peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市の巨樹・巨木見学会に参加!(10月16日)

2005年10月16日 | Weblog


きょうは、一関市/(社)岩手県緑化推進委員会一関支部/磐井川地区地すべり防止事業協議会/林野庁・岩手南部森林管理署/岩手県・一関地方振興局:主催の「いちのせきのもり見学会」が行われたので妻と共に参加した。

 真湯の森や旧・一関市内にある巨樹・巨木などを説明を聞きながら見学するというもので、これらの巨樹・巨木がどこにあるかさえ定かでない私にとっては願っても無い機会でした。

 ところで、「巨樹・巨木」の定義ですが、環境省の基準は下記の通りです。

 ●単木(ケヤキのような)の場合は、地上から1.3mの幹周りが3m以上であること。
 ●株立(カツラのような)の場合は、中心木の地上から1.3mの幹周りが2m以上であり、他の幹周りを足して3m以上であること。

 なお、環境省の用語では「巨樹」と表記されていますが、一般的には「巨木」というのも同義語ということです。
 


 画像は、真湯の森にあるカツラ(桂)の巨木。
 


 画像は、真湯の森にあるブナの巨木。

岩手県湯田ダム見学(10月15日)

2005年10月15日 | Weblog
岩手県湯田ダム見学(10月15日)

 きょうは、岩手県一関市狐禅寺にある「北上川学習交流館・あいぽーと」主催の「5大ダム見学学習」に妻と共に参加しました。

"岩手県内にある国土交通省が管理する5大ダムを見学し、治水について学ぶ"という催しなのだが、「毎回定員20名・先着順」ということで、今年の最終回である今回(第5回)ようやく予約が取れたのでした。

 ちなみに、上記の「5大ダム」というのは、四十四田(しじゅうしだ)ダム、御所ダム、田瀬ダム、湯田ダム、石淵ダムです。

 アイポートの各種イベントには、既に12~13回参加しているので、主催者側の責任者とは顔なじみになっており、妻の外には知人もいませんでしたが、今回も安心して見学することができました。



 湯田ダムなどの詳しいことは省略しますが、湯田ダムの上流につくられていた「貯砂ダム」では、埼玉県の入間市博物館だったかで見た「裏見の滝?」のようになっているところに入ることができました。

ノリウツギ(糊空木)の紅葉?

2005年10月11日 | Weblog
ノリウツギ(糊空木)ユキノシタ科 アジサイ属 Hydrangea paniculata

樹皮(内皮)からとった粘液を紙漉きのときの糊料にしたのでこの名があるという。別名の「サビタ」の名でも知られている。北海道では、茎の中空を利用してパイプが作られ、「サビタのパイプ」というとか。

 山野の日当たりの良いところに生える落葉低木。高さは2~4m。葉は有柄で対生、ときに3輪生し、長さ5~15cmの卵状楕円形で先は尖る。

 花期は7~8月。花は円錐状につくのが特徴で、小さな両性花多数と白い装飾花つける。装飾花には花弁状の萼片が4個ある。

 分布:北海道、本州、四国、九州、南千島、サハリン、中国、台湾

 画像は、美しく紅葉?した「ノリウツギ(糊空木)」の花。他のアジサイの仲間同様、いつまでも花を付けているので、このようなきれいな紅葉?が楽しめる。

フウセンカズラ(風船葛)の果実

2005年10月11日 | Weblog
フウセンカズラ(風船葛)ムクロジ科 フウセンカズラ属 Cardispermum halicacabum

北アメリカ南部原産のつる性の多年草。日本では1年草として扱う。春に種子まきして、夏の庭や鉢植えで楽しむ。日当たりを好み、高温になると生長する。茎は細くつるになって延び、巻きひげで外のものにからみつく。

 葉は3出複葉または2回3出複葉で互生する。7~8月、葉のつけ根から細い花柄をのばし、直径3~5mmの白い小さな花を開く。

 果実は3稜のある風船形で、中に3個の黒い種子が入っている。花は小さくて目立たないが、果実が面白いので人気がある。

 画像は、風船形の面白い形をしている「フウセンカズラ(風船葛)」の実。小さな花も咲いているのが見える。

ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず)の赤い実

2005年10月07日 | Weblog
ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず)メギ科 メギ属 Berberis amurensis

山地に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ1~3mになる。葉は互生し、長さ3~10cmの倒卵形または楕円形で、ふちには刺状の毛がある。

 名前の由来は、枝に鋭いトゲ(刺)があるので、へびでも登れないということから「蛇登らず」の名があるという。「ヒロハ(広葉)」は、「ヘビノボラズ(蛇登らず)Berberis sieboldii」より葉の幅が広いことによる。

 花期は6月。直径6mmほどの黄色の小さな花が10数個ずつ下向きに付く。果実は秋に赤く熟す。   分布:北海道~九州

 画像は、大師山の中腹にあるキャンプ場付で見つけた「ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇登らず)」の赤い実。枝には大きな鋭い刺があり、葉のふちにも刺状の毛がある。