全身黒衣の人

2014-07-26 19:03:20 | Weblog
昔はシスター方のお召し物といえば普通は長い黒服に黒いベール、夏は白だったような記憶がある。いつの間にかグレーやブルーに変わって、今では私服も珍しくはない。そんな中で先日、フランス在住のある奥様のブログを見ていると、ご自宅の近くで見かけたという、昔ながらの古風な白い修道服に黒ベールの二人連れのシスターを見かけたという話が出てきた。写真の修道服は映画で見たことのある観想会のほうのドミニコ会の服装だ。今の日本の東京でも全身白にベールだけ黒のドミニコのシスター方はよく見かけるが活動会のほうのシスター方だ。そしてなぜブログを書いた奥様がそのシスター方を見て気に留めたかというと、この方のお住まいの近くにはドミニコ会の修道院もないのにどこから来てどこへ行くのか気になったということのようでした。

実を言うと私も先日似たようなことがあって、四谷の駅の改札に背の高いがっしりした上から下まで黒尽くめの長衣にベールの、どう見てもどこかのシスターだと思える外国人女性が立っていたのです。誰か人を待っている様子でずっと立っています。その後しばらくしてまた改札のそばを通るとその方ともう一人同じ服装の方が一緒で私の前を通り過ぎたので二人の後姿がよく見えました。

これはカトリックのシスターではないなあ、ベールを頭の後ろでリボンで結ぶ修道服なんて初めて見たぞ、おまけにこのすそを引きずるほど長い修道服、これってもしかして正教会のほうのシスターではないかなあと思いました。でも、正教会のシスターって、変な帽子のようなものをかぶっていなかったかしら、とにかく初めて見たシスターたちだし、こんな四谷くんだりでどこへ行くのだろうと、私もおもわず好奇心を持った出来事があったのでした。

今、plalaのブログがなくなってしまってgooブログに引っ越してみると、こちらに正教会の信者さんのブログがあって、そこをたどっていってみると、正教会関係の別のブログも見つかり、gooではないけれど、正教会の神学生だった方のブログで、あのベールの頭の後ろでリボンで結んでいたお二人の外国人女性はどうやらルーマニア正教会の修道女だったらしいことがわかりました。ルーマニアの方が四ツ谷で何をしていたのか知りませんが、世界は狭くなったものだという気がしたものでした。

もしかするとあのお二人が向かった方向からして、教皇庁大使館とかそんなところが思い浮かびますがほんとのところはわかりません。とにかく世界は狭くなってきたものです。

それはそれとして、話は変わりますが昨日も今日も大変な暑さでした。明日もあさってもまだこんな調子のようです。だからというわけではありませんが、なんとなく気になってHi-netの震源図を見たりすると、地震国日本は相変わらずあっちもこっちも怪しげな動きをしているようです。こんな暑い毎日にさらに地震だ、噴火だなどということのないことを願わずにいられません。おまけです。
   
   


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