本日、web関係配信日です。
webスピカ4月号は「花族ワルツ」第5話33ページ掲載。
webマガジンウィングスは「信長様とお小姓Boys」第8話、2ページ掲載です。
「天下一!!」コミックス3巻販促用に描いた、短いお馬鹿ネタ漫画であります…。
「天下一!!」3巻ですが、アマゾン等ネット書店でも、ようやく「在庫あり」になりました。
お待ち頂いていた皆様、またどうぞよろしくです。
昨日と一昨日、「天下一!!」取材のために京都に行って来ました。
私の漫画の背景は、全て有能アシさんズの手によるものですが、特に歴史物に関しては色々と準備が必要になります。
緻密に、リアリティを持って描いて貰う為には、私自身の頭の中にできるだけの情報を詰め込んで、細かく明確に指示できるようにしておく事。
更に相当枚数の写真や、参考資料をスタンバイしておく事が必要になります。
そのために何度も何度も取材に出ているのですが、今回は以前から見たい見たいと思っていた、某国宝の書院。
拝観を一切謝絶されていた安土桃山時代の書院造の建物を持つ寺院が、実は去年あたりから申し込みすればひっそりと拝観できてたらしい…という情報を拾いまして、早々に問い合わせ、予約を入れておりましたのです。
写真はNGでしたが、鳥肌ものの素晴らしい書院でした。
色々と、写真や説明文だけでは分からなかったところが理解できましたし。
50人ほどの希望者が集団で拝観したのですが、さすが歴史オタや建築オタが多いらしく、お寺の方に食いついて質問してるのは、オイラだけではありませんでした。
また京都来訪の際には、是非是非訪れたいと思ってます。
他にも「大徳寺」塔中寺院(大徳寺は本院の周りを「塔中」と呼ばれる小さな寺院が取り囲む禅寺の集合体です)は今月いっぱい春の特別拝観で、秀吉が作らせた信長様の木造や、現存最古の日本製火縄銃等が見られるとの事で、そちらにもGO。
こちら「龍源院」、日本最古の現存日本製火縄銃、天正十一年造。
長くて太くて重そうで、普通に手に持っては撃てないという印象。
武器ブレインO様宅で見せて頂いた「慶長筒」と似た感じの長さなので、おそらく狭間(さま)や、馬防柵を台座にして撃つタイプの銃だと思われます。
「総見院」の信長様の木造は写真NGでしたが、張り付いてマジマジとお顔を見てきました。
くっきり二重の鋭い眼光、鼻と頬骨の高い、彫りが深い顔立ち。
秀吉が「よし」と言ったという事なので、おそらく近い顔立ちなんでありましょう。
「吉川信長様によく似てるね」
「キ・ボーン信長様にもまあまあ似てると思うよ」
とまあ、一般的にも「信長様ってこんな顔」と言われてるイメージからそう遠くない、シャープな美形でありました。
普段はお参りできない、秀吉建立の信長・信忠はじめ、織田家人々のお墓にも手を合わせてきました。
立派な五輪でした。
「総見院」には、堀久(堀秀政)プレゼンツの鐘堂もあります。
「大徳寺」塔中寺院には、他にも森忠政(乱丸の弟の千丸)や、観阿弥世阿弥のお墓なんかもあるらしいのですが、どの寺院にあったのか結局分かりませんでした。
事前にちゃんと調べて行けばよかったし…。
お墓といえば、京都に訪れる際はお線香を上げに行く事にしている、「阿弥陀寺」の本能寺の変関係没者のお墓と、壬生「光縁寺」の新撰組関係者のお墓にも、今回もお参りしてきました。
「阿弥陀寺」は墓地改修中なのか、森兄弟の五輪は仮位置(?)に移動していました。
しかし、あの、何やら揃ってどてっ腹にガムテ…。
おまけに三輪ずつしかないし。
「風」と「空」はどこ行った…。
元の位置に戻った時は、無事に全パーツ揃ってますように。
2日間で十箇所ほどのお寺や神社を回って、ゲゲ亭熱望の長谷川等伯「涅槃図」春の特別公開を見たり、次回「天下一!!」の参考にする建物の写真も沢山撮ってきました。
伸び上がったり、地面に張り付いたり、散々歩き回った後色んな角度で写真を撮っていたので、本日は全身筋肉痛です。
桜の季節の京都はとても綺麗らしいのですが、桜どころか雪花が舞い散る、とても寒い2日間でした。
ダウンジャケット持って行って良かったです。
嵐山の梅。
大徳寺「総見院」の利休椿。
嵯峨野「大沢池」の鴨ーズ。
さてさて、必要な写真も揃ったし、これから次回「天下一!!」のネームに入ります。
いつも拍手、拍手コメント、ありがとうございます。
大変楽しく、励みに読ませて頂いてます。これからもどうぞよろしくです。
ポチッと応援してやって下さい!
