なでしこジャパンが東日本大震災後に2011年のドイツW杯で優勝、2012年のロンドン五輪で銀メダル、2015年のカナダW杯で準優勝した時までは女子サッカーは非常に盛り上がっていた。
がっ、2016年のリオ五輪アジア最終予選で敗退して、澤穂希&宮間あや選手が引退し、佐々木則夫監督も退任し、そこからメディアで取り上げられる回数も激減した。
ヤングなでしこジャパンが、U17W杯は2014年、U20W杯は2018年にそれぞれ優勝し、若手が経験を積みながら非常に力を付けて来たが、それでもメディアにはあまり取り上げられることが無かった。
このままではヤバイと思ってブログにも記事にした。https://blog.goo.ne.jp/piopure/e/1fd4f70e82380a01a2e0787bbf657348
これを何とかしなければと思う若手選手が何人も出て来て、自分も非常に共感できた。
高倉麻子監督が就任してから、若い選手をチームのポジションに関係なく、いろいろなポジションで試しながら、若手とベテランをうまく融合させながらチームを強化してきた。
ただし、レギュラーを固定しない戦い方が自分としては非常に心配だった。また、なでしこリーグ得点王のタナミナ(田中)やアメリカで活躍する永里&川澄は呼ばれなかった。
FIFAランク7位ながらも、うまくハマれば優勝するだけの力は十分にあると思っている。今大会はどうなるか?
試合開始時刻は日本時間
グループステージ D組
6月11日(火)午前1時 パリ
なでしこジャパンアルゼンチン 0対0
FWが菅澤、オレ横山、MFが長谷川唯、中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、南、鮫島、清水、GKが山下だった。
フランスの主審、副審等はヨーロッパ。
前半38分、清水にイエロー。前半AT1分、杉田にイエロー。後半12分、オレ横山に代えて岩渕マナを投入。後半29分、中島に代えて遠藤純を投入。後半40分、岩渕にイエロー。後半45分、菅澤に代えて追加招集・代表初出場の宝田を投入。
第1戦はパリで現地観戦したので、そちらに詳しく書いた。https://blog.goo.ne.jp/piopure/e/6acbf945a28aeec45ff0a37e005caf41
6月14(金)午後10時 レンヌ
なでしこジャパンスコットランド 2対1
FWが岩渕マナ、菅澤、遠藤純、MFが中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
アフリカの審判団。
前半19分、鮫島ちゃんにイエロー。前半23分に左から遠藤純のパスを受けた岩渕マナがシュート、ゴーール。 前半37分、清水からのロングボールにペナに走り込んだ菅澤が倒されPKゲット、これを菅澤がシュート、ゴーール。後半21分、遠藤に代えてケガから復帰してきた小林里を投入。後半36分、岩渕に代えて長谷川唯を投入。後半43分、CB市瀬が相手FWにプレゼントパス、失点。
第1戦に引き分けたので、グループリーグを突破するためには絶対に負けられない試合だった。前半から積極的に攻撃に出て、左から遠藤純の相手の股抜きパスを受けた岩渕マナさんが痛めていた右足を振りぬき、相手GKが反応できないほど素晴らしいゴール。攻守によく働いた菅澤も相手GKを冷静に見て逆方向にPKを決めた。前半ATにも杉田ヒナがバーに当たるシュート。このまま楽勝かと思われたが、後半は徐々に相手に押し込まれた。33分の相手シュートはポストに助けられたが、終了間際にここまで頑張ってきたCB市瀬が大チョンボで失点。足を痛めている長谷川を交代出場させたり、交代枠を時間稼ぎに使わなかった監督の采配はイマイチだったが、何とか逃げ切り勝ち点3をもぎ取った。
6月17日(月)、他の試合の結果、決勝トーナメント進出決定
6月20日(木)午前4時 ニース
なでしこジャパンイングランド 0対2
FWが岩渕マナ、オレ横山、遠藤純、小林里、MFが中島、杉田ヒナ、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
