図書館で本をまとめ借りしてくる事、3回目ぐらい…。
この他にも編集部にお願いして送って頂いたもの、自分で探して買ったもの、猪川さんに貸して貰ったものもあり。
ニュースで「新政権」と聞けば「薩長」と脳内変換され、「普天間基地」と聞けば「弁天台場」(『天』しか合ってないし)と脳内変換されるという、脳味噌占領下で、頭痛と戦いながら、何とか読破いたしました。
最後にどうしても残ってしまうのは、「日本語じゃないから読みにくい(笑)」ヤツなんですが(つまり一級資料原文関係すね)抜粋の引用文じゃなくやっぱ全文が読みたいから、と頑張って何度読み直しても書いてある筈の内容が無い…と思って調べたら、これが同タイトルの別物だったりして。
しまったあっちの本に載ってる方だったか、しかしあれは確か館内利用。明日図書館に行く予定のダンナさまにコピーしてきて貰うべ…と、一部読み残しもありつつ、とりあえず予定通りに本読み期間は終了いたしました。
しかしどうしていつもこういう集中インプット→アウトプット期間は、頭痛や下痢に襲われるんでしょう。
そんなにストレスか、自分の体よ…。
ええいなさけないやつめ。
しかし戊辰戦争、そして「維新」というもの、マジ全容が理解しにくいです。
後世、多方向の視点からまとめて書かれたものを読んですら、この分りにくさですもの。
こんなに短期間で価値観も正義とされるものも一気に変ってしまっては、当時の人々はさぞや混乱していた事だろうなと。
榎本さんが新政府に送った建白書やら嘆願書を「ですよねー」なんて思って読みつつ、箱館戦争とはなんであったかとか、蝦夷に立て籠もった彼らの本当の思いはどうだったんだろうかとか、考えていたらまた下痢したりして。
歴史には、現代感覚では理解できない部分もやっぱりあるんですよね。
でも事実を淡々と伝えるだけなら資料を読めばいいわけで、漫画なんか描く意味何にもないわけで。
漫画にするからには、自分のせいいっぱいの理解フィルターを通して、自分の言葉をもってして、語らねばならんと思うのであります。
私がいつも歴史物を描く時、まずアホみたいに資料シャワーを浴びるのは、とにかく頭に叩き込んで自分なりの視点を持てるまで、取捨選択し続ける必要があるからなのかもしれないです。
しかもこれ24ページ、一応子供向け。
例えばコミックス1冊あれば、最初から大人のみに向けたものなら、また切り口は変るだろうけど。
しかしおかげでどうやらオイラの土方さんの視線が定まり、背中が見えて声が聞こえましたんで、明日からプロットとシナリオに入ります。
ページと見せ方の兼ね合いが難しいところですが、とりあえずやってみようと。
子供向けに不適当という部分があれば、リテイク出るだろうし。
柔軟に、とにかく興味の入り口として。
このシリーズ、現在刊行された3号までを見ても、漫画制作の部分は各漫画家さんの自由度がかなり高い企画のようで、後半の文字部分と視点や論説がズレてる事もあるようです。
そういう意味でも実験的な、面白い企画のような気がしますね。
「天下一!!」今月の虎ちゃん。
「…また、乳振り乱して…」
とダンナ様に言われ
「少女漫画のヒロインにあるまじき乳出っぷり」
「しかも色気ゼロ」
「着衣で縛られた弓さんの方がはるかに色っぽい」
「いや着衣で転がって泣いてる松寿の色気にも負けてる」
「何故にこのヒロインは、おっぱい出してもこんなに色っぽくないのか」
…と、原稿制作時にアシさんズの物議も醸してました。
「なんとなく原住民族っぽいから」
…と、いう結論に落ちたみたいですが。
まあ…そうかもね。
あいかわらず、野生の虎の子みたいな主人公であります。
早々に拍手コメントでご感想下さった皆様、ありがとうございました。
「こういう一言感想でも、編集部に送った方が良いですか?」
というご質問を頂いたのですが、私的には早く感想聞かせて頂けると嬉しいので、拍手でコメント頂けるのも嬉しいです。
そして、編集部経由のものは、「天下一!!」にはこんな感想が来てますよ、と編集部にも見て頂く事ができるので、アンケートやお手紙、ウェブのフォームを通す感想は、また別の意味でもありがたいと思います。
連載が続くも終わるも人気次第、というのが漫画の世界でありますから、リアルタイムに連載で読んで頂いている皆様の、ご支持をまず頂く事が、作品の継続発展に繋がるわけであります。
読んで下さってありがとうございます。
どうぞこれからも、応援してやって下さいませ。
本日のビオラ。
ゆうちゃん、まいちゃんの姉妹、あいちゃんです。
この姉妹、株も根もとっても育ちが良く、もう立派な根鉢が出来ててびっくりです。
そろそろ定植してあげねばならないかも。
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