ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

祝・ゲイ公言の議員が初めて誕生!

2011-04-27 03:22:19 | Weblog
先日の統一地方選挙後半戦でゲイを公言する議員が2人も誕生した!

日本でもとうとう男性同性愛者の議員誕生です。
やったなあ!!

★東京都中野区議に石坂わたるさん
http://ishizakawataru.net
★東京都豊島区議に石川大我さん
http://www.taigaweb.jp/

が初当選。

二人とも日頃から積極的な活動をされていて、自分も知り合いです。
本当に嬉しい。

石坂さんは2回目の挑戦、よくぞ頑張ってくれました。
石川さんも社民党で福島瑞穂さんの秘書をするなど地道な努力が形になりました。

なんだか、まだ実感が沸きませんが、
これからまた社会が大きく変わっていくに違いないでしょう。

男性同性愛者は、行動しているLGBTの中で一番多いはずなのに、
日本では公言する議員は一人もいませんでした。(たぶんたくさんいるのだろうけど)

同性愛者としてはレズビアンの元大阪府議の尾辻さんだけでした。

二人とも同性愛者であることだけを全面に出さず選挙されてました。
知る人は知っている、当人も隠していない、経歴を見れば分かるという立場でした。

議員になることは一部の人々の代表ではなく、その街全体のことを考える人でないといけません。
その判断の中に、LGBT運動をしてきた経験が生かされればいいと思います。

当選となったこれからは、その地位を利用して
さらにLGBTの権利を高める活動や発信をしてくれるのは間違いありません。

その活動は票にはあまり結びつかないでしょう。
それぞれの選挙区に住む当事者がだんだんと行動すれば別ですが
まだまだ関わりを持てない人が多数ではないかなあ?

それでも、日本で同性愛者として公職者となる!
そこから社会を日本を変えていく!そのためであろうと思う。

地域の議員としての活動と、票には大して関係ないが
ライフワークとしてのLGBTとしての活動、そのためにも次も当選しないといけない。
大変な道を進んでくれていると思う。

こういう選挙は東京の地元に足着けた人々の応援がなくしては当選できない。
特に2回目の挑戦で地道に票を伸ばし当選した石坂さんは、この後の足腰が違うだろう。

東京だからといっても、本当に良く頑張ってくれました。
遠く離れた松山からですが、おめでとう!ありがとう!そして大いに活躍を期待してます!

3期目を目指した上川あやさん(世田谷区 性同一性障害)は今回も上位当選しました。
http://ah-yeah.com
さすがです!
(この世田谷区ではLGBTに理解があった保坂さんが区長に当選していますね)

これから同性愛者として堂々と社会に意見を述べていく時代が来ます。
日本でも大きな変化が出てくるでしょう!!

自分たちも変わっていく準備をしないといけないよ(ワクワク)


■東京中野区議選結果(石坂わたるさん)
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/711000/d012357.html
■東京豊島区議選結果(石川大我さん)
http://www.city.toshima.lg.jp/kusei/senkyo/15575/022025.html
■東京世田谷区議選結果(上川あやさん)
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00033392.html
コメント (3)
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