peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

オオセンナリ(大千成)

2008年07月15日 | Weblog
一関市山目公民館のオオセンナリ(大千成)
 2008年7月15日




2008年7月15日(火)、一関市青葉町にある山目(やまのめ)公民館
に行きました。コンクリート製の花壇に植えられた「オオセンナリ(
大千成)」が、特徴のあるホオズキのような実を沢山付けていました。
淡青紫色の花も少しだけ咲いていました。





一関市山目公民館のオオセンナリ(大千成)の実
 2007年7月17日



2007年7/17(火)、一関市山目公民館のコンクリート製の花壇に
植えられて1mほどにもなった「オオセンナリ(大千成)」が実を
沢山つけていました。2時間ほどして戻ったら切り倒されてしまっ
ていました。

オオセンナリは、花後にガク(萼)が実を包む。ガクには5つの
ヒレがあるのが特徴。実は緑色のままで赤くならない。
一関市東山町のオオセンナリ(大千成)
 2007年7月13日


2007年7/13(金)、一関市東山町長坂の住宅団地にある民家の
庭で「オオセンナリ(大千成)」が淡紫色の花を咲かせていま
した。



一関市大東町のオオセンナリ(大千成) 2006年9月7日




 画像は、2006年10月21日、一関市大東町大原の花壇で写したもの
オオセンナリ(大千成)ナス科 オオセンナリ(ニカンドラ)属
 Nicandra physaloides
南アメリカ(ペルー)原産の1年生草本で、茎ははっきりした
稜をもち、よく分岐して高さ80~100cmほどになる。葉は先の
尖った卵形で、まばらに毛を生じ、縁には不規則で粗い鋸歯が
あり、柄があって互生する。

6~9月にかけて、直径3~3.5cmほどのアサガオに似た釣鐘形の
花を葉と対生の位置につける。花は先が5裂し、5裂した部分は
淡紫色。ガクに5つのヒレがあるのが特徴。(花後にガクが実を
つつむ。)

ホオズキのような果実は肥大したガクに包まれ、緑色のままで
赤くならない。この実は枝を切り取り、漂白して生け花に使う。

観賞用として庭園などに植栽されているが、野生化しているも
のもあるという。北アメリカ、アフリカ、オーストラリア、ア
ジアなど世界各地で観賞用に栽培され、日本には江戸時代に南
米から渡来したと伝えられている。

和名は、江戸時代に各地へひろがった別属で葉のへりにゆるい
鋸歯つきの熱帯アメリカ産の帰化植物である「センナリホオズキ」
より大形の実が多数なるので、「オオセンナリ」と名づけられた
という。

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