ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】MIT Orchestra Mini Concert

2007年10月23日 22時08分36秒 | 演奏記録
MIT Orchestra Mini Concert
2007.10.21(日)14:00開演, 室蘭工業大学 大学会館多目的ホール, 入場無料
演奏 室蘭工業大学管弦楽団 団員, パート 1st Violin(*)

1.Led Zeppelin Bonzo'z Montreux
2.L.Boccherini メヌエット
3.E.Elgar 愛の挨拶
4.Mondo Grosso MG4BB
5.高橋伸哉 K点を越えて
6.F.Mendelssohn バイオリン協奏曲 第一楽章(*)

・本番の日が10/20(土)だとばかり思い込んでいました。間違いに気づいたのは前の日の金曜日。<本番の日にちを間違える> ついにやってしまった。終わった後ではなかったのがまだマシとはいえ、おかげでこちらの当日リハには出られず、室蘭オケの特別練習にも穴をあける羽目に。あちこち迷惑かけっぱなしです。
・室蘭工業大学の大学祭のイベントの一環として開かれた演奏会。当日は雨もパラつき風の吹き荒れる肌寒い日で、外でフリーマーケットなんかやっている人たちは辛そうな天気でした。大学構内を歩くと、あちこちの出店のテントからおいしそうな匂いが漂います。会場につくと団員たちは演奏会前の腹ごしらえ中。出店で売っているらしいラーメン(のようなもの)をすすっていたりと、おいしそう。昼飯たべてきてしまってちょっと後悔。
・本番の2週間ほど前の時点では、楽器庫の黒板に貼られたエントリーシートは上の一チームのみでまっさらだったので、演奏会自体開催できるのかどうか心配でしたが、なんとか人は集まったようです。参加した団員は全体の3分の2ほど
・今回、弾くのは一曲だけだったので、ほとんど聴き役でした。ステージを見ると一体何のサークルなんだか[写真]。オケとはとても思えません。これから何が始まるのやら。開演前にくま(P)とイサヲ(E.G.)でなにやら渋く弾いています。。曲ごとに演奏の代表者による曲解説を挟みながら進行。
・Bonzo'z Montreux:打楽器3名によるアンサンブル。ドラムセット、ティンパニ、スネア他を3名でボコボコ叩きまくる。まずは迫力で聴衆を圧倒。つかみはオッケー。バチのっける台欲しかった。床はちょっと。。。
・ボッケーリーニのメヌエット:管楽五重奏。Fl,Ob,Cl,Hrn,Trb。
・愛の挨拶:2年生中心の弦楽器初心者チーム。Vn1-2,Vn2-2,Va-2,Vc-2,CB-2[人]。この編成を見てお分かりのように、充実した低音のアンサンブル。高音もっとがんばりましょう。フェルマータもっとのばしたかった~~
・MG4BB:Fl(マイク付),E.Guitar,E.Bass,Piano,Drmの五重奏でJazz(?)。普段はClを吹いてるFl君。こんなにFl吹けたとは! びっくり。なかなかカッコイイ。
・K点:管打全員で合奏。
・メンコン1楽章:(ほぼ)全員合奏。VnSolo:ケミー。この団体で、団員からソリストたてて(大きな)バイオリン協奏曲を弾く日がくるとは夢にも思いませんでした。古いOBなんかが聞いたら腰抜かしそう。ソロもなかなかがんばっています。本番では、Tuttiが入る危険個所も無事クリア。最後はソロにオケが置いてかれた。まだまだあちこち改善の余地はありますが、曲としてちゃんと成立しているレベルです。先日美唄で弾いたときよりも、人数的にはあまり変わらないのにオケらしい音の厚みを感じたので、何故かと思ったら、美唄のときには無かったティンパニがかなり効いているようです。練習の様子を見ていると指揮者・ソリスト・オケがお互いを『見て・聴いて・感じる』(by AED講習)とてもよい教材だと思います。来たる12/1(土)の定期演奏会では全楽章を演奏。
・時間は50分程度と短めでしたが、いろいろ聴けて楽しめました。フツーにおもしろかった。もっと積極的に人を呼び込んでもいいと思います。開演前に楽器鳴らしながら外を練り歩くとか? 一日ニ公演やってもいいし。
・演奏の全体的な印象は、まだまだ『おとなしい』。控え目で、常に伏目がちの演奏、とでもいいますか。よく言えば『初々しい』とも言えますが、もっと各人自己主張があってよいと思います。どうやったら『ふてぶてしさ』が出るのか。そこが問題。
・各チーム演奏前にチューニングをしていたのが、進歩を感じました。「演奏前には楽器の音を合わせる」のは超常識ですが、チューニング無しでも誰も気にしないような時期も過去ありました。しかし、いきなりObから "B♭――" と音が出たときはズッこけた。
・私もソロなんかで何かやってみればよかったかなぁ、と。準備の時間を確保するのが難しい。
・客数約30名[目測;団員除く]:積極的に宣伝していないわりには、よくこれだけの人が来たなという感じ。
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なんか怖い… ~ビール飲み過ぎ?

