磁器装飾アトリエ&教室 ピアットスカーナ(東京)な暮らし

伊フィレンツエ18世紀からの伝統技法で磁器に装飾しています。「自由な発想で普段の生活は魅力的に変えられる」を合言葉に。

20代で習慣化したこと:attraverso primary colore

2022-05-15 00:07:35 | 水彩画・デザイン画
piattoscana_piat.toscana
🌹回想録②🌹

クイズです。1枚目の写真をご覧下さい。



フィレンツェ.ルネサンスの巨匠、フィリッポリッピの聖母子の画集からです。 
これは、絵画修復を学ぶための教材。3か所、欠損がありました。私が2種類の技法で、補填した部分は、どこでしょう~か?👉

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👉2枚目~4枚目がアンサーです。








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20代後半、フィレンツェ式絵画修復の学びを深めていました。これは、劣化部分の美的修復を想定した練習課題です。 

修復技法は2つ。面塗りと線描き。 

欠損部分を、ジェッソ(水性石膏)で埋めてから、たった3色「primary colore」のガッシュ(水性絵具)で、作り直していきます。 

大切なのは、水性の材料を用いること、つまり「可逆性」であること。  

修復の学びを通して、「過去と未来をつなぐこと」「色彩」に対して、感覚を研ぎ澄ます訓練は、習慣化されていきました。

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▼HP:磁器装飾|本格派|東京都大田区大岡山「ピアットスカーナ」、アロマセラピー「ピア・トスカーナ」併設



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