久しぶりの神保町の変わりようにびっくり

2014-07-15 21:27:22 | Weblog
岩波ホールで上映している映画を見に久しぶりに神保町に出かけてきました。父の代からのおなじみの土地だった神保町も、ここ数年はあまりご縁がなく変わってからの様子を見ていなかったので、今日、映画のついでに見て回ってちょっとしたショックを感じたものです。すずらん通りも知らないお店がいっぱい。三省堂さんもすごい模様替え、はるか昔の思い出の中の店並みはすっかり消えています。

以前、岩波ホールに行ったとき、救世軍のビルが新しくなったのはわかっていましたが、肝心の岩波ホールの場所を忘れていてあわてました。ビルの10Fだなんてこれもまったく完全に忘れていました。

さて、映画のほうはというと、こちらはカトリック信者で修道生活のことも多少は実際を見聞きしていますから、行く前からたぶんこれはぜったい眠くなると予想がついたので、水の入った水筒とは別に濃いコーヒーを入れた小瓶や、ガムも用意し、眠気対策もとって出かけたのです。なまじっかわかっているとたいして期待も湧かなかったりするのです。

現実の観想修道会の院長様と面会してお話を伺い、実際の生活のことも聴いていたので、どんな映画になるかは想像がつきました。まあ、カルトジオ会の、というところはたしかに目新しいものの、観想修道会の生活はそれぞれ時間割が少しずつ違う程度で内容はどこでも同じとわかっていたのです。

であれば絶対眠くなりそうと思ったら、やっぱり中盤になるとコーヒーとガムで必死に目をさましていたのでした。

それでも見に行ってよかったのは、観想修道会の生活が現実の人間の生活で、心身の健康や適性を無視して成り立っているわけではないことをもう一度確認できたことでしょうか。思い込みや夢想ではとてもやっていけないでしょう。ただし、私にそれを教えてくださった院長様は、観想生活イコール観想修道会の生活ではないともおっしゃっておいででした。観想生活自体はどうも修道院の中での修道生活とばかりはかぎらないもののようなのです。

その辺はわたしなどにはなんともいえないのでこの話はこの辺で終わります。とにかく、修道院の生活についてあまりご存じない方だったら、修道士たちの生活が意外と普通なのにもおどろかれるかもしれません。


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