2007年10月22日 23時33分32秒 | 日記2005-10
 ふと台所を見ると、土日月とこの三日間で11缶空けたらしい。
 これって普通ですよね……

(*´∀`*) ハハハ

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本日の晩御飯 ~サメ

2007年10月22日 23時14分37秒 | 日記2005-10
 いつもお世話になっている某食堂にてひときわ目をひくメニューを発見。

「サメの唐揚げが入っています!」[写真]

えぇぇ~!? 長いこと利用してますがこんなメニュー初めて見たぞ!? サメなんて食べたことないし、これは注文しないわけにはいきません。
 本日の晩御飯はこれをメインディッシュに、チビホタテ入りクリームシチューとご飯、計554円でした。500円越えのちょっと贅沢メニューです。
 問題のサメの唐揚げは、食べてみたところ、食感・見た目、ともに鶏肉と見分けがつきません。味は中華風の甘辛味がついているのでよくわからず。ほんとーに "サメ" なのかどうか疑いたくなるような代物です。一口にサメと言ってもいろいろ種類いるでしょうが、どんなサメなんだか……深く追求しない方が身のためでしょうか。
 今度はタルタルソースをつけていただく "サメカツ" なんてどうだろう。

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【鑑】こころに響く美しい音楽の夕べ

2007年10月22日 21時47分24秒 | 鑑賞記録
室蘭信用金庫創立90周年記念コンサート
こころに響く美しい音楽の夕べ
千住真理子とN響のメンバーによる合奏団
2007.10.20(土)16:30開演, 室蘭市文化センター, 入場料2000円(全席指定:へ列9番)

モーツァルト ディヴェルティメント ニ長調K.136
J.S.バッハ/千住明 2つのメヌエット BWV Anh.114&115
モーツァルト セレナード13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525
ヴィヴァルディ 合奏協奏曲「四季」Op.8
アンコール1 クライスラー「愛の悲しみ」
アンコール2 クライスラー「愛の喜び」

