画像は、
大師山(標高243.5m)の裾野にある大師山荘近くの駐
車場裏の「蓮華の道」で見つけた「センブリ(千振)」の花。
リンドウと同じように日が当っているときだけ花が開くというが、
このセンブリは木下の薄暗い所で花を開いていた。
奥州市水沢区「大師山森林公園」のセンブリ(千振)
2008年10月13日
2008年10月13日(月)、奥州市水沢区黒石(くろいし)地区にある
黒石寺(こくせきじ)の近くに「大師山森林公園」があります。1年
ぶりぐらいで行ってみたら、入口に新しい看板が建てられていました。
(古い看板は木製で倒壊していて、しばらく放置されていました。)
いつものように、駐車場に車を置いて、トイレに入ってから散策して
きましたが、トイレの近くのイチョウ(銀杏)の木が生えている土手で、
センブリ(千振)が花を咲かせていました。
センブリ(千振)リンドウ科 センブリ属
Swertia japonica
山野の日当たりのよい草地に生える2年草。茎は暗紫色を帯び、
高さ15~30cmほどになる。葉は茎に対生し、長さ1~4cmの細長
い線形。
花期は9~11月。茎の先や葉のつけ根に白地に淡紫色の筋が4~
5本入った花をつける。花は直径2~3cm。花びらは5弁花のよう
に見えるが、基部は1つにつながった合弁花。黒っぽい花粉を
つけた雄しべが5本ある。中央に柱頭[雌しべ]がある。花びらの
内側の奥にも白い毛が生えている。そこで、蜂などを誘う蜜を
出しているとのこと。花の背後に、ガクがある。ガクは5裂し、
裂片は細く尖る。
古くから胃腸薬としてよく知られ、乾燥したものをお湯の中で振
り出して飲む。苦味の強いことでも有名で、千回振り出してもま
だ苦いということからこの名があるという。
分布:北海道(南部)~九州
センブリの仲間:
花びらが淡紫色で濃い紫色の筋が入ったムラサ
キセンブリ(紫千振)S.pseudochinensis、花は白っぽく、湿地に
生え、センブリに比べると、苦味がなく、薬効が劣るということで
名づけられたイヌセンブリ(犬千振)S.diluta var.tosaensis、
高山に生え、花びらに青紫点が入るタカネセンブリ(高嶺千振)
がある。
大師山(標高243.5m)の裾野にある大師山荘近くの駐
車場裏の「蓮華の道」で見つけた「センブリ(千振)」の花。
リンドウと同じように日が当っているときだけ花が開くというが、
このセンブリは木下の薄暗い所で花を開いていた。
奥州市水沢区「大師山森林公園」のセンブリ(千振)
2008年10月13日
2008年10月13日(月)、奥州市水沢区黒石(くろいし)地区にある
黒石寺(こくせきじ)の近くに「大師山森林公園」があります。1年
ぶりぐらいで行ってみたら、入口に新しい看板が建てられていました。
(古い看板は木製で倒壊していて、しばらく放置されていました。)
いつものように、駐車場に車を置いて、トイレに入ってから散策して
きましたが、トイレの近くのイチョウ(銀杏)の木が生えている土手で、
センブリ(千振)が花を咲かせていました。
センブリ(千振)リンドウ科 センブリ属
Swertia japonica
山野の日当たりのよい草地に生える2年草。茎は暗紫色を帯び、
高さ15~30cmほどになる。葉は茎に対生し、長さ1~4cmの細長
い線形。
花期は9~11月。茎の先や葉のつけ根に白地に淡紫色の筋が4~
5本入った花をつける。花は直径2~3cm。花びらは5弁花のよう
に見えるが、基部は1つにつながった合弁花。黒っぽい花粉を
つけた雄しべが5本ある。中央に柱頭[雌しべ]がある。花びらの
内側の奥にも白い毛が生えている。そこで、蜂などを誘う蜜を
出しているとのこと。花の背後に、ガクがある。ガクは5裂し、
裂片は細く尖る。
古くから胃腸薬としてよく知られ、乾燥したものをお湯の中で振
り出して飲む。苦味の強いことでも有名で、千回振り出してもま
だ苦いということからこの名があるという。
分布:北海道(南部)~九州
センブリの仲間:
花びらが淡紫色で濃い紫色の筋が入ったムラサ
キセンブリ(紫千振)S.pseudochinensis、花は白っぽく、湿地に
生え、センブリに比べると、苦味がなく、薬効が劣るということで
名づけられたイヌセンブリ(犬千振)S.diluta var.tosaensis、
高山に生え、花びらに青紫点が入るタカネセンブリ(高嶺千振)
がある。
日陰で乾燥してから、熱いお湯で煎じて胃腸薬にするそうですが、私は未だ飲んだことがありません。
千回振り出しても苦いなんて信じられませんが、本当なら大したものだと思います。
故人になられた人は、現在生きている人が思い出してくれることによって永遠に生き続けるものだと思います。時々思い出してください。