフライに取り、ゲームセット。
落合監督から、こんなに素晴らしい吉見を見るのは初めてという言葉が出るくらい中3日の吉見が良かった。
これでクライマックスシリーズを4勝2敗で勝って日本シリーズへ進出決定。バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ、どらほー!落合監督&森コーチが胴上げされた。


日本シリーズ、落合監督の下で5回目の戦いだったが、相手はパ・リーグで何度も優勝しながら、初めてクライマックスシリーズを勝ち抜いてきたソフトバンク。落合監督も待ち望んでいた。これで、ようやくセ・パ両リーグの覇者が日本一を賭けて戦うことになった。
前評判では、首位打者のあごピー・内川を始めとした素晴らしい打撃陣のソフトバンクが断然有利だった。

11月12日(土)第1戦、福岡ドーム、デーゲーム
延長10回 2対1 ○ 勝ち:浅尾 セーブ:岩瀬
チェンと和田の投手戦、4回に1点取られたが、7回にDH・和田の起死回生の一髪で同点、延長戦に突入、中日は昨年から3試合連続の延長戦、10回に相手の守護神・馬原からレフトスタメンの小池が値千金のホームラン、最後の1人を守護ネ申・岩瀬が三振に取りゲームセット、和田毅が8奪三振でソフトバンク贔屓のアナウンサーが大騒ぎしていたが、終わってみればチェンが11奪三振、浅尾きゅんが3奪三振、岩瀬が1奪三振の中日投手陣の三振ショーでもあった。どらほー!

11月13日(日)第2戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
延長10回 2対1 ○ 勝ち:平井 セーブ:岩瀬
吉見が先発、3回のピンチの場面であごピー・内川のバットにグルグル巻きつけられたテープについて落合監督が指摘、何とか抑えた。7回表にアホの子・平田りんのレフトフェンス直撃タイムリーで先制するも、その裏の1アウト満塁のピンチで登板した浅尾きゅんが1点取られ同点、きゅんは後続は打ち取った。中日は4試合連続の延長戦へ。10回表に守護神・馬原から2アウトランナー無しで、荒木が内野安打、井端が四球、森野がレフト前タイムリーで勝ち越し、その裏を守護ネ申・岩瀬が三者凡退(2三振)で締めゲームセット。
敵地で2連勝なんて、信じられな~い。どらほー!

11月15日(火)第3戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
2対4 × 負け:ネルソン
ネルソンが先発したが、1回から森野のエラーも絡んで失点し、眠っていた多村にホームランを打たれ、敗戦。orz
浅尾きゅんと岩瀬を休ませることができた。らしいと言えばらしい負け試合。

11月16日(水)第4戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
1対2 × 負け:川井
川井が1回にいきなり1点取られ、さらに荒木の悪送球でもう1点。打つ方はノーアウト満塁のチャンスでリリーフした豊川高校出身・森福から点が取れず、敗戦。orz
まだまだ五分になったばかり、落合監督も想定の範囲内、残り3試合をどう戦うかを考えているとのこと。
この日の夜は、名古屋市内で偉いさんの接待で試合は見られず。

11月17日(木)第5戦、ナゴヤドーム、ナイトゲーム
0対5 × 負け:チェン
チェンが1回にいきなり1点取られ、7回にも1点、8回にはノーアウト満塁で河原に交代、死球&タイムリーを浴び万事休す。orz
6回裏に1アウトから荒木が2ベースを打った後の井端の時が一番盛り上がったが、得点できず、名前を初めて聞いた山田に対してゼロ行進。
どちらのチームもホームでは1勝もできない。

この試合は、ナゴヤドームで生観戦、第5戦があるかどうかわからなかったが、先行予約で取ったチケットはバックネット裏の前から○列目の普段なら入れないシーズン席の良席だった。
午後7時に落合信子@監督夫人が登場、最前列で応援していたが、オーラが出ていて人気があった。試合中なのに落合信子詣でのファンが多数おしかけ、その場でツーショットの写真撮影に快く応じていたのが印象に残った。
監督が中日を辞めても中日ファンでいてくれるのか
 

11月19日(土)第6戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
2対1 ○ 勝ち:吉見 セーブ:浅尾
1回に、和田が和田から2点タイムリー3ベース、先発の吉見が8回2アウトまで1失点の好投、あとは守護 ネ申・岩瀬、浅尾きゅんとつないでゲームセット。どらほー!

谷繁、クライマックスシリーズから39打席(日本シリーズ20打席)ノーヒット。
勝っても負けても2点しか取れない打線でここまで来れるなんて奇跡だぜ。w

いよいよ天王山・最終決戦

11月20日(日)第7戦、福岡ドーム、ナイトゲーム
0対3 × 負け:山井
笑っても泣いても、今シーズンの最終戦、ということは落合監督率いる中日ドラゴンズの8年間の集大成の試合。
最後の試合で悔いのない試合を、と言っていた落合監督やファンの期待に応えることができなかった。
先発のウルトラセブン・山井、3回に大島がセンターフライを取れなかったりして、ノーアウト満塁のピンチで降板、ここでセ・リーグの左強打者を抑えてきたコバマサだったが、ビビッて押し出しの四球、その後リリーフしたネルソン提督も次の回に1点取られ、7回にリリーフした浅尾きゅんも1点取られた。
9回にサイボーグならぬファルケンボーグを井端が強襲ヒットで引きづり下ろしたが、後が続かずゲームセット。