・工大オケの練習後、バタバタと会場へ。直前まで聴きに行けるかどうか分からなかったので、前売券は買っていませんでした。会場についてみると当日券を販売している様子が無い。既に売り切れてしまったかと、玄関で来場するお客さんに挨拶をしている主催関係者(室蘭信金の偉い人?)とおぼしき人物に尋ねてみました。すると、「あるお客さんが買い過ぎたチケットを置いていかれたのですが……よかったらどうぞ」 と、同じく当日券を求める中年女性と二人でチケットをいただいてしまいました。こんなこともあるものなのですね。おそらく客の入りからして、チケット売り切れで聴くのをあきらめ方もいたのではないかと思います。それを思うとちょっと申し訳ない気持ち。どこのどなたかは存じませんが、チケットをありがとうございます! チケットは無駄にはなりませんでしたよ~♪
・この田舎には珍しく、全席指定。いただいたチケットは『への9番』。への9番……なんとも味わい深い響きです(?)。席は会場のいちばーん後ろの列でした。通路から4番目だったので、「すいませ~ん……」と既に席についているお客さんを押しのけつつ中へ。とそこで肩をポンとたたかれる。見ると途中の席にいたのは、以前室蘭のオケにいた方でした。数年ぶりの再会、お久しぶりです。
・K.136:注目の第一音。キレイです。イイ音です。会場が会場だけに、しかも最後列の座席で、音にはあまり期待していなかったのですが、どこで聴こうがキレイなものはキレイなのですね。しかも各パートからの一音、一音が鮮明に聴こえます。いわゆる "音が立つ" という状態。どう弾けばああなるのか、びっくりです。また、ステージ上でのチューニング無しで、登場してすぐ音を出して聴かせてくれるという、聴衆の "早く聴きたい" 期待に応える気遣いもうれしいところ。あっという間に演奏終了。
・合奏団の編成はVn1-3,Vn2-3,Va-2,Vc-2,CB-1[人]にチェンバロとVnSolo。弦は何故か全員男性。チェロの藤森さんは普段テレビを見ててよく印象に残っていますが、他のメンバーは見たことあるようなないような?(失礼) しゃれた団体名をつけるでもなく、"N響のメンバーによる合奏団" と名乗っているのは何か意味があるのでしょうか。
・次の曲に行く前に千住さんによるミニトーク。合奏団の紹介等。N響とは12歳のデビューの時からの付き合いとのこと。千住さんと言えば、昔NHKでやっていた『バイオリンは友だち』というテレビ番組が印象に残っています。家にあったテキストを見ると、『1998年』ともう約10年も前のことでした。昔、苫小牧で聴いた事があり、その演奏を聴くのはおそらく二度目。
・バッハメヌエット:千住さんがSoloで加わっての演奏。どんな曲だか作品番号だけでは全く分かっていませんでしたが、音が出てみると、「な~んだ、コレか」という誰もが耳にしたことがあり、弦楽器を弾く人間なら誰でも一度は弾いた事がある曲でした。Soloのバイオリン(ストラディヴァリウス「デュランティ」)もよく聴こえました。あの広い会場にもかかわらず音量に関する不満は感じませんでした。初心者でも弾ける易しい曲ですが、あのように上手に弾くと立派な "芸術作品"。
・アイネク:もう今年何回目(略  プログラムを見て、バッハは二曲あるもんだと思い込んでいたところ、いきなりアイネクが始まってしまいました。油断した。おかげで曲の入りを見逃す。1楽章:Va&Vcの急にf(フォルテ)になる部分はそんなにガツガツ弾いてない。ちょっと雰囲気変わる程度。終わり部分に聞き慣れない修飾音が入る(気のせい?)。3楽章:よく弾く曲なので弓使いにも注目。2小節目のニ分音譜はアップだった。ヘェ~。3小節目の頭に明確なアクセント。フ~ム。どの楽章も長いリピート無しの短縮版。演奏は全体的に熱を感じさせるでもなく、ネットリ濃厚でもなく、スッキリサワヤカな印象。 
・休憩中混み合うトイレにて。用を足していて身動きできない父親に、後ろから「カンチョー!!」と攻撃を加える息子さん。「やめなさい!!」とマジ切れ一歩手前の父親……という微笑ましい親子の情景を目撃。
(*´∀`*)ナイスファイト!
・後半の演奏に入る前に千住さんのミニトーク。ストラディヴァリウスについて。300年程前のイタリアのクレモナで作られた。その寒冷な気候によりバイオリン作成に適した良質の木がたくさんあったが、バイオリンだけでなく家具などにも使ってしまったため今では良い木が無くなってしまい、今から考えると惜しいことをした。また、北海道はヨーロッパと気候が似ていて(低温少湿?)弦楽器にとっては良い所なので楽器も喜んでいるのでは。このような話に続いて「四季」の曲解説など。
・四季:ところで、6時半から室蘭オケの練習が。四季の演奏開始時点で時刻は5時半。6時には会場を出ないと間に合わないから、途中で抜けるしかありません。なにせオケの楽譜と譜面台を全て私の車に積んでいるので、練習に遅刻するわけにはいきません。危ない綱渡り。そんな訳でジリジリと常に時計を気にしつつ、後半は落ち着いた気持で聴くことができませんでした。"季節" の間には多少時間を空けるだろうと思っていましたが、これが甘かった。ほとんど間を空けずに一気に演奏の構え。どうにか6時くらいまでに終わってくれないかと思いましたが無理な話でした。秋の2楽章なんかではもう、「とばして早く次に行ってくれ~」と拝まんばかり。休憩後は立ち見すべきだったかと後悔の念も。そして6時ごろ、意を決して秋と冬の間にどうにか席をたちました。進路上の座席にいた方には演奏への集中を妨げてしまい申し訳なかったです。しかし、最後列の席だったのは回りの迷惑を考えるとまだ幸運でした。これがもし前の方の席だったらと思うとゾッとします。そんなこんなで "冬" 以降は聴けずじまいで泣く泣く会場を後に。
・それにしても不思議な開演の時間設定。出演者の都合? おかげでオケ練習の合間にうまく聴きに行けました。
・客数約1300[目測]:九割五分の入り。ほぼ満員。クラシックの演奏会でも内容によってはこれだけ人が集まるものなのですね。先日のほくでんファミコンとは聴衆の層が異なるように感じました。無料と有料の違いでしょうか。この内容で二千円は安い。室蘭信金からお金がでているのかな。次回100周年(?)には更なる期待がかかります。
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忘れ物 ~室蘭オケ楽譜

