2006年8月10日
2006年8/10(木)、平泉町から一関市舞川方面に通っている国道脇
(相川地内)に野生化した「オオハンゴンソウ(大反魂草)」の群
落が花を咲かせていました。「キク科オオハンゴンソウ(大反魂草)
属」の仲間は、属の学名のRudbeckiaそのままに「ルドベキア」と呼
ばれています。明治時代以降に日本に入り、庭で栽培されてきました
が、現在では各地に野生化しています。
「オオハンゴンソウ(大反魂草)」のほかに「アラゲハンゴンソウ
(粗毛反魂草)」や「ハナガサギク(花笠菊)」「グロリオサ・デー
ジー」などがあり、良く知られています。
オオハンゴンソウ(大反魂草)キク科 オオハンゴンソウ属
Rudbeckia laciniata
北アメリカ原産のオオハンゴンソウ属の仲間は、北米に約15種が
知られているが、属の学名のままに「ルドベキア(Rudbeckia)」
と呼ばれている。
日本には明治時代以降に入り、庭で栽培されてきたが、丈夫で育
て易い草花で、現在では切花用に栽培もされるが、各地の川沿い
などにに野生化しているものも多い。
オオハンゴンソウ(大反魂草)/ルドベキア・ラシニアタは、カ
ナダからアメリカ合衆国東部が原産地の多年草。高さ60~200cm
ほどにもなる。上部で枝分かれして、先端に鮮やかな黄色の花が
咲く。 花心は初め黄緑色。
花の最盛期は7~8月だが、10月頃まで割いている。頭花は直径
10cmほどで、10個ほどの舌状花が1列に並んだ一重咲き。
種子からも1年草扱いで十分育てられ、一度植えるとこぼれ種子
で自然に殖えてゆくほど丈夫で育て易い。 こぼれた種子から育つ
株には一重のほか、八重咲きの花も出る。
本種の万重(八重)咲きの園芸品種があり、「ハナガサギク
(花笠菊)」と呼ばれている。
今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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