ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

映画「ボヘミアン・ラプソディ」をさめて観た理由

2019-03-09 23:40:36 | Weblog
ずいぶんなヒットとなった映画「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、皆が騒ぐほどの感動作であったか?と言われるとどうなんだろうという気持ちで見たのでした。

フレディマーキュリー役が不細工さを強調されていたところもあったと思うので、同性愛のシーンは嫌がられてないかな?と心配してみていたが、映画館で泣いてみている観客が結構多くいて、同性愛に対する認識もずいぶんと変わってきたものだなと感心してた。(この映画を見て本人のフレディを見直すと本人がいかにイケメンかと思う)

ライブのシーンの迫力は素晴らしいもので、どうはいっても興味の尽きないクイーンの物語は楽しんでは見れたのだけど、どこかモヤモヤが
自分が見た後、さらにヒットし続け、今年の洋画1位の興行収入となるとさらにモヤモヤ

なんだろうなあと思ってたらその点を書いてくれている記事を見つけた

■映画『ボヘミアン・ラプソディ』が語らなかったフレディの悲劇
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190304-00010006-newsweek-int

HIV/エイズへの偏見が軽く扱われてたところだろう
当時、フレディの死についてはそれは酷く扱っていたのに・・

この映画をきっかけにして、HIV/エイズに向けられた歴史のことも気にかけてもらえるとありがたいな。

あと、同性愛についてはもう整理しきれない複雑な気持ちになってて当事者的には混乱のままなんですよね。何度か見直した方がいいのかもしれないです。

ある方の感想で「フレディはバイセクシャルだったし、完全なゲイじゃなかったら(良かったよね)」といった感想を聞いたことがあって、その言葉がさらに自分的に複雑な気持ちになっているのかもしれません。


映画「ボヘミアン・ラプソディ」
https://eiga.com/official/bohemianrhapsody/
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
コメント
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