2013年5月30日のこと、「この植物の名前 教えて!」とパソコンの前に座している私の所に妻がやってきました。私も知っている妻の知人から電話が来て、そして、すぐに、下記の写真を添付したメールが送られてきたのだといいます。
”草丈は、50センチくらい。韮坊主のように伸びてきて、葉っぱが後から出てきた。花は、花びらっぽいものはなく、ガクのような感じ。一つの花 開いた状態で 大きいものでも 1cmほど、ガクの内側… チョコレート色から オレンジ色に変わる。花も葉っぱも、アジサイのように見えるが、茎の様子が違う。根元の方の小さいのも、このまま伸びた。”
私が「peaの植物図鑑」というブログを出していることを知っている方からでしたが、指差している部分の花がピンボケで良くわからないこともあり「わからない」と答えた。妻は私が持っている植物図鑑を10冊ほども調べたが、やはり見つけられず「わかりませんでした」と返信したようです。
その後、「写真がもう1枚送信されてきた。」といって、妻が下記の写真をコピーして持ってきました。
この写真では花の形がはっきりしているので手持ちの植物図鑑を調べていたら、午後7時頃ようやくわかりました。タチガシワ(立柏、太刀柏)のようでした。
(上)山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より
(上)山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」より
2013年6月8日(土)、一関市赤荻字外山にある「三十三観音」を見学した際、近くにあるというこの植物の持ち主の家を訪ねて、玄関の所にある鉢植えの写真を無断で撮ってきました。
タチガシワ(立柏、太刀柏) ガガイモ科 カモメヅル属 Cynanchum magnificum
山地の木陰などに生える多年草。茎は枝分かれせず、葉も花も茎の上部に集まってつく。茎には細かい毛があり、高さは30~60㎝になる。葉は茎の上部に集まって対生し、長さ10~17㎝、幅7~13㎝の幅の広い卵円形で、皺が目立ち、先は急に尖る。花期は4~6月。茎の先に緑褐色の小さな花が多数かたまってつく。果実は長さ6~7㎝の披針形で、普通2個ずつつく。熟すと2つに割れ、長い毛のある種子が風に乗って飛び散る。分布:本州、四国。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
この家の庭に植栽されているヒメウツギ(姫空木)が、白い花を沢山咲かせていました。
ヒメウツギ(姫空木) アジサイ科 ウツギ(ドイツィア)属 Deutzia gracilis
ウツギより小形なのでこの名がある。川岸などの日当たりの良い所に生える落葉低木。庭木や鉢植えなどに利用されている。高さは1mほどになる。葉は対生し、長さ4~8㎝の長楕円状披針形で、先は尖る。ウツギに比べると、葉は薄く、星状毛が少ない。花期はウツギよりやや早く5~6月。花は白色、直径1.5㎝ほどで、星状毛は少ない。分布:本州(関東地方以西)~九州。 [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40322435&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のヒメウツギ(姫空木) 2012年5月26日(土)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37622190&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパーク」のヒメウツギ(姫空木) 2011年6月5日(日)]
http://garden-vision.net/tree/h_line/himeutugi.html [ヒメウツギ:新・花と緑の詳しい図鑑]
http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-himeutugi.htm [樹木図鑑:ヒメウツギ]
http://kadankondou.com/flowers/page/153.html [ヒメウツギの育て方]
http://www.omasa.org/dictionary/tree/tree_ha_01.html [ヒメウツギ:樹木:花図鑑:ガーデニングの花咲かおまさ]
http://www.teych.com/5ghana-19.html [花 ヒメウツギ/5月19日の花と花言葉 ヒメウツギ・魅る魅るガーデニング]
http://www.hana300.com/himeut.html [姫空木(ヒメウツギ)]
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