デジカメコレクション デジカメ大好き

デジカメでいろいろ撮ってます 腕が悪いくせにカメラのせいにして買ったカメラが150台超えました

望遠マクロ

2020年10月28日 | OLYMPUS
オリンパスSH-1のズームの他社の望遠コンデジにない秘密とは・・・それは最大ズーム時の最短撮影距離。ズームレンズは広角側、望遠側にそれぞれ最短撮影距離というその距離以上離れないとピントが合いませんよと言う距離がありまして、広角端なら3cmから10cmくらいでどのカメラもほとんど変わりません。望遠側はその倍率で若干違いはありますが、高倍率ズーム機なら大抵2mは離れないとピントが合いません。例えばキヤノンのSX740HS最大倍率960mmや、ニコンのA900、840mm、どちらもズームはすごいのですが最短撮影距離は2mです。

ところがこのSH-1、倍率は600mmと少し劣りますが、その最短撮影距離はなんと40cm、他社ズーム機の5分の1の距離でピントが合っちゃうんですよ。自分の傍らにあるものを24倍で撮れるってのはすごいことで、望遠鏡というより顕微鏡の仲間に近いかも、望遠マクロとでも言いましょうか。ひとりで興奮してても字じゃうまく伝わらないだろうから、多摩グリーンライブセンターのバラの写真をご覧ください。

アーチの上の方のバラも





手に取るように





離れていても思いのままのアングルで



最短撮影距離に咲くバラは



タムキューばりの等倍で



単体の写真だとそのすごい効果が表現し難いので、EOS M6に単焦点22mmを着けて撮り比べ。このレンズも最短撮影距離20cmとけっこう寄れるレンズですが・・・。先攻M6、後攻SH-1の順に掲載します。

少し高いところに咲くバラも



縦で画面いっぱいに



先端で寄り添う二輪のバラも



より大きく写せます



ベネッセタワーを背景に



圧縮効果でタワーが近づきます



ちょっと奥まったところに咲くバラも



花だけを切り取れます



画質はM6優勢でしょうけど、望遠マクロの効果、利便性は伝わりましたでしょうか。撮影風景は写真以上に異なって、かたやEOS M6は目一杯手を伸ばしてバランスも悪く、SH-1は両手で構えて余裕綽々で撮れちゃいます。もう少し解像してくれるなら昆虫撮影にも活躍してくれそうです。それと40cmの距離で撮れるならブツ撮りなんかにも使えそう。また新しいカメラを手に入れたらこれで撮ってみようかな。



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