仕事の終了が深夜になりまして、ご飯食べて寝て起きたらお昼。
お腹空いたけど作るのも面倒だしと思って、仕事場(一度家から出ないといけない構造になってます)に常備カップ麵を取りに行き、ついでにポストから新聞と回覧板を取り出して家に入ろうとした時。
我が家の前で減速したセダンタイプの車の窓から覗く、満面の笑みを湛えたロマンスグレーのおじ様。
こりゃきっと母のカラオケ仲間であろうと、笑顔で会釈した碧也に、おじ様が一言。
「この家はどちらで建てられたんですか?」
はりゃ。
よく見れば車には老婦人と若い奥様、ちっこいお子さんたちも乗ってらして、どうやら知らない方々のようで。
何でも、奥様(ロマンスグレーおじ様の娘さんらしい)が普段から我が家の外観が気に入ってらしたとかで、ご自宅新築の参考にと皆で眺めにいらしたらしく。
「いつも、お庭も綺麗にしてらして」とにっこり笑う奥様。
しかし、その視線の先には枯れてぼうぼうのミリオンベルの鉢数個。
「お、お恥ずかしいです、今ちょっと片付ける時間が無くて…」
とわたわた笑って誤魔化すワタクシは、平日の午後に寝起きのぼさぼさ頭。
アシさんズに「ありえねえ」「それで外に出かけるのはやめれ」と言われた変な色柄のフリース上下(ユニクロ)。
つっかけ履きで、手にはカップ麵と新聞と回覧板。
とりあえず建築会社と展示場の場所をお教えして笑顔でお見送りしましたが、何やらとっても恥ずかしく、カップ麵はしおしおと片付けて、野菜炒めなんか作って食べましたの事。
シンプルな作りなんですが、時々こんな風に見知らぬ人にピンポン突入で建築会社を訊ねられたりする我が家。
嬉しくはあるんですが、ちょっと気を緩めてるとすぐダラシナクなってるのも、知らぬうちに誰かにしっかり見られてたりするわけですな…。
土日は休みが取れるんで、家周りの見苦しいものを色々片付けようぜとダンナ様と話し合ったりしました。
トレーのパンジー、ビオラ達もそろそろポットに上げてやらねば。

太秦映画村にて、花魁道中。ダンナ様撮影。映画の一シーンのようですな。
「デアマンテ」初回が好評だったと担当さんから教えて頂きました。
読んで下さった方、アンケート出して下さった方、どうもありがとうございます
いつもよりエンターテイメント色を少し強めに意識して作っておりますこの漫画、素直に「面白い」と思って頂ける時代劇に出来ないかな、と思ったりしています。
早ければ来年春頃までにはコミックス1巻が出る予定ですので、お手にとって頂ければ嬉しいです。
「スピカ」も、連載作品等かなりしっかり充実したweb雑誌ですので、よろしければこの機会にどうぞ。
「非常ノヒト」は今回を終えて、残すところあと3話描くのみとなりました。キツイ状況になってくると思いますが、最後までしっかり見届けてやって頂けるとありがたいです。こちらは新緑の頃には最終巻が出るかな。
「八犬伝」が、休刊や雑誌移動等の悪い環境や状態でも完結まで描き上げる事が出来たのは、ひとえに読者の皆様の指示が大きかったからです。
つくづく思うんですが、漫画家がどんなに良い作品に仕上げたいと思って努力しても、キャラクター達を生かしてやりたいとふんばっても、読者の皆様の支持が少なければ叶わないんですよね。
めいっぱい頑張りますので、応援してやって頂けるとありがたいです。