2007年10月21日 22時24分21秒 | 日記2005-10
 皆様こんばんは。昨日晩御飯を食べ忘れていたことに今朝気がついたぴかりんです。

 自宅にて。室蘭オケの楽譜が見あたらないことに先ほど気づく。どうやら本日練習場に関係書類一式置き忘れてきたらしい。
 先日は本番の日にちを勘違いするし……末期的症状です。
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【本】失投

2007年10月20日 21時34分26秒 | 読書記録2007
失投, ロバート・B・パーカー (訳)菊池光, ハヤカワ・ミステリ文庫 HM110-1, 1985年
(Mortal Stakes by Robert B. Parker 1975)

・私立探偵スペンサーシリーズの第三作目。謎解き中心のミステリー物を期待して読みましたが、解説にもあるように主人公のスペンサーが活躍するヒーロー物という雰囲気でした。"いかにも" なアメリカンジョークをとばしていたかと思うと、その一方で哲学的な香りがする議論を闘わせたりもする、その饒舌さが印象に残ります。
・紹介文「スペンサーは、我が耳を疑った。レッド・ソックスのエース、マーティ・ラブが八百長試合を? 野球賭博には大金がからむ。あり得ない話ではない……球団の極秘の依頼で調査を開始したスペンサーはラブの妻リンダに疑いをもつ。彼女の秘められた過去が事件の鍵なのか? やがて冷酷な犯罪組織がスペンサーを襲うが……現代の騎士、私立探偵スペンサーが、大リーグの黒い霧に挑む! 人気沸騰のシリーズ会心作、待望の新訳」カバー
・「シンフォニィ・ホールからわずかに下ったハンティングトン街の古風な煉瓦造りのマクドナルドでチーズバーガー二つとチョコレイト・シェイクを取った。」p.42 いくら好きだからって、同じハンバーガーを二つ注文するという行為に度肝を抜かれました。アメリカでは普通なのでしょうか。私(日本人?)には無い発想。
・「「この中に、二組の指紋のついた写真が一枚入っている。一組は俺の指紋だ。もう一組の指紋の主を知りたい。FBIに照会してくれないか?」  「なぜ?」  「俺は結婚する事になっていて、花嫁候補の信用状態を調べたいんだ、信用するか?」  「しない」」p.65
・「私はフィルムが本物であるという前提に立って全てを考えているので、確認しないで事を進める訳にはいかない。」p.133
・「スペアリブが出来上がって、パンが熱くなった。薄切りのズッキーニをビールの練粉にさっと入れて、少量のオリーヴ油で揚げた。一人で食事をするのは、何もこれが初めてではない。今日は楽しくないのは、なぜだろう?」p.212
・「しかし、俺には、いかに行動するか、という事しかない。俺に当てはまるシステムはそれしかないんだ。俺がどのような人間であるにせよ、部分的には、自分がやるべきでないと思う事はやらない、という事が基盤になっている。あるいは、やりたくない事をやらない。」p.267
・「とにかく、俺は、自分の死というものをかすかに味わった。誰でもたまにそういう事があるのだと思う。それが自信喪失という事になるのかどうか、俺には判らない。事によると、人間であるがために避けられない事かもしれない」p.268
・以下、解説(北上次郎)より「スペンサーにとって大切なのは事件の解決ではなく、ましてや依頼者の幸福でもなく、現実と対しながら自己の名誉をどこまで保ち続けられるかということである。そのためであるなら暴力をふるうことに何のためらいもない。現代の騎士物語として、この暴力、肉体の強調はいささか特異だ。」p.272
・「ロバート・B・パーカーはあるインタビューに次のように答えている。  「どちらかというと、冒険小説と呼んでほしい。スペンサーは探偵だが、シャーロック・ホームズとか、エラリイ・クイーンみたいな探偵じゃない。複雑な謎を解かないんだからな。チャンドラーがかつて "隠れた事実を探る一人の男の物語" と言ったことがある。同感だね。男、心情、名誉の行動についての本なんだ。西部小説と同じ伝統だ」(木村次郎『尋問・自供』早川書房)」p.273
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Googleで "ぴかりん" を検索した結果

