ちょっと寄り道

2012-02-08 13:04:23 | インポート

今日は水曜日、相棒の日。でもその前にちょっと寄り道して関係者以外はあまり興味もなさそうな話をひとつ入れておきます。

このあいだ聖歌隊の連絡で、今までの責任者の任期が終わるので次期候補者をどうするかといった話が出ていたので思い出したのです。いまさらこんな昔話をしても仕方がないのですが、この話、たぶん今のイエズス会の関係者、聖イグナチオ教会関係者の皆様、ご存知ではない方のほうが多いかと思います。

はるか昔々、薄田神父様が主任司祭でいらっしゃった時の話です。あの頃は日本も今のようにホームレスだの、生活保護だの、貧困だのという言葉は少なくとも表面にはまったく出てこなかった時代です。でも薄田神父様はあの頃すでに山谷の問題に関心を向けておいでだったのでした。先見の明があるというべきかもしれません。でも、当時の信者は私も含めてあまり薄田神父様を理解していませんでしたっけ。

それはとにかく、あの時代の話です。当時所属していた聖歌隊にだいぶ問題のある人物がいて、ある方のプライバシーに係わるあることないこと言いふらしていたのです。ついでに私についても、あんな人は聖イグナチオのレベルじゃないわ、といい散らかしてくれた話が伝わってきました。それでこちらも、自分と、ある方のために、某援助修道会のシスターに相談にいったり、薄田神父様に手紙を書いて事情を伝えたのです。表ざたにならないようにでも、関係者みんなによいようになるようにと相談したのです。

すると、別の方面から情報が伝わってきて、教会活動連絡会議(当時の組織で)か何かに、そのころイエズス会の管区長様になったばかりだったピタウ神父様が自らそこに出席して、薄田神父様に相談した件で、キリストの教会にそういうことはあってはなりませんと、その場でちゃんとおっしゃったのだそうです。

言っては何ですが、これって普通あることでしょうか。いつでも、誰にでも起こることでしょうか。聖イグナチオ教会に行き始めて、次から次と普通あるはずのないことばかり起きたというのは、この話も含めてなのです。ただそれからすぐ薄田神父様は主任司祭をお辞めになり、ピタウ神父様はヨハネ・パウロ二世教皇様に呼ばれてローマに行かれ、その後が私の今の状況に至るとんでもない話になったわけです。

ピタウ師がローマに行かれると、その後の方々はもうご自分に都合の良いようにしかなさらなかったのですなあ。ま、いまさらそんなことは言いたくもないけれど、今だって実のところ聖イグナチオ教会というマンモス教会での信徒の奉仕職も、名前の売り込みになるからやりたがるのだとかいう話も聞きますし、なんだかうんざりするのも確かです。

とにかく、これだけは忘れるわけにいかないので書いておきます。


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