2014年10月10日(金)、一関市大東町渋民公民館(館長・伊藤朋広)主催の室蓬カレッジ「現代文学講座・日本を代表する時代小説を読む」の第5回(藤沢周平の「橋ものがたり」他を読む)が鶴岡市立藤沢周平記念館(山形県鶴岡市馬場町4番6号 鶴岡公園内)への移動研修のバスの中で実施されました。頭書の計画では移動研修が組まれていなかったようなのですが、受講生の要望が多かったので変更されたようです。講師は昨年に引き続き内田正好氏(一関市教育委員、盛岡大学非常勤講師、元・一関一高校長、川崎町在住)。
藤沢周平記念館を見学した後、隣接する大宝館(たいほうかん)[鶴岡市馬場町4-7(鶴岡公園内)]の見学です。この建物は大正天皇の即位を記念して建てられたもので、オランダバロック風の窓とルネッサンス風のドームを併せもつ完成度の高い擬洋風建築だそうです。 この建物の出入口の所にタラヨウ(多羅葉)が植栽されており、黄橙色に色づきはじめた果実を沢山付けていました。
タラヨウ(多羅葉)モチノキ科 モチノキ属 latifolia
暖地の山地に生える常緑高木。葉に枝などで字や絵を書くと、その跡がすぐに黒くなる。これをインドで古くから経文を書くのに利用された具多羅樹(ヤシ科)になぞらえて、「多羅葉」の名がついたといわれている。家庭の庭木として植えられているが、公園樹、庭園樹としてよく植えられており、特に寺院に多い。高さは20mほどになるものもあるという。樹皮は灰黒色で滑らか。葉は短枝があって互生し、長さ10~18cmの長楕円形で、厚くて表面には光沢がある。4~5月、葉のつけ根に直径約8mmの淡黄緑色の花を密につけ る。雌雄別株。果実は直径6~8mmの球形で、多数集まってつ き、10月ごろ赤く熟す。分布:本州(静岡県以西)、四国、九州、中国
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/144a878c700c0657085334b23eb1cea5 [peaの植物図鑑:福島県国見郵便局のタラヨウ(多羅葉)の実 2008年10月25日ほか]
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