ウルグアイの主審、副審等は南米。
前半14分、失点。その後の3度の大ピンチもGK山下がファインセーブ連発。後半16分、オレ横山に代えて菅澤、小林里に代えて三浦を投入。後半39分、失点。後半40分、遠藤純に代えて宝田を投入。
寝たのか寝てないのかよくわからないまま早朝に起きて試合を見た。2失点ともDF熊谷の裏を取られて決められた。GK山下がファインセーブを連発しなかったら、もっと決められていただろう。菅澤&三浦を入れてからはダイレクトプレーも増えてチャンスができたが、決めきれなかった。清水が2度もファウルスローを取られたのが気になった。2位通過だけど、地元・フランスやアメリカとの対戦を最後まで避けられるのは良かったと思う。
同時刻に行われたスコットランド対アルゼンチンが3対3の引き分け
1位 イングランド、2位 なでしこジャパン、3位 アルゼンチン、4位 スコットランド
決勝トーナメント1回戦
6月26日(水)午前4時 レンヌ
なでしこジャパンオランダ 1対2
FWが岩渕マナ、菅澤、MFが長谷川唯、中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
ホンジュラスの主審、副審等は北中米。
前半17分、相手CKから失点。前半43分、岩渕マナのラストパスを受けた長谷川がシュート、ゴーール。後半27分、中島に代えてもみきっちゃんを投入。後半44分、熊谷がペナでハンドのPK&イエロー、これを決められ失点。後半AT1分、岩渕に代えて宝田を投入。
前半からロングボールで押され、先に失点。中島が全くゲームに入り切れていなかった。三浦のワンタッチパスも少なかった。それでも岩渕マナさんの素晴らしいボールキープからパスを受けた長谷川ユイちゃんが同点ゴール。後半から中島に代えてもみきっちゃんを入れて欲しかったが・・・27分にようやく交代。もみきっちゃんが入ってから攻撃が活性化し、杉田ヒナがバー直撃のシュート、もみきっちゃんの惜しいシュートもあった。しかしチャンスを決めきれないまま終盤、熊谷選手の腕にボールが当たりPK。VARで確認しても判定が覆らなかった。AT5分にもチャンスがあったが決められず試合終了。もみきっちゃんが素晴らしい選手だということが改めてよくわかったが、非常に悔しい敗戦となった。
なでしこジャパンはベスト16でこの大会を終了。
来年の東京オリンピックで優勝を目指して、これからまた頑張って欲しい
アジアのチームはベスト16までですべて敗退。ベスト8はアメリカとヨーロッパの7チーム。
優勝・アメリカ・2連覇 準優勝・オランダ 3位・スウェーデン 4位・イングランド
アメリカのラピノー選手(宇津木瑠美選手とチームメイト)がMVP&得点王
がっ、2016年のリオ五輪アジア最終予選で敗退して、澤穂希&宮間あや選手が引退し、佐々木則夫監督も退任し、そこからメディアで取り上げられる回数も激減した。
ヤングなでしこジャパンが、U17W杯は2014年、U20W杯は2018年にそれぞれ優勝し、若手が経験を積みながら非常に力を付けて来たが、それでもメディアにはあまり取り上げられることが無かった。
このままではヤバイと思ってブログにも記事にした。https://blog.goo.ne.jp/piopure/e/1fd4f70e82380a01a2e0787bbf657348
これを何とかしなければと思う若手選手が何人も出て来て、自分も非常に共感できた。
高倉麻子監督が就任してから、若い選手をチームのポジションに関係なく、いろいろなポジションで試しながら、若手とベテランをうまく融合させながらチームを強化してきた。
ただし、レギュラーを固定しない戦い方が自分としては非常に心配だった。また、なでしこリーグ得点王のタナミナ(田中)やアメリカで活躍する永里&川澄は呼ばれなかった。
FIFAランク7位ながらも、うまくハマれば優勝するだけの力は十分にあると思っている。今大会はどうなるか?
