FC piaZZista

”セールスマン”が結成したフットサルチーム「FC piaZZista」の軌跡とキャプテンの私生活。

2010 FIFA WORLD CUP 決勝トーナメント 1回戦「ドイツ VS イングランド」

2010年06月28日 01時34分25秒 | 2010 FIFA WORLD CUP
先程、2010 FIFA WORLD CUP 決勝トーナメント 1回戦「ドイツ VS イングランド」のTV観戦終了しました。

決勝トーナメンント2日目にして屈指の好カードである。
今大会のイングランドの不調を見れば、結果は分かっていたようなものであるが、何が起こるか分からないのがサッカーである。
序盤は、ドイツが攻勢に出てイングランドのDFを攻略しにかかる。
ドイツのことだからお手本のような綺麗なゴールが決まると思いきや、センターラインを裕に超えたゴールキック1発をエース クローゼが泥臭く押し込む。

お次は、綺麗に上がったセンターリングをポドルスキが華麗に決める。

前半20分、32分と決め所でしっかりと決めてくるあたり精密機械のようなドイツサッカーである。
次から次へと選手が入れ替わり、完全にイングランドの布陣を手玉に取っているような動きであった。
こりゃ、今のイングランドに勝てる要素はないなと思った矢先のコーナーキックでサッカーの母国イングランドの意地の一発。
イイ時間で1点返した。
その1分後に事件が
キーパーの位置をしっかり確認したランパードが技ありのループシュート
バーを直撃し、ボールは真下へ
完全にゴールラインを割っていたが、ノーゴールの判定
こりゃ、ヤバい
ふり出しで後半に望めるはずが、イングランドにとっては、痛恨の誤審判定。
これが、証拠画像である。

ドイツGKノイアーの目線に注目。後ろ飛びしながら、しっかりと得点を確認。
試合終了後、こんなコメントを残したそうな。

「2メートルは超えていた」

2メートルは、大袈裟であるが一番近くにいた選手が誤審を認めざるを得ないような状態であった。
サッカーでは、毎度、『誤審』が問題になるが、サッカーの規則改正を話し合う国際サッカー評議会(IFAB)は今年3月、審判の判定補助としてビデオなどの機械装置や新技術の導入に完全に扉を閉ざす決定を行っている。
その席上で「サッカーの判定は人間が行い、ミスもサッカーの一部」というスタンスを崩していない。
小生も日本サッカー協会が認定する”4級審判員”の資格を持ち、週末には少年サッカーの試合で笛を吹いたり、ラインズマンを行ったりしている。
今回の『誤審』を招いたウルグアイ審判団を擁護する訳ではないが、瞬時に白黒判定する難しさは、想像以上である。
結局、試合は、『誤審』の悔しさに鬱憤を晴らすかのようなイングランドの猛攻をドイツがカウンターアタック2発で粉砕
まさに、精密機械のような計算ずくの試合運びとなった。
そもそも今大会での両者の実力差をこの1試合で埋めるには、イングランドには荷が重すぎた。
戦術、技術、スタミナ、全てに於いてイングランドは劣っていた。
また、エース ルーニーの不調、

ベッカムの欠場も重く圧し掛かった・・・。

スリーライオンズもまた、レ・ブルー、アズーリ同様に再生の時代が訪れた・・・。