楽しみは楽しみなのだが、個人的にはテレビはなるべく見ないように部屋には置かないことにしている。おまけにケータイのワンセグも非常に映りのよくない環境で、果たしてどうなるかわからない。たぶんリアルタイムでは無理だろう。残念だが仕方がない。できるだけ手を尽くして映像の映る場所を探してみるが、おそらく再放送もあまり期待できないだろう。しかし、いずれどこかで見られる筈・・・と思う。
とりあえず、せめて旧作のDVDでも見ようと、ご近所のレンタルショップで3本ほど借りてきた。新作を借りたかったのだが、出たとたんファンが待ち受けていたらしく全部とっくの昔に貸しだされていて空っぽだったから仕方がない。たいしたものだと思う。
それではあまりにさびしいので、そのかわりにインターネットの有料ビデオの「熱中時代」のほうを次々と購入してみている。こちらがまた「相棒」に負けず劣らぬ面白さで、まだ主役の水谷さんが若いころの作品なのだが非常にすばらしい。昨日見たのは5作目で、感心したのは若き日の水谷さんと志穂美悦子さんが若い子たちに誘われて踊る場面。以前、もっと昔の水谷さん主演の映画「青春の殺人者」で少年と少女が踊る場面を見て、それが非常に決まっているのに感心したことがあったのだが、このへんはさすがに劇団出身の強みかもしれない。モダンダンスの訓練の下地がなければこんなにきれいには決まらないだろう。
テレビドラマだの演劇などたいしたことはないとおっしゃる方がいたら、考え直していただきたい。本当に面白い作品、優れた作品は見えない努力に支えられているのだから。それにしても新しい「相棒」やっぱり何とか見たいなあ。