八重の桜

2013-02-25 20:27:18 | インポート

こんばんは~、マリーで~す。

うちのおばはんは、すっかり風邪をぶり返しちゃって昨日も今日も一日中ゴホゴホ、咳がとまらないの。あれはどうもアレルギー性鼻炎の咳だけじゃないわよ。だけどこうなるとあの人もどのお医者さんに行くべきか迷っちゃってるみたいよ。まあ、死ぬようなものじゃないからいつものところでいいかなあ。でも、咳止めを出してくれないとどうしようもないわよ。やっぱり、明日はいつもの先生のご主人のほうの耳鼻科の耳の先生のほうが安全かなあ。得意は耳でも一応耳鼻咽喉科だしねえ。

とにかく、そんなんだからあの人、昨日も今日もNHKオンデマンドばっかり見てたの。「嘆きの美女」も7回まで見ちゃったし、長い連続物はいやだとか言いながら「八重の桜」もちゃんと見ちゃってるわ。

去年がひどかったから、今年はそんなでも無いだろうと思っていても、うちのおばはんの知ってる人たちにはなんだか「八重の桜」あんまり評判よくないのよねえ。主演の女優さんが武士の娘で鉄砲の使い手にしては、線が細すぎるんだわさ。

うちのおばはんの知り合いは会津じゃなくて薩摩の人だけど、お父さんは職業軍人だった人だし、先祖代々の薩摩の武士の家の出身だったの。おしとやかで口調もやさしいんだけど、きりっとしたところがあって、ちょっと違ってたのよねえ。すごく強いものを持っていて、それでいて、年下のご主人と話すときは三つ指ついて後ろに下がって話しかけているのを見て、昔、本当にびっくりしたもんだったんですって。誇り高さとおしとやかさと、女性だけど剛毅なの。

八重さんの役の女優さんに今その感じを求めたってちょっと難しいかなあって、うちのおばはんもそれは思うんだけど、ただ、あの人は歴史好きだから新島八重の話というより、明治維新のころの人々のことを思うのに役に立つからあのドラマを見てるみたい。

それに俳優さんたちだって、一作や二作ではまだその人の全体はわからないのよねえ。たとえば子役から芸能界に入ってきた人がみんな残るわけじゃなくて、やっぱり、才能や魅力があって、たくさんの人に認められた人が残ってるじゃない。八重の桜に出てくる俳優さんにしても、今、線の細い演技をしていてもこれから先はもっとずっと成長しているかもしれないし、まだもうちょっと様子を見てあげたいなあってこともあるみたい。

なんたって「相棒」の神戸尊役の人が、NHKでは結構、いろいろなドラマに出ていて、歌ったり、踊ったりもいいけど、この人、将来はぜひ、岸部一徳さんみたいな活躍をしてもらいたいって感じさせられたりするし、まあ、人それぞれの好みがあるから仕方がないけど、せめてたまには見てあげてほしいな。出だしだけ見て決め付けちゃかわいそうだもん。

あ、もう8時半だわ、明日はあの人ちゃんとお医者さんに行く必要があるんだから、今日ははやく寝かさなくちゃ。そんなわけでこのへんでおしまいね。

ほんじゃまたね。

 


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