2007年10月19日 22時47分40秒 | 日記2005-10
 検索サイトのGoogleにて "ぴかりん" を検索した結果、うちのブログが一番目に出るようになりました。もしかすると、環境によっては別な結果になるかもしれませんが。過去、たまにチェックするといつも二番目とか三番目で、一番上に来たのは初めて見ました。一番上に来たからといって、別に何がどうなるわけでもありませんが、ちょっぴりうれしいです。
 一体どういう仕組みで順位が決まっているかはよく分かりません。
1."ぴかりん" の文字が含まれる数
2."ぴかりん" 検索結果からクリックされた数
3.そのサイトの(Google経由の)アクセス数(キーワード関係無く)
この辺の情報を組み合わせた企業秘密なアルゴリズムだろうと想像できます。
 調べてみると、"PageRank" なるGoogle独自の指標で各サイトを点数化しているのですね。知らなかった。。。Google Toolbarの機能か、以下のようなサイトでチェックできます。

◆Google PageRank Checker
http://www.usamimi.info/~ryouchi/cgi-bin/prchk.cgi

うちのブログは10点中の2点……低い。。。と思いましたが、他のサイトを色々入れて試してみると個人のページとしては高い方かもしれません。
 ちょっと勉強になりました。
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【本】エピジェネティクス入門 三毛猫の模様はどう決まるのか

