FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

劇団ひとり「青天の霹靂」

2011年02月20日 08時00分37秒 | 小説
本日、劇団ひとり「青天の霹靂」を読み終わりました。

「『ひょっとして俺は特別じゃないのかも・・・』学歴もなければ、金もなく、恋人もいない35歳の晴夫。特技といえば、手品が少しできるくらい。一流のマジシャンを目指していたはずが、17年間、場末のマジックバーから抜け出すことができない冴えない日々を送っている。腐りきった自分に飽き飽きしていたある日、テレビ番組のオーディションに挑むことに。審査員の反応に初めて将来への希望を抱いた帰り道、一本の電話が晴夫の運命を大きく変えることに――。ミリオンセラー『陰日向に咲く』に続く、笑いと涙の感動物語がいよいよ開幕!! 」

ビギナーズラックによるデビュー作「陰日向に咲く」がベストセラーとなり、TV界からフェードアウト寸前のお笑い芸人から一躍TVの司会までこなすマルチタレントへ転身。
これまた、TV界で立ち位置が微妙な大沢あかねなる小娘までゲットし、子供までできて順風満帆である。
大ベストセラーとなった「陰日向に咲く」を手に取る前に2作目を読んでしまった。
内容はというと、ベタなんだな・・・。
各所に感動の場面を散りばめるもなんだかしっくりこない・・・。
デビュー作のビギナーズラックで「置きにいったな・・・」って感じ。
冒険と挑戦する勇気に乏しく、ありきたりの芸能人小説である。
恐らく、自伝に近い内容で捻りを加えたようであるが、これなら、伝説の芸能人小説「ホームレス中学生」の方が百倍面白かった
やはり、どこか捨てきれない芸風も麒麟の天然ボケ田村には、かなわない。
劇団ひとりの家庭は、パイロットの父に元スチュワーデスの母、早大生の兄と絵に描いたような悠々自適一家。
田村とは、完全に育った環境が違うもんな~。
そう言う意味では、お笑い芸人で滑りまくるより、文章力をもう少しつけて頑張る方が大成するような気もする・・・。

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