相棒13-5 「最期の告白」

2014-11-12 21:57:58 | Weblog
今日の相棒、とても重い、重苦しいテーマ、内容でした。

冤罪という言葉はあってはならないはずのことでありながら、現代でも人間のすることには限界があるからなのか、現実に起きていることです。今日の話の始まりはごく平和な情景で、右京さんとカイト君が食事をしようとして店に入り、何を食べようかと話し始めたところで、先に食事をしていた男がお金を払わずに店から逃げ出して無銭飲食の現行犯で捕まったことが始まりです。

特命の二人が捕まえたこの男、妙なことを口走ります。自分は5年前に人を殺している・・・

そこから始まる右京さんの推理と謎解きが導き出したのは、話の複雑さで人々の思いもよらない形で隠されてしまったある冤罪事件でした。カイト君がついに「杉下さんは正しいかもしれないけれど正しければそれでいいんですか?」と、言わずにいられなくなってしまうのも当然の話です。

最後に何とか話は収まるものの甲斐パパが言う一言がまた重い。(上層部は)冤罪の隠蔽など実はどうでもいい。(今後のために)困るのは、取引という言葉だ、言葉というものは独り歩きする。というのです。まだ日本では認められていない司法取引のこととか、いろいろあるから、いまから悪い印象しか伝わらないのはまずいということでしょうか。いやな感じ。

話の内容にはぜんぜん関係ないのですが、今回、facebookにあった意見を見て、ふと思ったのは、どうも途中に入る水谷さんのコマーシャルが、物語の世界に入り込んで話の進行や如何にと夢中になったところで現実に引き戻されるんですけど、あれ、なんとかならないのでしょうかね。こんなことを思うのは私だけでしょうか。まあ、あの年代の男性では普通髪のことは問題だからなのでしょうか。うちの父はかなり遅くまで白髪にならなかったし、禿げるということもなかった人なので、あのコマーシャルを見るとすごく不思議な気がしてしまいます。父親の体質を受け継いで、水谷さんよりちょっぴり年上でも、髪もいまだにそれほど白くないこちらとしてはあのコマーシャルはどうもぴんとこないのですが。余計な話でごめんなさい。








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