2007年10月18日 22時03分06秒 | 読書記録2007
エピジェネティクス入門 三毛猫の模様はどう決まるのか, 佐々木裕之, 岩波科学ライブラリー 101, 2005年
・"岩波科学ライブラリー" このシリーズは初めて読みました。平易な語り口とほどほどの分量ながら、内容としては新書よりも専門領域に一歩踏み込んでいて、少しレベルが高く感じました。
・読んではみたけれど、いまいち "エピジェネティクス" とは何なのか、ピンときていません。「三毛猫の模様はどう決まるのか」という問いに対する回答は、「エピジェネティックな現象が偶然に起こった結果」であるとのことですが、やはりどこか釈然としない。喩えるなら、「今日の天気はどう決まるのか?」という問いに「偶然です」と答えられているような気分です。"偶然" という言葉がひっかかります。本当にそれは "偶然" 起こる現象なのか。読む側としては「天気予報を100%当てる方法」を期待するのですが。
・「われわれ人間も含めて、どうして同じ種の生物がこのように多彩な外見を示すのでしょうか。  第一の要因として、ゲノム(すべての遺伝子と、それらの調節領域、およびそれ以外の部分からなる遺伝情報全体をこう呼びます)の多型があげられます。(中略)任意の二つの固体を選んでゲノムを比較してみると、1000塩基に一つ程度の割合で塩基置換(たとえばCがTに置き換わるなど)が存在します。このような正常集団中の違いを多型と呼びます。」p.1
・「エピジェネティクスは、「DNAの配列には変化を起こさないで遺伝子の機能を調節する仕組み」のことをいい、ときに見た目にも鮮やかな影響を外見に与えます。また、エピジェネティクスは、ごく単純には「遺伝子の働きを抑える仕組み」と考えていただいてもけっこうです。」p.2
・「トランスポゾンは生物の進化の途中でゲノムに寄生するようになったDNAで、ゲノム上のある場所から別の場所へと移動することが可能な転移性因子のことです。」p.3
・「雄にはX染色体が一本しかありませんから、茶か黒かどちらか一方の遺伝子しか持ちません。ですから雄は二色(白と茶、または白と黒)にしかならず、三毛猫はほとんど例外なく雌なのです。」p.8
・「エピジェネティクスは偶然を取り込む生命現象と言えるかもしれません。」p.11
・「現在では、エピジェネティクスは「DNAの配列に変化を起こさず、かつ細胞分裂を経て伝達される遺伝子機能の変化やその仕組み」または「それらを探究する学問」と定義されています。」p.17
・「DNAの塩基配列には変化を与えないで、化学修飾というかたちで遺伝子に印をつけ、それをDNA複製と細胞分裂を経て次の細胞へ伝えていく……これがエピジェネティクスの仕組みの神髄です。」p.32
・「では、動物では獲得形質の遺伝は起こらないのでしょうか。必ずしもそうとは言い切れません。」p.54 前出『生物学個人授業』(p.157)では真向から否定されていましたが、生物学的常識は変わりつつあるようです。
・「エピジェネティクスは遺伝的なプログラムにしたがって働くだけでなく、偶然や環境をも取り込みつつゲノムを操ることができることがおわかりいただけたでしょうか。エピジェネティクスはとても柔軟性に富み、寛容な遺伝子の調節機構と言えるかもしれません。」p.60
・「がん細胞でゲノムDNAが全体的に低メチル化状態にあることは、およそ20年前に発見されました。これはがんの種類を問わず見られ、しかもがん化する以前の腺腫など、良性腫瘍でも見られる傾向です。(中略)低メチル化により本来適度に調節されるべきがん遺伝子の働きが増加する場合があるのではないかと疑われています(表1)。」p.75
・「実際、がんのように解明されているわけではありませんが、動脈硬化、喘息、糖尿病、統合失調症、アルツハイマー病など、よく見かける病気でもエピジェネティクスの関与が疑われています。」p.78
・「たとえば、がん抑制遺伝子のメチル化の度合いを調べることで、悪性度や進行度を判定したり、どのがん抑制遺伝子が抑えられているかで、治療法の選択を変えたりすることが可能になるかもしれません。」p.80
・「一方で、遺伝子をメチル化する技術については最近進展がありました。2004年の夏、特定の遺伝子の働きを人為的にDNAメチル化で抑え込んでしまう方法が発表されました。目的とする遺伝子だけを狙い撃ちできるとは夢のような話です。」p.84
・「DNAメチル化は生物にとって非常に使い勝手のよい道具であったと思われるのです。実際、DNAメチル化は自分自身の遺伝情報を守る、ウイルスやトランスポゾンを不活性化する、染色体構造を安定化する、転写のノイズを抑える、遺伝子の発生段階特異的または組織特異的な発言を調節する、ゲノム刷り込みの目印となる、X染色体の不活性化を安定化するなど、さまざまな目的に使われています。」p.91
・「生物は使える道具はなんでも利用して生きています。しかし、一度その道具に依存したシステムを作って利用を始めると、今度はその道具なしには生きてゆけなくなってしまう危険性があるのです。哺乳類はインプリンティングやX染色体不活性化などの高度な現象にDNAメチル化を利用しており、もはや完全に中毒してしまった状態と言えます。」p.92
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【論】Kohavi,1996,Wrappers for Feature Subset Select~

