ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

長時間映画「キングコング」

2006-01-11 00:45:40 | Weblog
上映時間が3時間20分もあるんです。内容的にも映画3本分。

キングコングそのものに特に思い入れは無いけれど、大好きなロードオブザリングの監督最新作と言うことで見に行った。

それは驚くばかりの映像の連続で、映画3本は撮れる内容。
こんな好き放題の映画がよく撮れたなあと感心。

しかし、休憩無しで3時間強、飽きさせないしすごいと思うけどトイレに行きたい、腹も減る。

最近は2時間半くらいの映画が当たり前になってきてますよね。
昔は絶対2時間以内じゃないとダメ!カットカットーって感じで切られ、後から出るビデオ版でディレクターズカットが出たりしてたのに。

このキングコング、この長さでも付け足したいシーンがお蔵にあるんだとか。

謎の髑髏島での冒険とか、昔だったらこれだけでどれほど心弾むだろう、
あんな恐竜の群れを見たらタマンナイだろうって思うのだけど、
40年代のニューヨークの街があんなに絵になってすごいし、
エンパイヤステートビルのシーンなんてあんな高層で見てても落ちそうだったのに。

ここまでCGがすごいのを見せられ続けると、びっくり映像くらいでは驚かなくなってしまいました。ただ、お腹満腹、もう一杯。

ハリウッドの限界すら感じさせてしまうこのド級大作、この春公開の「ナルニア物語」にもあんまり食指が動かないのを感じるのでした。

あーあ、こんなにスゴイ映画見ても心躍る気持ちになれなくなったんやろか・・?

髑髏島のシーンでは次々とウゲーなものに襲われるのですが、
俺の前に座ってた男女のカップル、日本人女性と大柄な外国人男性なんだけど、
気持ち悪いシーンごとに女性に顔をうずめてデカイ体を抱きしめて貰ってるんです。
そのことも3時間興味深く見ました。お疲れ様でした。

その数々のウゲーなモノで俺の一番印象に残っているのは、蛭のお化けというか、
ちんちんの化け物みたいなのが人を食うシーンだな。やってくれます!!
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ああウォンビン、最前線へ

2006-01-10 02:54:55 | Weblog
兵役についたウォンビンは本人の意思で、
北朝鮮との非武装地帯に面した最前線部隊に配置されたというニュースを見た。

実際に鉄条網の警戒任務に当たるかどうかは不明らしい。
2年の兵役中、軍の広報部隊あたりに配属されると見られていた。

国民の圧力か、有名人として率先した姿を見せざるを得なくなったか・・・。
なんとかく女々しい感じの彼が男らしく復活するための修行なのか?
なめられないように自ら志願したのか?

韓国では宗教などの理由で兵役を拒否する「良心的兵役拒否」を認め、兵役に代わる職務を課す制度を導入すべきだと国家人権委員会が勧告したらしい。
韓国も少し状況が変わってきているようだ。

でも、兵役につくことで一人前の男とされる国、社会に出ても、兵役か非兵役かで差別されるんだろうか?
なかなか年長者には認められにくい様子が想像されるなあ。
でも変わってきていることは確なんだろう。

豊かに育った俺たちと同年以下の韓国の若者たち、国は違えど徴兵なんてどこまでついていけるものか。

日本でも、徴兵とは言わないが強制的に1,2年社会から隔離して社会ボランティアなりを若者にさせるべきだと言っている元首相ら議員がいたなあ。

家庭崩壊、教育崩壊の挙句に俺たち世代以降が親になったところで、
子供の教育を親が放棄する形で、そんな時代になったりしたりして。

そんな親の老後は、姥捨て山行きだろうなあ。
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自殺者数と平和ボケ?

2006-01-07 16:47:30 | Weblog
作家・辺見庸が今日の愛媛新聞で面白いことを書いていた。
共同通信の記事だから読める人も多いと思う。

イラク戦争における戦死者数は2003年の開戦以来、約31000人。
その多くは民間人で爆撃や戦闘に巻き込まれて殺されている。

ところが、日本の自殺者数はここ7年連続して毎年30000人を超える。

どちらも不条理な死だと。

毎日80人もの人が自死しているこの日本は本当に平和なのか?
死者数だけを見れば、これは戦争状態ではないのか?と言うのだ。

現代日本は「精神の内戦」といった内面の戦時下にいると。

自殺論を書いた社会学者によれば、戦争状態の時には自殺は減る傾向にあるらしい。
平和は人々を自殺に誘う死の花が咲き競っているのか?

社会規範が緩くなるとか自由すぎると起きる、自然現象であるとする学者も。
社会的な制約が強ければ激しく反発、緩くなればなったで生きる方向性を失って自死に向かう人が現れる。

ついでに自爆テロという名の自殺についても述べ、対抗しようとするアメリカも結局は自滅の道をたどるだろうとも。

この文章を読んで思った。
俺も妙な不安に付きまとわれているんだ。

あまりにだるく緩い社会に対し、人間は無意識のうちに戦争を望むようになるのではないか?
それは頭で捉え、冷静に解決できるようなものではないものとなって、集団ヒステリー化していく????

げろげーろ!

