日記

日々の雑記にございます。

NP⑳ コリコパット(Coricopat)

2010-10-23 20:55:15 | ネイビー・プロジェクト
信じてもらうとか、大切にしてもらうとか、全然当たり前じゃないんです。
でも、隊長は当たり前のように俺たちを信じて大事にしてくれました。

(第三章19話「守護者たちの挽歌」より)

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NP第7弾は、またまたギル部隊初期メンバーのコリコパット。
序盤でランパス以外全員出てくるっていうカオス。

コリコパット(略称:コリコ)
正名:コリコパット・L・グランデル
階級:軍曹
所属:第一艦艇部隊整備士
年齢:22(人間年齢換算)
武器:長剣

ギルバート部隊が編成された事情や、部隊内での彼の位置づけ(ムードメーカー的な意味で)を見ていると、どう考えてもこの子はこの物語になくてはならない存在です。キーキャラと言っていい。
でも本編での扱われ方が微妙!
一章序盤は空気→グロール戦で負傷して戦線離脱→二章では登場回数一回→三章の中盤辺りで復帰(だか爆睡シーン)→そして……。

上の台詞抜粋した話ですが、三章19話とか完全にクライマックスです姉さん。しかし裏を返せば、一連の騒動が落ち着いた後にスポットが当たるということですかね。あとギル隊編成の事情に絡んでくると言いましたが、物語は部隊編成後、グロールタイガー討伐寸前から始まるので、編成前の話はほとんど語られておりません。嵐の航海があったという話は前々回くらいからちらほら書いてはおりますが。そういやコリコの時に語るとか言ってましたよね?まぁそれは後にして。
という訳でして、コリコは本編では御目にかかれない無駄設定の宝庫になっております。

まず生まれは不明。本人談では「海から生まれた」とのこと。
幼い頃に、波に攫われ漂流していたところ…か、流れ着いたところを海軍に保護され、そのまま軍の孤児院で育ちました。いつも海がある環境で自由奔放かつ明るく元気に育った為、海に関するあらゆる知識を持っています。海は友達みたいな。そのため周囲からは「海の申し子」と呼ばれておりました。
孤児院のアスパラガス先生からは、海に関する役立つ知識のほか、海にまつわる神話等も沢山聴かされています。ガス先生によると、海には守り神がいて。その偉大なる名はオールドデュトロノミー(この辺マジで本編とは一切かすりもしない無駄設定)デュトロノミーの名はおそらくシャム国中に広く知られる存在なのでしょう。日本でいうかぐや姫くらいのメジャーな神話か童話に出てくるのでしょう多分。ノポの勝手な解釈によると。そしてガス先生によると空にも神がいて、名はグリザベラというそうです。が、航海天文学史のバブですらその名前は知らなかったという、本当に存在するのか怪しいくらいの神話を沢山コリコは聴いて育ちました。
ただ、孤児院で育ったというのに正式名称が何故か貴族の様…。
その理由は三章の後半で明かされますが、それまで本人はファミリーネームなんか知らなかったはず。
三章21話は珍しく完全にコリコのお話なのです。ちなみに本編でもファミリーネームが出てくる訳ではありません。全キャラに共通して、それは後から作られた無駄設定。

それから本編に少しふれていくと…。………。あんまり言うことは無いのですが(酷)、彼は恐らくムードメーカー。彼の明るい声に隊員たちが無意識に「平穏が一番」だと実感する場面がちらほら。カーバ曰く、コリコの脳内はお菓子でできている、と言わしめた程の楽天家です。
あと参謀本部特殊工作員のパウンシヴァルと親友のようで、彼の力で物語が大きく動くシーンがあります。パウンとの友情が他で語られるシーンはありませんが、恐らく学生時代からの縁なのでしょうね。
とまぁ…ぶっちゃけあんまり語る部分が無いと。
コリコはギルにとても近いところにいるのに、ギルの目的を知っているのかよく判らない位置にいます。いや多分知ってますが。カッサやカーバの様に直接相談に乗るシーンもなく。ランパスのように隊長の剣や盾になるでもなく。ただそこで笑ってる大切な仲間…みたいな。不思議な存在です。
この子の出番はやはり、三章の19話以降…そして本編開始前の「嵐の航海」ですね。

あれ、そういや嵐の航海に関しては…?





ノポ@Jellicle Banquet


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