2007年10月17日 22時08分47秒 | 論文記録
Ron Kohavi, George H.John
Wrappers for Feature Subset Selection
Artificial Intelligence (1996)
[PDF][Web Site]

・データマイニング(Feature Subset Selection)の手法の一つである、Wrapper法についてのまとめ。そのアルゴリズムについての詳細や、問題点の指摘、Filter法との性能比較など。
・データ:14種(実データ8/人工データ6)
・Induction algorithms:1.C4.5(ID3), 2,Naive-Bayes
・Search Engine:1.Hill-climing, 2.Best-first

・問題「The problem of feature subset selection is that of finding a subset of the original features of a dataset, such that an induction algorithm that is run on data containing only these features generates a classifier with the highest possible accuracy.
・問題「In learning scenarios, however, we are face with two problems: the learning algorithms are not given access to the underlying distribution, and most practical algorithms attempt to find a hypothesis by approximating NP-hard optimization problems.
・注意「However, it is important to realize that relevance according to these definitions does not imply membership in the optimal feature subset, and that irrelevance does not imply that a feature cannot be in the optimal feature subset.
・特性「The main disadvantage of the filter approach is that it totally ignores the effects of the selected feature subset on the performance of the induction algorithm.
・「We shall investigate two hypotheses: first, that using a filter method will improve the accuracy of ID3 and Naive-Bayes on real datasets but will be fairly erratic (often hurting perfrmance), and second, that improvements from using the wrapper approach will surpass the gains from the filter and will be more consistent.
・結果「In summary, feature subset selection using the wrapper approach significantly improves ID3, C4.5 and Naive-Bayes on the datasets tested. On the real datasets, the wrapper approach is clearly superior to the filter method. Perhaps the most surprinsing result is how well Naive-Bayes performs on real datasets once discretization and feature subset selection are done.
・問題点「These problems include: inability to remove a feature in symmetric targets concepts such as m-of-n-3-7-10 where removal of one feature improves performance (Section 4), inability to include irrelevant features that may actually help performance (Example 3), and inability to remove correalated features that may hurt performance (Section 2.4).

・DNA関連ではなく、工学分野の文献。
・"Feature Subset Selection "、"Wrapper"、"Induction algorithms"、"Search Engine"、いずれもいい日本語が見あたらない。
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【演】美唄弦楽アンサンブル 10周年コンサート

2007年10月16日 22時06分56秒 | 演奏記録
美唄弦楽アンサンブル 10周年コンサート
2007.10.13(土)14:00開演, アルテピアッツァ美唄 アート・スペース, 入場無料
指揮 中西禮治, パート Viola

第1部
●津田元 upas poro...paykar...mosir tok-tok-se......弦楽のための
(ウパシ ポロ...パイカラ...モシリ トクトクセ......弦楽のための)
●メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64 より 第1楽章
 ヴァイオリン・ソロ 西端ゆりあ
第2部
●チャイコフスキー 弦楽セレナード ハ長調 作品8
第3部
●モーツァルト ピアノ協奏曲第21番 KV467 ハ長調 より 第2楽章
 ピアノ・ソロ 小堀泉
●ヘンデル
・歌劇「クセルクセス」より アリア 樹木の蔭で(オンブラ・マイ・フ)
・歌劇「リナルド」より アリア 泣かせたまえ
 メゾソプラノ 山内朝子
アンコール ヨハン・シュトラウスI世 ラデツキー行進曲

