デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

心 物 そして時

2020年07月21日 | RICOH
哲学堂公園は大きく3つに分かれていて、テニス場、野球場のある運動施設、古建築物の残る哲学堂部分、そして私がいつも行く妙正寺川沿いの花咲く公園です。でも東洋大学の創設者井上円了がこの地に哲学館を築いたころは別のかたちで3つに分けていたようです。それが物質と心理、そして時空。今年3月に国指定名勝となったこともあり、久しぶりに哲学館にいってみることにしました。

ひとくちに哲学堂をご紹介しようとしてもその見どころはパンフレット70か所以上、しかも哲学をまったく知らない私の解説はその場に書いてあることの受け売りだし、写真もたくさん撮っちゃったし、どうしても長くなりそうなので今日、明日の2部構成にさせて下さい。このことに悩んで昨夜は更新できませんでした。

まずは心のエリア 唯心庭
湧水注ぐ心字池からスタート



独断峡 唯物園に続く崖



振り向けば妙正寺川の流れ



唯物園の自然井と



狸燈



重要な分岐点 懐疑巷



疑いなく直進します



ここが時空岡との分かれ道



曲がりくねった道が続きます



途中あまり見かけない鳥が
近づいても逃げません ムクドリの雛でしょうか



岡の上に着きました



哲学堂は和田山城址でもあるそうです



今日のメイン 哲理門



哲理門の別名は幽霊門、普通のお寺なら金剛力士像とかが門を守っているのですが、この門の右側の格子の奥には天狗像、左側の格子の奥には幽霊像が、
天狗像は物質の世界の不思議を表し、幽霊像は精神の世界の不思議・不可解を表しているそうです。とは言っても怖すぎ、特に幽霊の写真はお気を付けください。





哲学の世界はなかなか理解し難いですね 続きはまた明日 っていうか6時間後くらいかな


思いがけない青空に

2020年07月20日 | RICOH
昨日の天気予報ではたしか雨だったのに、しかもかなりの確率で。ところが起きたときには雲は切れ、夏の強烈な日光が。なんだ晴れじゃん、1週間ぶりの青空だ、居ても立ってもいられなくて、GR片手に家を飛び出しました。飛び出したはいいけどさてどこに行こう。車は混んでそうだから、電車で行けるところ、県またぎはできないし、それなら定期の範囲内がいいなあ、そうだ哲学堂公園にしよう、あそこなら森と川と青空が一度に楽しめそうだから。

いつもの梅園の方から入場



やはり緑には青空でなくちゃ



あの橋を渡って





桜の園へ





そして池のほとりに





ユリが咲いていました




明日はこの森の向こうの
ダークサイドへ向かいます




もしかして梅雨明け?家に帰って天気予報をみると「梅雨明けは連休後くらい・・・」説得力無いなあ、またはずれるといいなあ。


ハス全開

2020年07月19日 | 夏の花
昨日の続きなんですが、昨日の写真が満開なら今日の写真はさらに開いて全開といったところでしょうか。ハスの花って最初は桃に見えまして、その後いちばん美しい八分咲き、その後はあたかも玉葱の皮を剥いたかのように丸まってきて、でも花びらは枯れることなく散っていきます。今日の写真はそんなハスの終わりを撮ってきました。

いちばん内側の花が開き始め



筋も玉葱のよう





一枚一枚 内側に丸まり出します





こういう姿はそれぞれ異なり



個性的で美しい



そして水平まで開き



ほぼ全開 竹とんぼ



この状態になると蜂もやってきます



花は美くしさを保ったまま



水面に散っていきます



根元には笹舟ならぬハス舟が



郷土の森公園のハスもそろそろ終わりですね 
カメラは望遠、TZ85でした


ハス満開?

