peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「柴宿団地」のベニシタン(紅紫檀) 2015年11月4日(水)

2015年11月30日 | 植物図鑑

2015年11月4日(水)、一関市東山町長坂の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街のメーン道路沿いにある民家のブロック塀に張り出しているベニシタン(紅紫檀)が、真っ赤に熟した実を沢山付けていました。

 ベニシタン(紅紫檀)バラ科 コトネアスター(シャリントウ)属 Cotoneaster horizontalis

 中国原産の落葉または半常緑性の低木。日本には昭和初期に入り、挿し木や実生で簡単に殖えるため、庭木や生け垣などによく植えられている。高さは約1m。枝は横に広がり、老木になると枝垂れる。葉は互生し、長さ5~15㎜の倒卵形で小さく、厚くて光沢がある。花期は5~6月。葉のつけ根に白または淡紅色の小さな花が咲く。花は直径6㎜ほど。果実直径5㎜ほどの球形で、秋に鮮やかな紅色に熟す[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関文化センター&一関市東山町「館山公園」のメタセコイア  2015年11/21(土)&10/23(金)

2015年11月29日 | 植物図鑑

 2015年11月21日(土)、一関文化センターの前庭に植栽されているメタセコイア(落葉針葉樹)が、レンガ色に黄葉した葉を盛んに落とし始めていました。

(下)一関市東山町松川「館山公園」のメタセコイア  2015年10月23日(金)

2015年10月23日(金)、一関市東山町松川にある「館山公園」に数本植栽されているメタセコイアが、球果と思われるものを沢山付けていました。

 メタセコイア スギ科(またはヒノキ科) メタセコイア(アケボノスギ)属 Metasequoia glyptostroboides

アケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキともいう。和名のアケボノスギは、英名Dawn Redwood(または、学名Metasequoia)を訳したもの。(ただし、化石種と現生種を別種とする学説もある。)1945年に揚子江の奥地で発見された落葉高木。それまで化石しか知られていなかったので、生きた化石として有名になった。幹は真っ直ぐ伸び、整った円錐形の樹形になる。樹皮は赤褐色で薄く剥がれる。葉は長さ約2㎝の線形で対生し、秋にはレンガ色になって落ちる。花期は2~3月。雌雄同株。球果は直径2㎝ほどの卵状球形。公園などに植えられているが、材がもろく、強風で折れやすい。

よく似たラクウショウ(落羽松)Taxodium distichumは葉が互生する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&下記Webサイトより] 

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%82%BB%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%A2 [メタセコイア:Wikipedia]


一関市川崎町薄衣のスプレーマム(ギク) ’風車菊’  2015年11月13日(金)

2015年11月28日 | 植物図鑑

2015年11月13日(金)、一関市川崎町薄衣の国道284号線(旧気仙沼街道)から10mほど入った所に植栽されているスプレーマム(菊)’風車菊’が、黄色くて風車咲き(スプーン咲き)一重の花を沢山咲かせていました。この道(上)は、江戸時代の古道・気仙沼街道とのことで、何年か前に歩いたことを思い出しました。

スプレーギク ’風車菊’ キク科 キク属 Dendranthema×grandiflorum

http://www.seikoen-kiku.co.jp/producer/list/?category=55 [スプレーマム品種一覧:菊の育種、種苗販売 清興園]

 


一関市田村町のシクラメン  2015年11月21日(土)

2015年11月28日 | 植物図鑑

2015年11月21日(土)、一関市田村町の中街通りにあるまやま商店の店先に綺麗に色づいたシクラメンが沢山陳列されていました。シクラメンは、冬の鉢花として人気があり、冬のはじめから春まで、次々に花が咲き続けます。

シクラメン サクラソウ科 シクラメン属 Cyclamen persicum

 地中海の東部沿岸地方原産の多年草。赤、ピンク、白などの華やかな花が咲き、冬の鉢花として人気がある。和名カガリビバナ(篝火花)という。地中に養分を蓄えた塊茎があり、夏は休眠し、秋から春にかけて生育する。葉には長い柄があり、普通ハート形で厚く、表面には濃淡の模様がある。花は下向きに咲き、5個の花びらがクルリと反り返っている。高温多湿と寒さに弱い。小形の系統をミニシクラメンと呼ぶ。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

 

NHKテレビテキスト『趣味の園芸』2015年12月号は、「冬はやっぱり、シクラメン!~原種&ガーデンシクラメンの魅力/シクラメンとの暮らし方」という特集を19ページに亘って展開しています。これを読んだだけでもシクラメンのことが良く解ると思います。

 


一関市田村町のハボタン(葉牡丹)  2015年11月21日(土)

2015年11月27日 | 植物図鑑

 2015年11月21日(土)、一関市田村町の中街通りにあるまやま商店の店先に綺麗に色づいたハボタン(葉牡丹)が沢山陳列されていました。

 ハボタン(葉牡丹) アブラナ科 アブラナ属 Brassica oleracea var.acephala

葉が重なり合う姿からボタン(牡丹)の花を連想してこの名がある。原種は葉が結球しない系統のキャベツで、これが江戸時代にヨーロッパから入り、観賞用に品種改良された。日本で育成された園芸植物。冬の花壇の主役になっている。7月頃に種子まきして苗を育てる。晩秋の低温にあうと花芽ができ、同時に葉が紫紅色に色づく。葉が白くなるものもある。葉が丸く寒さに強い東京丸葉系、葉が縮れた名古屋ちりめん系、その中間の大阪丸葉系などの系統に分けられている。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]