・美唄弦楽アンサンブルの創立10周年コンサート。記憶が定かではありませんが、私がY師匠と知り合ったのと同時くらいに、手伝いに誘われたような記憶があるので、初めてお邪魔したのはまだ創立2~3年のころではないかと思います。以来ちょくちょくとお手伝いに。というか既に "お手伝い" ではなく "遠隔地団員" という扱いですが。
・当日は冬の到来を感じさせる肌寒い天気。会場内のストーブには火が入りました。
・10周年を祝うにふさわしく、多彩な内容のプログラムです。また、編成も通常よりも大きく、6-8-4-5-2人の弦楽器に、市内の吹奏楽団奏者や道内のオケ奏者からなる約10名の管楽器が加わりました。
・新作:題名が覚えずらいので、もう(新作)で。団員のツテがあった作曲家により、この日のために書き下ろされた曲で、当然世界初演です。プログラムより、作曲者自身の曲解説を以下に引用。「タイトルはアイヌ語の単語を組み合わせたもので、おおよそ「雪深い大地にもやがて春がやってくる・・・大地の(春の)鼓動が聞こえてくる」というような意味合いを託したつもりです。作品は大きく4つの部分から成り、"雪に覆われた大地に訪れる春の兆し" を感じさせる前奏部、"大地の鼓動" を模した跳躍進行主体のメインテーマ(このテーマは前奏とコーダのモティーフにも使用されます)と "雪解けの湧き水" を思わせる順次進行主体の流れるようなサブテーマが織りなして展開する主部のほぼ中間に、ソロにピツィカートの伴奏が絡むやや趣の異なる間奏部を配しています。」 基本は4分の6拍子で、2でも3でも割れる6の特性を生かした曲作り。テーマとなるワンフレーズ[写真中段]が、伸びたり縮んだり形を変えて所々に顔を出す。極端に不安定な和音だったり、リズムだったり、変拍子だったりすることもなく耳に馴染みやすい曲調で、技術的にはアマチュアでも充分演奏可能なほどほどのレベル。演奏時間は10分強。個人的には中間部のVn Solo部分がお気に入りです。一度落ちてしまうとしばらく復帰不能なので恐ろしくはありましたが、本番は事故無く、スッキリとした演奏でした。それまでで一番の出来だったのでは? 遠方からわざわざ聴きに来ていた作曲者も喜んでいたのではないかと思います。誰にとっても初めて耳にする曲でしたが、聴いてる側からは概ね好評だったようです。
・メンコン:Y師匠ソロのメンコン。テンポゆったり。管楽器も揃っての全員での合わせ練習の機会があまりとれなかったので、ソロは伴奏を気にせず自分のことだけ考えて弾けばいい、という状態ではなかったのが惜しいです。Tuttiの入る危険地点も無事通過。
・弦セレ:メインディッシュ。曲開始直後の改めてメロディーが始まる個所にて、「やばい! 指揮わからーん!!」 その場の全員が同じことを思ったようです。瞬間的に皆の意識がコンミスに集中し、コンミスの動きに合わせて弾きだすことで難を逃れました。指揮者苦笑い。この物の見事なチームワークは、普段の練習の賜物だと思います。3楽章開始時、「ちょっとまって」と、演奏途中にもかかわらず突然コンミスがどこかへ行ってしまいました。何かと思ったら「ミュート忘れた」 ……ミュートを忘れて演奏を止めるなどという場面に初めて遭遇しました。まさに前代未聞。その後も幾多の急所、難所を乗り越え無事完奏。弾き終わるとドッと疲れが。
・モツPコン:弦セレが終わってホッと一息。お気楽に三連譜を刻む。折角の機会なのでピアニストの出番がもう少しあってもよかった。
・歌:プログラムの最後は弦楽アンサンブル代表のしっとりした歌でシメ。
・ラデツキー:最後は管も含めた奏者全員で演奏。
・客数約100名[目測]:交通の便の悪い会場なので果たしてどれだけ客が入るかちょっと心配でしたが、会場内の座席がほどよく埋まるほどの聴衆が集まりました。苫オケ関係者も5名ほど。他に通りすがりに聴いていかれた方もちらほらいたようです。
・終演後の帰り際、会場を出たところで、ある女性から「先日、オペラで弾かれていましたよね?」と声をかけられました。聞くと、先日のトゥーランドットを観にいらしてたとのこと。あちこちで弾いていると意外な所で声をかけられるものです。「僕も弾いてたんですけどね……」一緒に歩いていたブリランテのコンマス君は気づかれず、少々残念顔。
コメント (6)
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