2020年07月18日 | 夏の花
昨日の続きです。郷土の森公園のハスは池を丸く区分して、品種ごとに植えられています。その数なんと30種類、岸に近いハスは普通のカメラでも撮れるのですが、池中央のハスを写すには望遠カメラが必須です。ゴルフのパターの「届かなければ入らない」と一緒で、どんないいレンズ、センサーのデジカメでも「届かなければ写らない」ですからね。G7XをTZ85に持ち替えて、池中央のハスを狙ってみました。

まずは白色系から











全体でみるともうチラホラしか咲いていないのですが、望遠カメラならひとつの品種からいちばんいい部分だけ切り取るから、あたかも全品種揃い咲き、満開を装うこともできちゃいます。ハスは中国産が多いのでしょうか、その品種名は漢字で表記されていますが、とても覚えきれません。では続いてピンク系を。











こうしてみるとハスもいろいろな種類があるのですね
最後は紅白カップリングを2枚。





まだ写真はあるのですが、続きはまた明日です


雨上がりのハス

2020年07月17日 | Canon
どうしても雨上がりの写真が撮りたくて、どうせならハスの葉に溜まる雨水が撮りたくて、その日は府中郷土の森公園の駐車場で雨が上がるのを待っていました。
果たして予報通り午後から雨も上がり、G7X片手に一目散に車を飛び出しました。

まずは定番蜘蛛の巣から


昼顔・・でしょうか・・


百合? ・・・


そして蓮池へ


もう終わった頃だと思ったのに


まだチラホラ花も残っていました


それなら雨雫残る


花を撮らせて頂きましょう


岸の近くの花に


大きく手を伸ばして


開き切った花も


それはそれで美しい


浄瑠璃姫伝説 完結編

2020年07月16日 | 池 河川 水辺の風景
今日は先週時間がなくて行けなかった長池の続き、少し天気が怪しかったんだけど、山奥の池にはそういう天候の方が相応しいかと。ではさっそく先週の分かれ道のところから。



ユリ以外は普段あまり見かけない花を
両側に見ながら歩きます








ここが築池の一番奥



築池と長池は小さな沢で繋がっています



その横の道をさらに進むこと数百メートル



浄瑠璃姫の碑と長池が見えてきました



碑は公園ができたときに建てられたのでしょうけど



長池は昔の姿のまま



この長池に小山田城から落ちのびてきた浄瑠璃姫が、侍女13人と身投げしたと言われています。
でもその後みつかって供養されたのは抱えていた薬師如来像だけ、ということはいまだこの池底に眠っているということでしょうか。



まだ夏前というのに涼しい話になってしまってすみません。長池公園は四谷見附橋もあるし、里山の自然が残っていて、野鳥の声が響き渡るいいところなんですが、
長池の周りだけはいまでも薄ら寒い気がします。この日も私以外誰もいなかったし・・。



そういえば今日は新盆の送り火でしたね


緑のあるオフィス

2020年07月15日 | Canon
雲を追いかけ疲れた私はどこかで涼をとろうと、フラフラとさまよっていました。ここは新宿の西のはずれ、真新しい高層ビルが建つエリアです。高層ビルというと摩天楼のようにコンクリートの固まりが林立するイメージが強いのですが、最近はビルの周りに植栽を施し、緑を取り入れるところも多いんです。ほらっここみたいに。



そして1Fはたいていオープンテラスになっていて、緑に囲まれてひと休みできます。出入りも自由なので、昼休みはお弁当組で賑わうんでしょうね。



その植栽は想像以上に多く、頭上を覆い直射日光を遮ってくれるほど。それは日光だけではなく、きっと仕事場の喧騒も視界から消して、オン・オフの切替もしてくれるみたい。



少し見上げると現実が・・





そしてそれは緑だけではなく



季節の花たちも



憩いの場を提供してくれます



花は公園だけじゃないんですね



あとで気が付いたんですが昨日でブログ開設2000日でした、そして今日が2001日目。途中さぼってるから記事本数は1931、順調にいけば2000号は9月下旬、秋桜か彼岸花の写真になるのかな、すみません皮算用しちゃいました。


流れる雲を追いかけて

2020年07月14日 | Canon
まず今日は皆様への御礼から、おかげさまで私の登録している日本ブログ村スナップ部門で今週1位を獲ることができました。もう5年以上続けているのですが、おそらく2度目の1位だと思います。ひとえに皆様のポチッのおかげだと思っております。いつもありがとうございます。嬉しくてスクショしちゃいました。ふだんしないからスクショの仕方も忘れてましたけど。



いつもそんなに順位とかPV数だとかは気にしないのですが、今何位かくらいは確認します。だってパソコンでUPしたあと自分のスマホでもポチッしますからね。INポイントとかOUTポイントとかの順位を決める仕組みはよくわかりません。でもその日の順位で皆様にご覧頂けているのだろうという安心感を得ているのは事実です。ついでにもうひとつ自慢しちゃうと、gooブログデジカメ部門とのW1位でした。



