ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

全国高等学校文化連盟 将棋新人大会より

2006-01-29 08:42:26 | 将棋
帰ってきました。

うーん、明日までの手をつけてないレポートが3本あるのであまり書けませんすいません

というつつちょっと書いちゃいます。

でもあまり客観的な話じゃないです。それは近代将棋・週刊将棋をみなさん購入お願いします♪笑

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今回は非常に詳細なスイス式が採用されていました。
場内係員の間では専門用語が飛び交い、パソコンに向かって手早く作業を進めるおじさんたち。

"swiss perfect 2.4"というプログラムを、許可をもらって使っているそうです。
計算も速く優秀なソフトとのこと。運営者の方たちの間では有名なんでしょうか?

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"action"&"visuall".

対局結果は場内に次々と張り出され、さらにはプロジェクターを用いて大画面スクリーンにも投影されます。
スケジューリングに従い臨場感を演出。

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そのためか、スケジュールに大幅な遅れをきたしそうな対局は、
審判長のプロ棋士の方の判断でズバッと勝敗が判定されてしまいます。

まだ相入玉してなくても、互いに取れる駒がたくさん残っていても、
相入玉模様になっていればささっと点数を数えて「ハイ、こっちの勝ち。」と即断。

ほかにも「ハイ、こっちは寄りだね。相手玉は当分寄らないね。相手の勝ち。」とか・・ かなり驚きました。

形勢が切迫している時は、さすがに判断しかねて見守っておられる様子。そこに係員の声。
ハイ、抽選しまーす。
はい?!?!一応「ひどい手を指さない限りはっきり片方が勝ちの局面」なのに・・
と思ってその旨告げようかどうしようかと思っていたら、負けを悟った選手が
「いえ、投了します。僕の負けです。

殊勲賞ですね。

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そんなこんなで色々とシステマチックに運営されている大会でした。
特に、対局が第三者に判定されてしまうというのは非常に違和感が・・

でも、これはこれでアリだと思います。
その分、「スケジュール通りの精確な運営」というメリットは捻出されているから。

この辺りは、英語でならいろいろと議論が入手できるのでしょうか。
ちなみに日本将棋のルーツに関する文献は、英語でなら山ほど手に入るらしいです。

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以下大会中の出来事。

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すごい雪でした!! ゆ~きやこんこん♪♪

「え、こんなのは雪って言わないですよ?」

え でもたくさん降ってるじゃん・・ あ、傘、傘。

傘さすんですか?!

以上北国育ちの選手たちでした。

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将棋の大会で、初めてスーツを着用!!

いつも私服だったり、高校竜王戦では高校生の制服に見えなくもない服装で行ったりしてて、今回も私服のつもりだったんですが笑
前日の夜、初対面の高校生たちに
「え、22歳なんですか?どう見ても18歳ですよ。ていうか高校生ですよ
と、さんざん言われましてですね笑

そうかーちゃんと着といた方がいいかな、って。。

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王座戦の時に応援で来てくれていた部員たちが
「応援する方は疲れますよー 立ちっぱなしですから。」
って言っていたのと同様、
観戦する側は疲れます。特に午前中。

優勝候補の選手を中心に将棋の内容を見るため会場を歩き回ったり、
会場全体に目を移してみたり いろんな人に話を聞いたり・・

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ちょっと疲れてソファに座っていたら。

スタスタと近づいてくる高校生。振り向く自分。いきなり

じゃんけん・・

え?なに?とおもいつつ

ぽん。

うっ 負けた・・

あっち向いて

そうきたか!?

ホイ。

はっ 向いちゃった・・

小さくガッツポーズして立ち去る高校生。よくわからんが悔しい。。

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もう何年も前に、蒲田の道場で会った子に再会!でもあっちは僕のこと覚えてなかった。。

その彼は、なんと3人部屋に1人で2泊。広すぎです。おいしすぎです。
でもそのためによる遅くまで選手たちの溜まり場になっていた模様。2日目勝ち残ってるのに。笑

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携帯の履歴を振り返ってみると・・

中学と高校で優勝している某君はですね
「将棋やりますか~」とメールをくれた次のメールには、「今は株してます」のメールが。

「株?あぁ携帯からネットで株でもしてるのかな。
最近流行ってたし、今はホリエモンでホットだし、
そうか高校生も普通にやってるのかぁ・・」というのは誤解で、
「トランプでできる賭け事の株」だったらしい。笑

そういえば二日目の会場で、某敗退してヒマな高専の子に「やまうちさん対局時計貸してください」と言われて貸して、
後で彼らが将棋を指しているのを見に行ったら 机の上には百円玉が・・ どうやら一局清算ルールの模様。

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あ、念のために言っておくと
僕自身は1局も真剣指してません。えげつない勝ち方とかもしてません。
むしろ前日はたくさん負けた気がする。

さらに言っておくと大学入ってからは切れ負けの大会は常に1回戦敗退か2回戦敗退です。
秒読みがつく大会は5大会参加中4大会入賞or優勝。もはや切れ負けは苦手と言うよりありません。

まあ、1分切れ負けは今でも得意なんだけど笑 
2分以上あると、ね。考えると時間切れるし、考えないと時間余るし。どうにもやりにくい。

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アマ強豪のあの方にもお会いしました!お嬢さんが出場されていたんですね。
女子選手情報を詳しく教わりました。「四国大会の優勝者は誰々で・・」とか。

そしてお嬢さんの指しこなす戦型は、やっぱり穴熊でした。

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某姉妹の妹が来ていたので妹の携帯を借りて姉にイタ電を掛けた。

「(妹っぽく)あ、もしもしお姉ちゃん?」
山内さんですか?

不発。

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麻布の後輩のたけうちくんとは夜に将棋が指せなかった・・

前日夜。たかくさくんに彼の携帯番号を聞いて、電話。
rrrr・・
出ない。。

初日夜。電話。
「もしもし ひま?」
今日はもう寝ます。

まあ明日残ってるしね。10時就寝はおすすめです。またの機会にでも。(3位おめでとう!)

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夜、ホテルのエレベーター前で某県の女子選手にばったり。

「あ、こんばんはー」と 1、2分ほど話していると後ろからエレベーターが開いて、某県の男子選手が。

「お、ちわ~」と、声に出した瞬間に全てを悟り

「じゃあまた明日!」と言って年寄りは退散。。

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優勝者の写真撮影。

選手と知り合いだったりすると、
てきとーにわけのわからないこと言って笑わせちゃったりできるんですね。

今回は調子に乗って連続攻撃で爆笑させてしまいました。
今見ると、「真顔」→「笑顔」→「爆笑顔」と連続写真に仕上がっています。 
が 爆笑中の写真なんて載せられるわけないじゃん。やりすぎた・・

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ほかにもいろいろあった気が・・ また思い出したら書きます。

また、今回もたくさんの方たちにお世話になりました!
みなさんほんとにありがとうございました。

手短ながら以上で。レポートしてきます。


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