試合開始時刻は日本時間
グループステージ D組
6月11日(火)午前1時 パリ
なでしこジャパンアルゼンチン 0対0
FWが菅澤、オレ横山、MFが長谷川唯、中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、南、鮫島、清水、GKが山下だった。
フランスの主審、副審等はヨーロッパ。
前半38分、清水にイエロー。前半AT1分、杉田にイエロー。後半12分、オレ横山に代えて岩渕マナを投入。後半29分、中島に代えて遠藤純を投入。後半40分、岩渕にイエロー。後半45分、菅澤に代えて追加招集・代表初出場の宝田を投入。
第1戦はパリで現地観戦したので、そちらに詳しく書いた。https://blog.goo.ne.jp/piopure/e/6acbf945a28aeec45ff0a37e005caf41
6月14(金)午後10時 レンヌ
なでしこジャパンスコットランド 2対1
FWが岩渕マナ、菅澤、遠藤純、MFが中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
アフリカの審判団。
前半19分、鮫島ちゃんにイエロー。前半23分に左から遠藤純のパスを受けた岩渕マナがシュート、ゴーール。 前半37分、清水からのロングボールにペナに走り込んだ菅澤が倒されPKゲット、これを菅澤がシュート、ゴーール。後半21分、遠藤に代えてケガから復帰してきた小林里を投入。後半36分、岩渕に代えて長谷川唯を投入。後半43分、CB市瀬が相手FWにプレゼントパス、失点。
第1戦に引き分けたので、グループリーグを突破するためには絶対に負けられない試合だった。前半から積極的に攻撃に出て、左から遠藤純の相手の股抜きパスを受けた岩渕マナさんが痛めていた右足を振りぬき、相手GKが反応できないほど素晴らしいゴール。攻守によく働いた菅澤も相手GKを冷静に見て逆方向にPKを決めた。前半ATにも杉田ヒナがバーに当たるシュート。このまま楽勝かと思われたが、後半は徐々に相手に押し込まれた。33分の相手シュートはポストに助けられたが、終了間際にここまで頑張ってきたCB市瀬が大チョンボで失点。足を痛めている長谷川を交代出場させたり、交代枠を時間稼ぎに使わなかった監督の采配はイマイチだったが、何とか逃げ切り勝ち点3をもぎ取った。
6月17日(月)、他の試合の結果、決勝トーナメント進出決定
6月20日(木)午前4時 ニース
なでしこジャパンイングランド 0対2
FWが岩渕マナ、オレ横山、遠藤純、小林里、MFが中島、杉田ヒナ、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
ウルグアイの主審、副審等は南米。
前半14分、失点。その後の3度の大ピンチもGK山下がファインセーブ連発。後半16分、オレ横山に代えて菅澤、小林里に代えて三浦を投入。後半39分、失点。後半40分、遠藤純に代えて宝田を投入。
寝たのか寝てないのかよくわからないまま早朝に起きて試合を見た。2失点ともDF熊谷の裏を取られて決められた。GK山下がファインセーブを連発しなかったら、もっと決められていただろう。菅澤&三浦を入れてからはダイレクトプレーも増えてチャンスができたが、決めきれなかった。清水が2度もファウルスローを取られたのが気になった。2位通過だけど、地元・フランスやアメリカとの対戦を最後まで避けられるのは良かったと思う。
同時刻に行われたスコットランド対アルゼンチンが3対3の引き分け
1位 イングランド、2位 なでしこジャパン、3位 アルゼンチン、4位 スコットランド
決勝トーナメント1回戦
6月26日(水)午前4時 レンヌ
なでしこジャパンオランダ 1対2
FWが岩渕マナ、菅澤、MFが長谷川唯、中島、杉田ヒナ、三浦、DFが熊谷、市瀬、鮫島、清水、GKが山下だった。
ホンジュラスの主審、副審等は北中米。
前半17分、相手CKから失点。前半43分、岩渕マナのラストパスを受けた長谷川がシュート、ゴーール。後半27分、中島に代えてもみきっちゃんを投入。後半44分、熊谷がペナでハンドのPK&イエロー、これを決められ失点。後半AT1分、岩渕に代えて宝田を投入。
前半からロングボールで押され、先に失点。中島が全くゲームに入り切れていなかった。三浦のワンタッチパスも少なかった。それでも岩渕マナさんの素晴らしいボールキープからパスを受けた長谷川ユイちゃんが同点ゴール。後半から中島に代えてもみきっちゃんを入れて欲しかったが・・・27分にようやく交代。もみきっちゃんが入ってから攻撃が活性化し、杉田ヒナがバー直撃のシュート、もみきっちゃんの惜しいシュートもあった。しかしチャンスを決めきれないまま終盤、熊谷選手の腕にボールが当たりPK。VARで確認しても判定が覆らなかった。AT5分にもチャンスがあったが決められず試合終了。もみきっちゃんが素晴らしい選手だということが改めてよくわかったが、非常に悔しい敗戦となった。
なでしこジャパンはベスト16でこの大会を終了。
来年の東京オリンピックで優勝を目指して、これからまた頑張って欲しい
アジアのチームはベスト16までですべて敗退。ベスト8はアメリカとヨーロッパの7チーム。
優勝・アメリカ・2連覇 準優勝・オランダ 3位・スウェーデン 4位・イングランド
アメリカのラピノー選手(宇津木瑠美選手とチームメイト)がMVP&得点王