真田丸-36

2016-09-11 22:03:52 | Weblog
現代の戦争となると、化学兵器とか後々まで影響を残す恐ろしい兵器が登場するところだが、真田丸の時代の戦はせいぜい鉄砲や大砲が出てくる程度で基本人力戦だから、勝ち負けはほぼ知恵と力が問題になる。

結局、真田家の人々が一家を二分して臨んだ関ケ原の戦も、三成勢が裏切りにあってあっけなく総崩れとなり、徳川についた長男信幸はとにかく、父昌幸と次男信繁は敗軍の将となってしまった。これから昌幸と信繁親子を待っているのはよく知られた高野山での悪戦苦闘の日々になるわけだ。

今週は直接登場しなかった三成たちの運命は来週何が起こったのかわかるようだ。いくら昌幸、信繁親子が知恵を振り絞って戦略を立てても、時の運、人の運の前には計略自体儚いものになってしまった。実にあっけない出来事だ。

追) 四谷の聖イグナチオ教会で行われる真和会という講演会があるのだが10月19日の水曜日は松平定知さんで、真田丸関係の話をなさるようだ。よかったら行ってみてください。