ゲイリーマンのカミングアウト的思考

長年サラリーマンしながらLGBT活動。45歳にしてフリー。同性愛者らが自分らしく生きられる社会を地方から目指す。ミラー版

西条市での「性的マイノリティ」講演で

2008-09-10 03:52:55 | Weblog
9月7日に高島屋、コムズ、そしてもうひとつが西条での講演でした。
西条市は松山から車で峠を越えて1時間ほどの町
うちぬきの水といって、石鎚から流れてきた水が街のあちこちで沸いていて
それは綺麗な水の街です。

西条市で定期開催されている「心のサポーター養成講座」というのが
あるのですが、その講義のひとつに性的マイノリティを取り上げてくれたのです。

このカウンセラー養成講座によって
地域の支援者、理解者を増やしているのだそうです。

朝9時からの開催に50名近くの方が参加
それは熱心に聴いていただけた印象でした。

講演を聴いての感想をアンケートで記入してもらったのですが
35名以上の方々から様々な感想を書いていただけてました。

当事者からの話は衝撃的であったようで、初めて聞く話も多かったそうです。

今回知るきっかけとなったことを感謝したい、
知らないことが一番恐ろしいことだ!という感想

思った以上に性的少数者の割合が多いことに驚き、
身近な問題であるとの意識となったこと。

本人の問題ではなく、その周りにいる人々、社会の問題であることが
よく分かった。

理解しない人ばかりではないですからね!と応援の声も。

異性愛だけが普通ではないということを、性に目覚める前から教えておく
必要があるとのご意見。

身近にいるはずの人たちが、これほどまでに表に出てこないことの重大性に
気がつかされたという方。

などなど、たくさん書いていただいています。

この際一度、感想を全部そのまま書き出して、皆さんに読んでもらうのも
いいかもしれませんね。

中にはこんなのもあります。

・子孫、子供は欲しくありませんか?
・偏見でなく人間の気持ちとして(同性愛を)好き嫌いがあるのはどうか?

   ね・・・

それと、最後の質疑応答では鋭い質問があったんですよ。

「知り合いの女性の夫が同性愛者のようで、女性が大変悩んでいる
その女性をどう支えればいいと思いますか?」というもの。

この結婚の話はまた近日改めて書きますね。

午前中はこのように松山を離れ、俺は講演にかかりきりとなってたのですが
高島屋やコムズの展示は、朝から仲間たちが手分けして準備してくれ、
お留守番してくれてたんですよね。

啓発できるせっかくのチャンスだし!と、出来る限り挑戦だ!と
みんなに無理をお願いしてしまいました・・。
本当にみんな頑張ってくれました。

その意気込みが多くの人に伝わり、今後につながっていくといいよね!!
コメント
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