谷繁、クライマックスシリーズから42打席(日本シリーズ23打席)ノーヒット。

ソフトバンクが日本一。


ここまで8年間もの長きにわたり中日ドラゴンズを常勝チームにして、我々ファンに夢を見続けさせてくれた落合博満監督、どうもありがとうございました。

Twitterなどで一緒に応援したドラゴンズファンの皆さん、選手や球団関係者の皆さん、お疲れ様でした。
コメント (4)
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勝間和代著、上大岡トメ・イラスト『目うろこコトバ』(朝日新書)を読む。

2011年11月18日 23時14分26秒 | 読書
文字通り、勝間和代さんが「目からウロコが落ちる思いがした言葉」である。
これがPDCAサイクル(Plan、Do、Check、Action)の順に50個並べられている。
その言葉1つ1つに上大岡トメさんのイラストが付いている。
朝日新聞「be」に連載されていた「人生を変えるコトバ」がもとになっている。
『仕事のヒント』みたいな本だった。

50個のコトバのうち、気になったものを書き留めて、終わり。
Plan
・「言葉にすることが、思考である」、このブログもそういうこと。
・「やる気に頼るな、仕組みに頼れ」、これは納得
・「やることより、やらないことを決めよ」、ネットサーフィンなんかダメだとさ。
・「上司は思いつきでものを言う」、これは橋本治さんの本のタイトル、全くそのとおり。
Do
・「妬まない、怒らない、愚痴らない」、うらやましいですね~ってすぐに言いたくなるけど、って愚痴っているのはダメ。
・「Giveの5乗でいこう」、自分の得意技は何の見返りも求めずにGiveしまくる。
・「「とりあえず仕事」をやめる」、とりあえずビールもダメか?
・「努力は、結果でなく、過程にせよ」、結果ばかりを評価するのは良くない、努力もせずに偶然うまく行った場合もそれを評価してしまうこともある。
・「学ぶことは、まねること」、Twitter、勝間さんやいとうまい子さんのやっていることをマネして、いろいろ覚えることができた。
・「叱る量の5倍ほめろ」、なかなか褒めることができないなぁ。
・「記憶は体全体で行われている」、茂木健一郎さんにつながるか。
Check
・「1日0.2%の改善は1年で倍になる」、ほんの少しづつでもいいから改善し続けろ。
・「批判は認められたい欲求の裏返しである」、わかる気がする。
・「問題は当事者が認めるまで悪化する」、体のどこかが悪くても、気のせいだとか単なる疲れだと思って放っておいたら、どんどん悪化していることがある。身の回りで問題が生じていることはごまかさずに素直に認めたほうが良い。
・「期待を裏切られると、人は動揺する」、相手がここまでやってくれるものだと勝手に抱いていたら、やってもらえなくて、こんなハズではと失望が大きくなる。
・「自分ばかり損をしていると思うな」、過度な被害者意識は持たないほうがいいね。
・「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」、賢者は他人の失敗からも学べるということ。
Action
・「過去はいくらでもよいものに変えられる」、まぁそいうことかな。
・「不幸を幸運に、幸運を実力に変えよ」、セレンディビティ、偶然力
・「人は消去法でしか学べない」、いくつか失敗して、やっと正解がわかる。
・「ゼロイチ思考で考えるな」、○か×か考えず、あいまいでもいいということ。
・「幸せの総量は与えた幸せの総量で決まる」

さすがに前向きな勝間さんだな。トメさんのイラストも面白い。オワリ。
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適菜収著『いたこニーチェ』(朝日文庫)を読む。

2011年11月05日 22時33分44秒 | 読書
哲学者のフリードリッヒ・ニーチェが、青森県恐山の「いたこ」のように降臨して、三木・ミッキーに乗り移って、オレ・吉田武昭の洗脳を解くという物語。

オレの先祖はプラトン、パウロ、カントといった哲学者らしい。哲学は妄想にすぎない。結果から原因を導き出そうとしているだけ。

プラトン派の哲学者は、原因と結果を取り違え、「普遍的真理」や「神」といった空っぽの作り上げた概念を前に置く、それを前提に議論を始める。
でも本当は「神」なんて存在しない、「普遍的真理」は存在しない、自分勝手な理想というか妄想から現実を導き出しているだけ。
この世はあっても、あの世なんて無いんだ。世界は自分の見た世界が存在するだけ、あの世に希望を託して、いつかメシア(救世主)がやってくると信じ込んでいるだけ。現実を直視しろ。

キリスト教は、人間の「生」そのものを否定、宗教は人間の心の弱みに付け込むだけ。
オウム真理教の信者が受けたマインド・コントロールみたいに。

当たり前って何だ、どこで決まっているんだ、何でも疑ってかかれ、オレにはオレの世界しかない、唯一自分の世界を切り開け、健康な肉体で己の真理を捏造せよ。

この本の最後の方で、唐突に「動物と超人のあいだ」のあたりからオレの洗脳が解かれていくのが少し違和感があったが、ニーチェの思想は面白くて好きだ。
宮台真司さんにもつながっている。

成功を収めたエライさんをいくら真似しても、誰でもがエラくなれるわけではない。こうすればうまく行くではなくて、勝ったやつが強いんだ。

「ツァラトゥストラかく語りき」って、こんな内容が書かれていたのか。

ここに出てくる「オレの母」のような人いるんだよなぁ、こういうオバハン。

自分の住んでいるマンションの最上階にバーがあって飲めたり、そこからいろいろなものをお取り寄せできたり、いいよなぁ。

読んだ内容が整理できず、ちゃらんぽらんな内容になってしまった。
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