2019年11月29日(金)、この日始まった岩手蘭友会(事務局:奥州市水沢高屋敷34-4)主催の「第15回秋の洋ラン展」[水沢メイプル4F(奥州市水沢横町)]を観に行ってきました。「ペストカトレア」という名札を付けた洋ランが展示されていました。
ラン科 ペストカトレア属 Pescatrea(Pes.):約14種を含み、コスタ・リカからコロンビアまで分布する。中型で着生し、球茎がなく、数枚の葉を扇形につけて叢生する。葉は倒披針形でやや革質。花茎は側生し、短く、直立または下垂し、1花をつける。花は比較的大きく、浅い椀形。萼片はほぼ同形、倒卵形。背萼片は基部で合生し、蕊柱脚につく。花弁は萼片に似る。唇弁は3裂し、肉厚、基部にはほぼ円形で溝のある多肉な隆起がある。側裂片は丸くて立ち、中裂片は卵形、乳頭状突起や毛でおおわれる。花粉塊は4個、ろう質、線形な柄につき、粘着体は心形。属名はパリのラン収集家V.Pescatoreへの献名。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]
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