こちらもよろしく
webスピカ4月号は「花族ワルツ」第5話33ページ掲載。
webマガジンウィングスは「信長様とお小姓Boys」第8話、2ページ掲載です。
「天下一!!」コミックス3巻販促用に描いた、短いお馬鹿ネタ漫画であります…。
「天下一!!」3巻ですが、アマゾン等ネット書店でも、ようやく「在庫あり」になりました。
お待ち頂いていた皆様、またどうぞよろしくです。
昨日と一昨日、「天下一!!」取材のために京都に行って来ました。
私の漫画の背景は、全て有能アシさんズの手によるものですが、特に歴史物に関しては色々と準備が必要になります。
緻密に、リアリティを持って描いて貰う為には、私自身の頭の中にできるだけの情報を詰め込んで、細かく明確に指示できるようにしておく事。
更に相当枚数の写真や、参考資料をスタンバイしておく事が必要になります。
そのために何度も何度も取材に出ているのですが、今回は以前から見たい見たいと思っていた、某国宝の書院。
拝観を一切謝絶されていた安土桃山時代の書院造の建物を持つ寺院が、実は去年あたりから申し込みすればひっそりと拝観できてたらしい…という情報を拾いまして、早々に問い合わせ、予約を入れておりましたのです。
写真はNGでしたが、鳥肌ものの素晴らしい書院でした。
色々と、写真や説明文だけでは分からなかったところが理解できましたし。
50人ほどの希望者が集団で拝観したのですが、さすが歴史オタや建築オタが多いらしく、お寺の方に食いついて質問してるのは、オイラだけではありませんでした。
また京都来訪の際には、是非是非訪れたいと思ってます。
他にも「大徳寺」塔中寺院(大徳寺は本院の周りを「塔中」と呼ばれる小さな寺院が取り囲む禅寺の集合体です)は今月いっぱい春の特別拝観で、秀吉が作らせた信長様の木造や、現存最古の日本製火縄銃等が見られるとの事で、そちらにもGO。
こちら「龍源院」、日本最古の現存日本製火縄銃、天正十一年造。
長くて太くて重そうで、普通に手に持っては撃てないという印象。
武器ブレインO様宅で見せて頂いた「慶長筒」と似た感じの長さなので、おそらく狭間(さま)や、馬防柵を台座にして撃つタイプの銃だと思われます。
「総見院」の信長様の木造は写真NGでしたが、張り付いてマジマジとお顔を見てきました。
くっきり二重の鋭い眼光、鼻と頬骨の高い、彫りが深い顔立ち。
秀吉が「よし」と言ったという事なので、おそらく近い顔立ちなんでありましょう。
「吉川信長様によく似てるね」
「キ・ボーン信長様にもまあまあ似てると思うよ」
とまあ、一般的にも「信長様ってこんな顔」と言われてるイメージからそう遠くない、シャープな美形でありました。
普段はお参りできない、秀吉建立の信長・信忠はじめ、織田家人々のお墓にも手を合わせてきました。
立派な五輪でした。
「総見院」には、堀久(堀秀政)プレゼンツの鐘堂もあります。
「大徳寺」塔中寺院には、他にも森忠政(乱丸の弟の千丸)や、観阿弥世阿弥のお墓なんかもあるらしいのですが、どの寺院にあったのか結局分かりませんでした。
事前にちゃんと調べて行けばよかったし…。
お墓といえば、京都に訪れる際はお線香を上げに行く事にしている、「阿弥陀寺」の本能寺の変関係没者のお墓と、壬生「光縁寺」の新撰組関係者のお墓にも、今回もお参りしてきました。
「阿弥陀寺」は墓地改修中なのか、森兄弟の五輪は仮位置(?)に移動していました。
しかし、あの、何やら揃ってどてっ腹にガムテ…。
おまけに三輪ずつしかないし。
「風」と「空」はどこ行った…。
元の位置に戻った時は、無事に全パーツ揃ってますように。
2日間で十箇所ほどのお寺や神社を回って、ゲゲ亭熱望の長谷川等伯「涅槃図」春の特別公開を見たり、次回「天下一!!」の参考にする建物の写真も沢山撮ってきました。
伸び上がったり、地面に張り付いたり、散々歩き回った後色んな角度で写真を撮っていたので、本日は全身筋肉痛です。
桜の季節の京都はとても綺麗らしいのですが、桜どころか雪花が舞い散る、とても寒い2日間でした。
ダウンジャケット持って行って良かったです。
嵐山の梅。
大徳寺「総見院」の利休椿。
嵯峨野「大沢池」の鴨ーズ。
さてさて、必要な写真も揃ったし、これから次回「天下一!!」のネームに入ります。
いつも拍手、拍手コメント、ありがとうございます。
大変楽しく、励みに読ませて頂いてます。これからもどうぞよろしくです。
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