さて今日の本題、先日、梅雨の晴れ間に中野区弥生町あたりを歩いていると、東の空に入道雲とまではいきませんが、夏雲が湧き出していました。



みれば新宿の高層ビルの方に沸き立っていて、ちょうど都庁の真上あたり。こりゃ西新宿とのコラボショットが狙えるなあ。少し追いかけてみたくなり方南通りに向かいました。

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なぜ方南通りに向かったかというと西新宿につながってるからだけじゃなくて、無柱化されてるから。つまり電信柱がない通りなんですよ。空を撮るのに電線ほど目障りなものはありませんからね。




ほら無いとすっきりするでしょ



ようやく近くまで行ったのに強い風で雲がちぎれてどこに行ったやら。また電線のある住宅街を通るはめになりました。やっぱり歩いて雲を追いかけるなんて無理かなあ。



その雲は北の空に移動して、神田川にその姿を映しておりました。こんな脈絡もオチもないブログ書いてるとすぐ順位落ちちゃうんだろうなあ。



カメラはG7Xでした


ベンチの下から

2020年07月13日 | RICOH
今日は雷雨の後にGRを持って公園に行った写真、最近皆様のブログで雨上がりの写真をよくお見かけするので、いい機会だから自分もあやかってみようと、雨が止むのを待っていそいそと出かけました。

ランタナは見頃ですが



紫陽花は明らかに終わりかけ



葉も殆ど濡れてない



雨上がり感ゼロ

ならばマクロで







雷の音はしたけどそんなに降らなかったのかな、やれやれあまり収穫もないし、座って作戦でも練り直すことにしようかとベンチに向かうと、やっぱり少し濡れてるのかな、でも座れないこともないな、あれっ、なんか真ん中のところに葉っぱが生えてる。



近づいてみるとプラスチック製のベンチの板の隙間から造り物のような葉っぱが、しかもベンチに合わせたような洒落た色、ベンチを飾る装飾品かと思ってしまうほど自然な姿で

もしかして樹脂製?




ベンチの下をのぞくと同じ葉っぱがギューギュー詰め、光を求めて上に伸びよう伸びようとする力が、こんな細い隙間から葉を出させるんですね。目が見えるわけじゃないのに

う~ん植物ってすごい



んっ、待てよ、それなら初めっからベンチの下なんかに生えなきゃいいじゃないか。ベンチの下じゃなけりゃそんなに無理しなくても伸び放題、光浴び放題なのにって、突っ込みたくなりましたけど、まあ植物には植物の事情があるんでしょ。最初は暗いところがいいとか・・、雨風しのげたほうがいいとか・・。

浄瑠璃姫伝説

2020年07月12日 | Canon
昨日の長池見附橋がかかっている池は、移設時に造られた橋の姿を映すための姿池、今日はその水源に迫ります。



水源に迫りますって大袈裟に出たけど実は振り返るだけ、一段高いところにある築池から水が流れ込んでいます。



そしてこれが築池、中央林の奥に水源長池があります



この築池、長池はニュータウン開発が始まる前までは重要な農業用の溜池、永くに渡ってこの地域の人たちを潤してきました。ご覧のとおり岸まで大きく茂みがせり出して、池の周りを歩くことはできません。近づくには細い山道だけ、公園になる前はよりいっそう神秘的な池でした。



ここ長池には浄瑠璃姫伝説が伝えられています。相模国からここ武蔵国に輿入れした浄瑠璃姫が、南北朝の戦いで夫が敗れると、あとを追って薬師如来を背負いこの池に身を投げたそうです。その後近くの蓮生寺の住職が光る薬師如来像を引き上げ、薬師堂を建てて供養したという話です。この伝説を聞いて驚いたのは、この池って室町時代以前からあるんだってこと。昭和、平成の造成地に、大正時代の橋を架けて、室町前からある池から水を引いてるってことですよね。

さらに驚いたのは、池の倒木に



木に登れる亀がいたこと



池の周りは尾根沿いに見下ろしながら進みます



この紫陽花の左の道が長池方面



時間もないし、雨も降りそうだったから右の道を帰りました



水源長池と浄瑠璃姫の碑は次回にしようと思います