ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

インターネットと人権を考えながら中島へ渡る・・・

2014-09-10 15:10:06 | Weblog
中島町、松山高浜港から船で1時間ほどにある島に人権教育推進協議会の用事で行ってきました。

最近松山市と合併した中島町、松山市内ながら少し離れています。
同じ市民でもめったに渡る機会がないのですが、思った以上に行き来している人は多いのですね。

昨日は天気も良く、瀬戸内の多島美を眺めながらゆったり向いました。

来年1月に松山である人権の研究大会で、自分たちの分科会はインターネットと人権をテーマにやるのですが
その講師をしていただきたい先生にお願いに伺ったのでした。

インターネットと人権といっても、これは幅広く、どこから手をつけたらいいか分からないようなテーマです。
高齢の方にとっては、関わりの無いことだと思う方もいるし、
何かよく分からないから近づかないようにしたいと不安に思う方もいます。

前回も同じテーマでやったのですが、インターネットで何が起きているかを確認したというところまででした。

今回はさらに前進し、ポイントを絞って、ネットでの誹謗中傷書き込みについてできないだろうか?と
どう学びのある分科会にするかについて、船の中でも、渡った後も、講師の先生とも、そしてその後も
丸一日、数人の大人が、あーでもない、こーでもないと頭のぼせながら話会ってきました。

結局7時間やってましたね(笑)

なにせ、このテーマはまだまだ切り開かれてない分野なんですよ

個々の何気ない行動が、思った以上の影響を与えてしまうインターネット。
メディアとしての使い方を、分からないまま使っているところでもあります。

どの時代でも、新たな道具やメディアが登場し、その度に混乱し
慣れない大人も、子どもも利用しながら考えながら対応してきたでしょう。

これを無くせばいい、とか
子どもに使わせなければいい、といった言葉も、過去の何かと同じように声があがりがちです。

そういうことではないのですよね。

どういう話にしていけば普遍的な話として話し合えるかを考えていってました。

前回に引き続き分科会の責任を承ってしまったので、なんとか意義深い方向に持って行かねばと焦りつつ、模索しています。

人権は一人ひとりにとって大切にされ、大切にしていかないといけないものです。
ほっておくと、生活の忙しさや苛立ちの中で、人は自分や他者の人権を軽んじていき人間ではなくなってしまう瞬間が出てくるのでしょう。

どうしようもない人間の部分を、なんとか表に出さないように、そのための工夫や話し合いを、大人たちが一生懸命に考えているところを示せるような分科会になるといいなと思っています。

この分科会は2015年1月16日に開催されます。
参加の市民の皆さんと、インターネットを切り口にした人権のことを話し合う場になります。

まだまだ準備が続きますが、多くの市民に参加してみてほしいと思っています。
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