『相棒ten』-16を見て

2012-02-15 22:54:55 | インポート

番組を見終わってふと心に浮かんできたのは過去のシリーズの中で、官房長が言っていた言葉「杉下の正義は暴走するよ」でした。

ほかの誰よりも正義を求め、そのためには誰よりも毅然として相手に立ち向かっていく右京さん。今日の話もそんな右京さんだからこそ隠されていた真相にたどりつき、それを白日のもとにさらしだしたのでしょう。そんな人物を上司に持ってしまった神戸尊くんは彼自身もまた隠されていた問題をここで再び自覚させられています。

今日は実は東京カテドラルの大きなミサに出かけ、そこでまさかの制服私服の警官があっちにもこっちにも、それどころか警察犬まで出動しているというすごい体制の中でのミサという、考えてもいなかった経験をし、帰りについ好奇心でお巡りさんの一人にこれは何事なのかと質問したところ、たくさんの外国の外交官が集まるのでテロ対策なのだとうかがい、現実に警察の仕事も本当に大変なのだなあとつくづく思いました。実際、本当の警察官の方たちも、きちんとした宣誓のもと、その職務についておいでなのですね。現実の警察官も最近はあきれ果てるような事件を起こしたりしていますが、それでも殆どの方々は真面目に忠実に仕事をなさっているのがよくわかります。

その後で見た今日の話しです。さて神戸尊くんはこれからどうなるのでしょうか。花の里で、すでに過去の罪を償ってきた幸子さんに対してはやさしい右京さんですが、まだ過去の過ちをそのままにしている尊くんに向けるまなざしは?

次回はひさしぶりにお騒がせマンの陣川警部補が登場するようですが、これからどのような形で最終回に向かうのでしょうか。そういえば、『相棒ファン』に2月22日は番組がお休みだと出ていましたっけ。本当だとしたら2月22日はカトリック教会では灰の水曜日ですから相棒どころではないのでちょうどありがたいところですが。

 

 


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