一関市東山町松川字台 2009年9月3日(木)
2009年9月3日(木)、一関市東山町松川字台148-1にある一関市営松川住宅に居住する知人を訪ねたとき、近くの民家の前に植えられたタラノキ(楤木)が、花と実をつけていました。
タラノキ(楤木) ウコギ科 タラノキ属 Aralia elata
日当たりのよい山野に普通に生える落葉低木。若芽はいわゆるタラの芽で人気のある山菜の一つ。卵とじや天ぷらにするとおいしい。また樹皮は薬用(糖尿病の予防など)になる。高さは3~5mになり、枝や葉には鋭い刺が多い。葉は枝先に集まって互生し、長さ約1mの大形の奇数2回羽状複葉で、葉柄の基部は茎を抱く。小葉は2~4対あり、卵形または楕円形で長さ5~12㎝。先は尖り、縁に鋸歯がある。裏面は白っぽく、両面とも毛がある。
8~9月、茎の先に大形の複総状花序を出し、直径約3mmの黄白色の小さな花を多数開く。花序や花柄には褐色の縮れた毛が多い。花弁、雄しべ、花柱は5個。果実は直径約3㎜の球形で9~11月に黒く熟す。
変種のメダラvar.subinermis(canescens)は全体に大形で、刺が少なくて短い。葉の裏が白く、淡褐色の縮れた毛が多い。中間型もある。いずれも若芽は食べられる。分布:日本全土、アジア東北部。
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