ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

全国人権・同和教育研究大会(香川)に行ってきた

2014-12-07 22:47:09 | Weblog
この土日は香川県高松市で開催された、第66回全国人権・同和教育研究大会香川大会に行ってきました。

松山の皆さんと朝からバスに乗って、2日間じっくりと研究討議や研修そして交流してきました。

随分と知り合いも増え、性的マイノリティの活動をして人権の取り組みをしている自分と
親しくしてもらえる方、応援やアドバイスをしてくださる方々に囲まれて、素敵な時間を過ごしてきました。

全国から2万人くらいの人が集まっていたと思います、一度に入るところが無いので市内各所に分かれ
全体会や分科会があちこちで行われました。

自分は、学校の取り組みを先生方が発表する分科会に参加
発表をされる先生の熱心さ、試行錯誤や自分自身の変容の様子などに感心しきりでした。

会場にあつまる多数の皆さんも、先生の方が多いようでしたが、
質疑応答での発言の多さ、それぞれの経験に沿った思いのこもった発言に圧倒されました。

この研修のさなか、自分のブログは大変なカウント数とコメントの数(炎上ですか?)でしたね。

本当に熱心に人権を考えて、あーでもないこーでもないと
様々な年代の人々が、一生懸命であるなかで、
人権をなにか分かってないのかもしれない党の回答や、そのことで浮き出てきたあれこれに
なんだろうな~このギャップは?と感じないではおれませんでした。


帰りには、大島青松園を訪問。
ハンセン病者を隔離してきた島をじっくり歩いた。
高齢となった入所者さんの話も聞かせてもらった。

まったく知らずにいたこと、その場所だから分かること
とても考えさせられました。

人権の取りくみは、人間が獣にならないためのものだろう。

差別されるのは差別されるものに原因があるとか、差別されないように自分を抑えるべき・・とか
表に出るのを控えろとか、当事者同士でも抜け駆けは許さないぞ!といったものとか
そのようなことが当たり前の社会にならないようにしていくための、人間の努力です。

私たちは、自分自身をけっして貶めてはいけないのです。

人権・・・・こういうことに時間をかけ、頭を使い、想いをめぐらし、一生懸命模索している大人たち
日本には、そのような大人もたくさんいるのです。


第66回全国人権・同和教育研究大会香川大会
http://www8.ocn.ne.jp/~zenjikgw/

第66回 人権週間  
12月4日(木)~10日(水)
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken03.html

強調事項
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00005.html
ここにも性的指向として同性愛のことや性同一性障害のことが挙げられています。

コメント
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