妄想ついでに、
抑圧下にあることで権利の獲得に邁進する立場にあるオープンなゲイは、自ら生きる実感を感じ、
権利を当たり前としているヘテロは
自己確認ができず、また希望を描けず、モラトリアムし、熟年離婚に悩み、虐待し・・・

いやいや妄想ですよ。はい。
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一日にして戦争を始めた国はない

2006-01-06 00:53:41 | Weblog
NHKの歴史番組で、連合艦隊長官の山本五十六の話をやってた。

彼は平和を主張し、最後までアメリカ(連合国)との開戦をしないように画策していたが、ここ止めようがないとなった時に真珠湾攻撃の作戦案を提出するに至ったという興味深い番組であった。

山本長官はアメリカに留学経験があり、とんでもない国力の差を実際に生活する中で見せ付けられていたのだった。

あらゆる点で敵う相手ではない。
そう思った彼は米駐在武官に任命されてから何とか日米の間を取って最悪の状況にならぬようにだけ工夫してたらしい。

でも、それは国内の方針と外れていたため左遷されることに。
その左遷をたどっていく先が、当時名誉職という閑職だった連合艦隊長官だったというのだ。

そこで、彼はまだ武器として確立されてなかった飛行機に目をつけ、零戦開発を進めていく。
とうとう戦争やむなしとなったときに、この日米の体力差にある中、戦争に勝つには真珠湾の、それも世界で初めてになる飛行機による攻撃しかないと、あの真珠湾攻撃案を提出する。

飛行機で戦争などと、と戦艦至上主義の当時の軍隊では目もくれられなかったが主張し続け、その意気込みに圧倒される形で認められ、12月8日に至る。

ギリギリまで外交解決を望んだが失敗、攻撃時間となる。
戦闘機による真珠湾攻撃は、今後の戦争の仕方を変えるほどの大戦果をもって結果を出す。

しかし、攻撃の1時間前に宣戦布告を約束していたのに手違いで連絡が行かず奇襲攻撃の扱いとなってしまう。

その後、日本は戦闘機による戦争に体制を急ぎ切り替えるべきだったが、
軍部は時代遅れのままだった。

体力のあるアメリカは、空母や戦闘機を大量に生産。山本が見せた戦闘機による新しい戦い方を国を挙げて整えていくのだった。

番組では、山本長官の平和をぎりぎりまで望む軍人像を描いていた。
「軍隊とは戦争をしないために存在しているのだ!戦争などもってのほかだ!」
とブレーキをかけ続けるが、国の流れは止められなかった。

戦争を望まなかった彼ではあるが、仕事は仕事、彼なりに国を憂いて
短期決戦ならと真珠湾作戦を編み出したのだ。

しかしこの真珠湾の大成功が日本をより調子に乗らせ破滅に向かわせていくとは・・・。

当然ではあるのだろうけれども、
山本五十六といえども、軍人は軍人の考えでしか物事を発想できないのだなと思った。

戦争に向かい始めた国は、誰にも止められないのだと強く感じる番組であった。

過去の偉人たちの歴史番組で「彼は平和を望んでいたのだが・・・」
このフレーズ何度も聞きませんか?
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素敵な年末年始

2006-01-05 00:30:21 | Weblog
新しい年が始まりました。

休み明けほど出勤が辛いことはありませんねー。

休みは飽きた、早く仕事がしたい、
などといったことをまったく思えない性分でいけません。

早く仕事をやめて不労所得で食える身分になりたい・・・
そんな夢を強烈に現実化させたいと思う時です。

頑張るしかありませんねえ ク~(泣)

さて、この年末年始の4日間は彼氏と一緒に過ごして温泉三昧。
毎日、松山市内のどこかの温泉につかってました。

途中、家族とも温泉で1泊お正月を過ごした。
去年は葬儀などで大変だったので、そのお疲れ会をかねて。

温泉といっても車で10分の道後温泉の旅館で家族水入らずで過ごしたんだ。
旅行の行き来に疲れず、ゆったり過ごすのもいいものだね。

妹と二人で夜には道後を散歩、
最近出来た「道後ぎやまんの庭」というアンティークガラスの美術館にも初めて行ってみた。

それはもう、デートにぴったりのところで夜はドキッとするほどにライティングされた庭は、
連れてきた相手を必ず落せるだろう!なんて思うほどのすばらしい景色のところでした。

明治大正時代の「おひいさま」が使われたようなガラス細工にもうっとり。

道後もまだまだ手を加えればリピーターを増やせるのではと思えた。

その後、ホテルに帰ってからも温泉、そして夜遅くまで妹と飲み話すことが出来ました。
とても良い話が出来たと思います。

あんまり嬉しくて飲みすぎとしゃべりすぎの睡眠不足、また温泉の入りすぎで翌朝気分が悪くなってしまったけど。

家族と1泊している間、彼氏は俺んちでお留守番。
少し寂しい思いをさせましたが、一緒に生活するとどんな感じかも体験したみたい。

留守の間にたくさん家の用事も済ませてくれてました。
俺の方は帰ったら彼氏が待っていることにとてもご機嫌。

早く一緒に住みたい、その想いを互いに強めた夢のような数日だった。

妹とも、母さんとも彼氏を対面させた。挨拶程度だけどね

本当に穏やかで充実した有難い休暇でした。

ちょっと、エンジンかかりません(笑)
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