ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイは身近に存在するぞ!

2005-08-05 01:00:48 | Weblog
怪しい存在だと思っていたゲイはいつも隣で働いている仲間であった。

最初は驚いたり、今までの価値観がドサドサ揺らいだ人もいたかもしれないね。
ここはそれぞれで考えてもらうしかない。
さまざまな人がいることを考えてもらわないとね。

俺が想像してた不安、社内で排除されるなんてことは無かった。
思えばカミングアウトしてなかったころの方が
いじめられている意識があったように思う。

実際のところ他人は人のことに興味が無い。
ふーんって思う程度。
不明だったことが解決してすっきりしたくらいのようだ。
飲み会の席などでゲイに興味のある人ががいろいろ聞いてきたりするくらいで、それもざっくばらんに話すことが出来るしイキイキとした会話になる。

裏で変なこと言われてないか?
それはは分からないよ、
カミングアウトしなければゲイ疑惑を憶測で話されているだけ。

それにね、仕事の裏で話していることなんて本当にくだらないことだよね?
そりゃ仕事でムカツイタ相手なんかにはもうボロクソに言うもんだよ。
それは家庭のことや浮気でも借金のこと童貞かそうで無いか…何でもいいんだ。

裏で言われることを気にしても仕方ないのじゃないかな?
堂々としていれば下らない事をしゃべっている人が堕ちて行くもんさ。

俺も仕事をして自分の立場をある程度作ってからカミングアウトした。
よく様子を伺い、小出しに情報を与えて実験し、最終的に判断した。
その方法はそれぞれの立場で違って当然だろう。
カミングアウトは終わりではない、スタート地点でしかない。

俺の会社は平均年齢が28歳くらいで、まあ若い方。
同僚も若いのが多い。それぞれ家庭作っていく人も多いだろう。
当然息子や娘がゲイやレズビアンとして生まれる人も必ずいると思う。
中には当人で隠れている人もいるだろう。

これからだって同僚たちは会社外でゲイやレズビアンに遭遇する人もいるだろう。
俺を見て何か考えてくれているといいと思う。

ゲイはすぐ近くにいると分かったら、まっとうな人なら差別的発言や行動はしないものだ。

いないと思っているから平気でひどいことが言える。

そういった想像をさせるきっかけのためにもカミングアウトを身近にしていく人が増えていくことは、俺たちが生きやすい社会になる上で必要だと思う。
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