ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

ゲイカップルは可処分所得が多い?

2005-11-02 00:58:01 | Weblog
俺たちゲイは、普通は子供が無い、扶養する家族が無いなどで自分のことにほとんどの収入を使うことができる。
可処分所得(生活費以外のお金、おこづかい)が多いってやつだ。

欧米ではゲイは金遣いのいい客とされて、経済市場から一目おかれている。
日本でもゲイの存在が明らかになるにつれて取り上げられるようになるだろう。

自分のことに金をつぎ込む客層というとアキバ系かゲイか?!ってところかな?

ゲイショップでは1万円近くのエロビが飛ぶように売れている。
飲み屋にも金を落とす。雑誌REONに載ってるようなブランド物も買う。
なかなかゲイの消費は旺盛だ。

30代リーマンゲイなら、普通は一家を養っていてもおかしくないほどの給料を既に稼いでいるだろう。
そこそこ仕事が出来れば年齢にあわせて収入もオヤジ並みに上がっていくだろう。それが男同士カップルでそれぞれが稼いでいけばどうなる?
これまたゲイライフは想像以上に豊かになる可能性が高まってくるね!

それぞれが月15万程度の所得であっても二人なら30万、
それぞれ月30万稼ぐなら二人で60万!!・・・
2人で一緒に住むことで住宅費や食費など1人より複数の方がお得になる経費が組み合わさっていけば、さらにお小遣い部分を増やすことが出来るだろう。

二人が頑張っていけば俺たちの未来は相当豊かで楽しそうだね。

男女の結婚であれば片方が経済的に依存をすることを前提に社会的扶養が認められていてフォローしてくれる。しかし、ゲイ同士ではなんの社会保障も無い。
(まあ、そのヘテロの扶養手当も3万円ほどでしかないし、サラリーマンの奥さんの国民年金免除?も近日廃止されるし、と優遇された部分も減ってきているが)

社会保障のことはいずれ俺たちにも当然の権利として認めさせなければならないけれど、
この現状によってそれぞれ自立した立場でパートナーシップをすることが必然となることで
「パートナー同士ではあるけれど、経済的には独立している」という、ある意味
とても理想的な経済的関係が出来ると考えてみてはどうだろう?

男女の場合でもそうだけど、どちらかに経済的に依存している関係は、パートナーシップを継続する上で不幸をもたらすことが多いように思う。

昔のように結婚しないと出世できない?なんて時代ではない、そんなことを言ってたドノンケおやじ達は急速に鳴りを潜めている。
まあ、自分に自信の無い部下に対しては、上司も仕事を任せるのは不安に思うだろうが、結婚がその人の価値(自信)を高める時代ではなくなった。

ヘテロも大変な晩婚化が進んでいるし、姑息だけどそこに紛れ込む手もある。

結婚してても使えない社員は多いぞ。
ヘテロのライフステージの平均ステップ(結婚・出産・新築・・・)さえ踏んでいけば、そのままエスカレーター式で出世させてくれていた昔よき時代は民間企業の多くで過去の話だ。

現在、フリーターと正社員といったように、俺たち一般国民の底辺層?(中流と言われてた層)でも階級格差がある社会になってきているのは事実。

フリーターと正社員の場合、生涯収入の差を計算してみると2億円にもなってしまうとか。

生き方はそれぞれで、堅苦しいリーマン稼業を押し付けるつもりは無いが、
ゲイとして生きるしかないから会社員のような堅気の定職につくことは出来ない、などと考える必要は無いと思う。

どういった稼ぎ方にせよ、若いうちに良く働くことが出来れば「若くして引退する!」なんて海外のヤングエグゼクティブたちが思っているような夢も、ゲイならば普通のしがないリーマンであっても40代で実現できる可能性もある?かも!?

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