3年たてば赤ちゃんも歩いている

2014-10-11 09:47:18 | Weblog
久しぶりに六本木に出かけてみると危惧したとおり、フランシスコ会チャペルセンター自体の場所の記憶があやふやになっていて、何度も通りかかる人に聞きながら、やっとたどりついたのでした。昔は月に一度は通っていたはずなのにまるでだめ。

講演の内容のほうは、まあ、そんなものかなあ、でもこれじゃあ若い人は来ないなあといった感じ。高校生たちには申し訳ないけれど、あれでは今一か今二かもしれません。専門家の評価は高かったというけれど、たぶんそれは内容があらわそうとしているものを評価したのかもしれません。演技の技術的にはあれでは観客には何をいっているのか聞えません。ちゃんと台詞の言葉が聞えてこない。他の方はどうおっしゃるか知りませんが、当方はそう感じました。

もちろん、これはこのところお芝居とか朗読、落語などの話芸を連日聞いているからそうなるので、高校生たちとしてはがんばっているのはわかりますけれど、ちょっとこれは残念。

そして大震災と原発事故以後の時間の経過は人の心も変えていきます。確かに為政者や企業側の都合に立つ御用学者もいるでしょうけれど、それより何より時間の経過は日本人全体の記憶や思考に影響していきます。いつまでも同じところから話していても伝わらなくなってきているのも現実じゃないでしょうか。ではどうしたらよいのか?まだよくわかりませんけれどこのままでは行き詰まる。何かが変わらないとそのうちこの会も自然消滅してしまうような気がしてなりません。

3年たったら、子供だってすっかり変わってしまいます。いつまでも同じではないのです。好き勝手なことを言いたい放題にいっているだけでどうもすみません。以上、本日の前半での感想です。後半はあの椅子に腰が悲鳴を上げ始め、足腰に問題のある当方、どうしようもないので途中で引き上げ帰路につきました。

おしまい

追加 ただし、facebook等で浪江の知人達などの実際の努力や工夫も見聞きしているので、全体的には決して決して否定的には考えておりません。それも本当です。




福島の原子炉事故から3年。もちろんたいていの方はおぼえておいでですが、当時ほど差し迫った気分はないので現地からとおい東京に住んでいるといつの間にか記憶が薄れ、なんとなく危機意識もぼやけています。現実には放射能の中には半減期が、人間の寿命をはるかに超える年月がかかるものもあるのも専門家以外のかたがたからは忘れられていきます。

これはちょっとまずいのではないかなあ、ということで本日は午後からちょっと六本木のフランシスカンチャペルセンターの集まりに行ってみようかと思っています。そのため、本日はあまり順番も何も考えずに動画も適当に並んでいますがお許しください。